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中尾英司

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自殺―組織が個人を追いつめている

2006/02/24(Fri) Category : 自殺・自傷
『また1人自殺した。1フロア上の課長。幸いなんとか一命はとりとめたそうだけど、意識不明の重体。昨夜から徹夜していて朝、突然だそうだ 』
―ある方の日記。

無念でならない。

『過労や病気で毎年15人くらい死んでる』『メンタルの病欠も3桁』だそうだ。尋常ではない。しかし、恐らくこの組織は、これが常態化している(でなければ、このような数字は出てこない)。

昨日、子どもが「炭坑のカナリア」(IP=インデックスパーソン)となって、親にその地域の“常態”の異常性について警告を発する役割をしていることを書いた。(社会が家族を追いつめている(不登校編)

 
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「生きていてもいい?」

2006/03/04(Sat) Category : 自殺・自傷
実の親子でもあるドラマだ(金曜エンタテインメント)。

親が縛る →嘘をつく 
→怒る  →逃げる 
→さらに怒る →自分の中に逃げ込む 
→探る  →逃げ場がなくなる…

…エスカレーションした挙句、破綻していく家族は多い。


親は子を愛しているという疑いようもない磐石の礎(いしずえ)の上に立ち、「守る義務」と「知る権利」を錦の御旗に全ての行為を正当化して、ブルドーザーのように迫ってくる。

子に牙をむかれて初めてショックを受けるのだが、思い込んでいる頭では、それも“反抗期”という世俗のレッテルでしかとらえることが出来ない。魂の叫びとも言える真実の姿が、相手にそのまま伝わらないというのは、残念ながらよくある話だ(「少年A」もそうだった)。


 
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「生きていてもいい?」(2)―出逢った瞬間に切り離す

2006/03/05(Sun) Category : 自殺・自傷
「生きていてもいい?」というドラマの中で最も印象に残った言葉は、お父さんが真希につくづくと言った次の言葉だ。

『初めておうた時に、どうしようもなく愛してしまったんやなぁ…』


私は、妻の言葉を思い出していた。

「○○(娘の名)をね、初めてこの手に抱っこした時、あまりにも可愛くってね」
「怖いと思ったの」



 
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「人間がシステムに敗北している」~後追い自殺のニュースを見て

2006/10/19(Thu) Category : 自殺・自傷
「人間がシステムに敗北している」
この言葉がふっと沸き起こった。

ここでのシステムとは、社会体制(ルールや制度、社会の仕組み)といってもよい。


JR西の尼崎脱線事故の犠牲者の妻が自殺した。
妻と書いたが、結婚はしておらずJRは遺族と認めていなかった。

その女性は、親にマンションに来るようメールした後飛び降り自殺した。
「私からすべてを奪ったJRが憎くて憎くてたまりません」
「由起を地獄につき落としたJRと戦って下さい」

JR側のコメントは以下。
「精いっぱいの対応をしてきたつもりだったが、(女性の)気持ちに気がつかなかった」


 
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頑張ってはいけない

2006/10/30(Mon) Category : 自殺・自傷
『がんばることに疲れました。それでは、さようなら』

岐阜県瑞浪(みずなみ)市の市立瑞浪中学2年、自宅で首をつって自殺した女子生徒の遺書の最後である。

そして、
『この忙しい時に御迷惑をおかけします』
これが冒頭の方に来る。


中学2年生が、『この忙しい時に御迷惑をおかけします』と書く。しかも、自分が死ぬ、という遺書にだ。


「子は親の鏡」「若者は社会の鏡」と言い続けているが、この遺書もそのまま現代日本社会を表しているように思えてならない。


 
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「優しさ」が殺されている

2006/11/01(Wed) Category : 自殺・自傷
「すごい優しくて頼れる先生でした」と言われる高久裕一郎校長。
いじめられている子をかばってからいじめられるようになったという岐阜・中2の女子生徒。 
「優しい心が一番大切だよ。その心を持てないあの子たちがかわいそうなんだよ」と言っていた小森香澄さん(1998年に自殺)

いずれも今朝のテレビで見て。

感じたこと。

「あぁ、優しさが殺されているんだ……」


 
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親の期待に自分の人生を売ることなかれ

2006/11/08(Wed) Category : 自殺・自傷
今朝のスーパーモーニングで岐阜でいじめ自殺にいたった「ありささん」の特集があり、その中で父親へのインタビューがあった。

印象に残ったのは、次の2つの言葉である。
「自分は人格者を目指していたし、ありさには自分を越える人格者に30代でなってほしいと思っていた」
「私たち夫婦は、娘からサインをもらえなかった。今悩みを持っている子は、親は最後の砦だから、親に話しをしてほしい」


以前、「頑張ってはいけない」で書いた「それにとどまらないもの」の答えが見えた気がした。

ありささんの遺書が訴えていたことが、いじめに対する憎しみではなく、『がんばることに疲れました』であることに対する答えである。


 
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人じゃなくて

2006/11/10(Fri) Category : 自殺・自傷
筆箱から落ちた1枚の紙片…
たどたどしい字で書かれていた一編の詩


「人じゃなくて」

酒井早苗   
                   
 つまらぬ奴と
 人に言われるより
 自分の心に
 言われぬように

 あなたが好きと
 人から言われなくとも
 自分の心に
 言えるように



 
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生きてください

2006/12/11(Mon) Category : 自殺・自傷
一つの生命が生まれ
一つの生命が消える

人生とは、ただその間を生き抜くだけ
そこに、評価はなく勝敗もない

全てはうたかた
大宇宙のほんの一瞬

…その通り


だけど、
懸命に生きるその姿が
周囲の人に勇気を与える

だから、生きてください。


 
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河島英五「生きてりゃいいさ」

2007/04/25(Wed) Category : 自殺・自傷
今日4月25日-福知山線尼崎脱線事故の日。
追悼式で、夫を亡くされた方が河島英五の「生きてりゃいいさ」をピアノで弾き語りされた。

夢を持ち、熱い思いを持っていた今は亡き人々
起きれず、人に会えず、仕事もできず…日常を失った残された人々
歌詞が迫ってきた

私の相談者には、いろいろな意味で形で、「喪失」を体験された方がたくさんいる。
その方々に贈りたいと思った。



 
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