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中尾英司

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奥様、業者にご用心!(1)

2005/07/28(Thu) Category : 世相・社会
マンションがケーブルテレビを導入するという。
チャンネル調整工事で業者が入るというので、テレビ周りを片付けて待っていた。

男性2名が来た。
工事というと大袈裟なことを想定してしまうが、殆ど映りを確認するくらいのものだ。アッという間に終わった。

考えてみれば、マンションの屋上で電波で受けていたものをケーブルに変えただけだ。おおもとで調整していなければ全居住者に影響が出る。何もすることがないのが本来なのだろう。

さて、問題はここからだった。
 
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奥様、業者にご用心!(2)

2005/07/29(Fri) Category : 世相・社会
翌日午前中。
先方の会社の捺印がされた契約書が送付されてきた。早い!
郵便屋さんが、あて先を確認してくれという。
同じものが大量にあるからとのこと。
やっぱり! 

昨日、軒並み契約を取り付けていったのだろう。
奥さん達は、言われるままに捺印していったのだと思う。
内心おかしいと思った人もいたかもしれないが、男性2名が上がりこんでいる。ことを荒立てたくないと言う思いも出るだろう。

また、6000円くらいなら出してもいいか、と事を荒立てるストレスと金額を天秤にかけたかもしれない。
 
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奥様、業者にご用心!(3)-振り込め詐欺助長の風潮

2005/07/30(Sat) Category : 世相・社会
前回(2)書いた手口の分析は、ここに書くか書くまいか迷った。
よく読んで応用すれば、人を騙すことができる。

しかし、同じように騙される人が増えるのは阻止したい。
また、ここを訪れる人の善意のネットワークに期待したい。
そういう思いから書くことにした。

また、これは個別の業者の問題ではない。
社会に風潮が蔓延している。
一つの業者を叩いても、この風潮が蔓延している限り、違う形で業者が現れ続ける。だから、私たち一人ひとりがこの風潮に「NO!」と言っていかなければならない。


その風潮とは…
 
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奥様、業者にご用心!(顛末)

2005/07/31(Sun) Category : 世相・社会
放っておいては風潮を助長するだけ。
私は、行動を開始した。
(以下、会話は丁寧に進めましたよ。念のため ^^;)




先ず、マンションのオーナー会社に電話。
工事費を請求されたが、一体どういう話になっているんだと問う。
このマンションの管理担当者が2日休みを取っているというので、返事は後日。

次に、○SENに電話。
○○さんが、こういうやり方で一挙にシェア拡大しようとしていますよ、と説明。
出た担当者が、以前ここの管理組合と話しをされた人で、管理組合の様子もよくわかった。
 
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曲がり角

2005/09/07(Wed) Category : 世相・社会
飲み会。メンバーは、人材紹介の取締役、IT業界に顔の広いベテラン女性、プロデューサー。

取締役は団塊世代であり、脱藩がご法度の時代に脱藩された方。人を見る独特の感性を持っておられて、その感性でコーディネートする。その方を通じて、いろいろな人とつながりができた。

ベテラン女性は、「あきらめの壁をぶち破った人々」の中に出てくるある人物のモデルを示すと、なんとご存知だった。聞くと、彼女もあのユニークなDEC出身。DECは商売は下手だったが、人材を輩出している。

プロデューサーは、現在愛知万博にかかりきり。もうすぐマツケンサンバのビッグイベントがあるので、その準備。今日は名古屋からの帰り。打ち合わせ後の飲み会を中座して、こちらに合流してくれた。


と書くと、そうそうたる顔ぶれに思えるが(確かにその道のプロばかりだが)、裃を脱いだお付き合いである。
 
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かんぽ(簡易保険)のおばちゃんと郵政民営化

2005/09/09(Fri) Category : 世相・社会
かんぽのおばちゃんが、学資保険の集金にやってきた。

毎月定期的に来てくれるので、老人世帯にとってはありがたい仕組だと思う。
しかし、お金を取りにくるわけだから嫌がらせも受けるらしい。
時間を指定しておきながら、わざと不在にする。それを5回繰り返されたこともあるという。

2ヶ月滞納している人もいるらしい。
そういう人の場合、自動的に「団体(割引)扱い」からはずれるため、おばちゃんは行かなくてよくなる(おばちゃんが回るのは、団体扱いに対するサービスのようだ)。本局から督促状が行き、3回督促して支払いがなされなければ自動解約となる。

