私の生きる姿勢
私の所にご相談に来られる方の語られることはみな真実です。そして、木村秋則さんが言われているように、目に見えないことの中に奥深い真実が隠されているといつも感じます。
例えば、次のような例。
・受け皿となる妻がいて夫は親の敷いたレールを破壊し続けることができ、一方、夫というハンマーが感情を封印していた妻の固い岩盤をぶち破って人間に戻し…離婚寸前の修羅場のように見えて、互いが親の連鎖を断ちきるために手を組んでいた例。
・親族一同から総スカンを食らっていた祖父や父が、実は世代間連鎖を断ちきるための布石を打つ役割を果たしていた例。
・(現世的には)捨てられたことによって、(魂的には)実は世代間連鎖の渦から逃れることが出来ていた例。
・暴力をふるう父親から「出て行け!」と言われたことをきっかけに、家を出ることが出来、母親からの磁力を断ちきることが出来た例。
・十数年も寝たきりで植物状態の父親が、身をもってブラックホールである母親の蓋となって子供たちを救っていた例。
・脳死状態になってはじめてその方の養女と二人きりになることができ、その養女の方が心おきなく自分を見送ることができるまでの時間を作り、その後に逝った例。(上記2例から、脳死=人の死と見なすことに疑問があります)
・先に逝った子が、天上から見守っていることを事故等を通じて母親に知らせることによって、親から愛を得られずに天涯孤独と思っている母親に見守る存在があることを教えた例。
・上記のように人だけではなく、犬、猫、金魚などのペットが、いろいろなことを教え、重要な役割を果たしていた例
等々、他にもたくさんの事例があり、私は魂同士の世代を超えた連携や、横の連携、さらにはあの世とこの世の連携を見てきました。と言っても、これらは世代間連鎖の観点から見えてきたことであり、私がその方々のお話を伺い、私という鏡に映ったことをそのままポンとフィードバックした結果出てきたことなのです。IP(制限付き思考)にとらわれない偏見のない目で見ると、見えてくることはたくさんあります。
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次の事例も、虚心に人の話を聴く中から成しえたことです。
●システム4の“発明”
私が会社員時代に、組織改革を成功できた一つの大きな理由は、責任を持って機能し得るプロジェクト推進組織を創り上げたことにありました。推進体制をチェンジしたことによって、スタートアップから3ヶ月間鳴かず飛ばずだったプロジェクトがグイグイ動き始めたのです。
この3ヶ月間、私はプロジェクトメンバーの気持ちを聴き続けました。そしてその結果、この体制がよいという推進組織を創り上げました。それはメンバーの声を反映した結果必然的にたどり着いた体制でした。そのためメンバーの役割が明確になり動きやすくなって、ぐいぐいプロジェクトが進み始めたのです。私は、彼らが責任を持って動きやすい仕組みを作っただけなのです。
ところが、会社を辞めた後で驚きました。その仕組みがリッカートが最も組織の生産性が高いと提唱した「システム4」の組織そのものだったからです。
ミシガン大学社会調査研究所所長であったリッカートは、組織効率を調査研究する中で、組織のあり方を次の4つに分類しました。
1,システム1(鵜飼い型専制君主体制)
2,システム2(飴と鞭型親分体制)
3,システム3(動機付け参画型体制)
4,システム4(連結ピン型循環体制)
(()内の名称は私がつけたものです。なんとなくイメージできるでしょ)
実社会においては、システム1が最も多く、次いでシステム2のこの二つでほとんどの企業が網羅され、システム3はわずか、システム4に至ってはほとんど見られないという結果でした。
このような経営組織論を知らなかった私は、会社を辞めた後、本(「あきらめの壁をぶち破った人々」)を書いているときに、「あれ?私がやったのってシステム4じゃん!」と驚いたのです。つまり、期せずして実地に“発明”していたのでした。
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この事例を挙げた理由は3つあります。
一つは、私は行動重視のプラグマティック(pragma=行動)な人間であるということを示すためです。私の場合は、実践や行動が先にあって思考はそれを跡づけるものに過ぎません。また、行動の基になっているものは感情です。
二つめは、私は常に人に導かれていると言うことです。自分が編み出したものはなく、すべて私がただ鏡となって返したものです。共通しているのは、どの場合でも相手の表面上の声ではなく心の声を映していると言うことです。
三つめは、経営組織の話は典型的ですが、私は人の話を聴くことでいろいろなものを得て、得たものをフィードバックすることで、この実社会に成果を還元しているということです。
つまり、人の話を聴くことで私自身が豊かになり、さらに私という鏡に映ったものをそのままフィードバックすることで個人や組織の成長に実際に貢献できました。この実体験がありますので、私はどんな話(事実)もあるがままを受け入れます。
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さて、なぜこのような話をしたかというと、これから木村秋則さんも体験されたあちらの世界のお話をするからです。といっても、私は自動書記によるリーディングを受けただけです。
この話をどう思われるのかは個々のご判断にお任せします。ただ、私がこのブログに掲載するということは、このお話が個人の人生を深く豊かにし、刹那的な社会のあり方を変え、より自然と共生できる活き活きとした社会に向かうための一助となると思うからです。
それから、なぜこんな親元に生まれてしまったのか、生きる意味が見出せない、天涯孤独、生きるのに飽きた、疲れた…そう思っていらっしゃる方にとっても何らかの示唆となると思うからです。
たとえば荒唐無稽なSF映画やファンタジーを見ても、そこに感動があり、生きる勇気が湧いたり、自分を再発見したり、人生が楽しくなったりすることがありますよね。そういうスタンスでお読みいただいてもよいと思います。
それでは、お楽しみください。
★Let,s Try 虎井まさ衛リーディング
(1)守護霊とは
(2)組織の作り方
(3)守護霊団
(4)類魂
(5)主護霊、支配霊
(6)指導霊
(7)指導霊団
(8)補助霊
(9)カルマ、不幸になる人
(10)私の仕事
(11)輪廻転生