まぁ、極めて無味乾燥、機械的な処理の仕方だ。面倒は切り捨てる―これが、「効率的」なやり方なのだろう。
かんぽが良心的なのは、おばちゃんの努力があること。嫌がらせを受けながらも集金して回る。にもかかわらず支払わないのであれば、致し方ないかもしれないと思う部分もある。
 
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民営化の先輩JRが教えるもの

2005/09/10(Sat) Category : 世相・社会
民営化されるということの本質は、目標が利潤の追求に変わるということだ。得てしてそれは、侵してはならないタブー(安全第一)を侵すこともある。

国鉄が民営化されたときに、JR西日本は尼崎駅の手前にやってはならないS字カーブを作った。スピードアップのため乗り入れをスムーズにしたいがためにそれをやったのだ。
その結果、R300という魔の急カーブが生まれ、運転士には重量移動が起こる難しいS字カーブを、「絶対駅(尼崎駅)」に遅れないように抜けるというカミカゼ運転を強いることになった。

「安全第一」を掲げる工場では、例えば常に腰を曲げなければならない作業台があるとすれば、曲げなくてすむように作業台の高さを変えるというカイゼンをする。日々のストレスが事故を生むことを知っているからだ。

本来ならば、尼崎駅のS字カーブはカイゼンされてしかるべきものだ。が、逆に日々ストレスを強いる軌道にカイアクしたのである。それは、アンゼンよりもコウリツを優先するというポリシーがカタチとして現れたものであった。

目標に応じて組織体制は変わる。
利潤追求が第一の目標になったために、JRは安全軌道をわざわざ危険な高速軌道に変えてしまった。
そして、その魔のカーブで大事故は起こり、多くの方の人生を奪い、そのご家族や友人、知人の人生をも変えた。

 
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安全と安心の価値

2005/09/10(Sat) Category : 世相・社会
(この項の最終)
民営化されるということの結果を、私は事実として見てきた。体験してきた。

民営化する=サービスの向上 ではない。
民営化する=利潤を追求する である。

利潤を得るために、その“手段として”サービスが向上する場合もある。が、
利潤を生まなければ、撤退する。

それが、「慈善事業じゃない」が口癖の、民間の冷徹な経済法則だ。



「民間でできることは民間で」と言えるのは、ある一定以上のサービスについてである。
ライフラインや弱者救済にかかわることについては、国は手放してはいけない。

なぜなら、
コストにかかわらず、やらなければいけないことだからだ。
コストがかかるからといって、撤退してはいけないことだからだ。

この国に生まれた人は、老若男女、貧富の差を問わず、安全にかつ安心して暮らす権利を持つ。全員が等しくその権利を享受するために、私は税金を払っている。

 
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「戦後60年」の年を振り返る

2006/01/05(Thu) Category : 世相・社会
「戦後60年」が言われた年―今年同様「おめでとう」で明けたはずだった。が、ふたを開けてみると、一歩踏み出したなと感じさせる異常気象のほか、JR西日本の事故や耐震偽装問題、そして再び少年犯罪が多発した年であった。

いろんなことが、耐え切れなくなって表面化し始めたな、という感じ…。
会社のマネジメントはいよいよ崩壊しており、家庭までが汚染されつつある。

講演で会社員をはじめとする組織人に接し、家族カウンセリングでいろいろなご家族に接する中でつくづく思うことは、ニホンジンが“急き立てられている”ということ。

かつて、夏目漱石が日本人は上滑りに滑っていると感じたようだが、今や全日本人が意識的、無意識的を問わず、急き立てられる思いで日々を送っているのではないだろうか。

交流分析的に言えば、「努力せよ」「頑張れ」「成功せよ」というドライバーが上から下までビルトインされた時代。そのウラには、「お前のままであるな」というメッセージが張り付いているため、どんなにやっても不全感が残り、自信も持てない。…
 
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「戦後60年」を振り返る―(1)「モノ」から「ココロ」へと民心が変化した戦後30年目

2006/01/05(Thu) Category : 世相・社会
【「戦後60年」を振り返る】

■「モノ」から「ココロ」へと民心が変化した戦後30年目

国は、民(ニーズ)、政(ビジョン)、官(国の仕組)、経(経済の仕組)の4つから成り立っている。
「民」のニーズ(気持ち)を基に、
「政」がポリシーをすえてビジョンを掲げ、そのビジョンを実現すべく
「官」の仕組みを変え、その基本的仕組みに則って
「経」が動くのが順序だ。

 
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