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中尾英司

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世代間連鎖を断つ

2006/02/09(Thu) Category : 世代間連鎖
家族カウンセリングで扱う事例は様々だが、主テーマの一つは「世代間連鎖を断つ」ことである。
断たなければならない連鎖であるから、いいことではない。その家族風土のどこかに無理があることである。
どこかに無理があれば、必ずどこかに無理があるよ、ということを教えるサインが現れる。それは、人や出来事を通して現れる。

 
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パーティ(共にする仲間)

2006/04/24(Mon) Category : 世代間連鎖
赤茶けた砂利が土に半ば埋もれているローカルステーション
その具合が時の流れをかもし出し、いやがうえにも旅心が掻き立てられる

かつて入道雲を見ては、あの雲の下はどんな所だろうと思いを馳せ
ついに放浪の旅に出た根っからのバガボンド

肩の力が抜ける風情がこだわりをなくし
売店で他愛のない話に花が咲く

「そこからじゃ降りられないようですよ」
車内にいた数少ないビジネスマンが声をかけてくれる

なるほど、前の車両で降りるときに切符を手渡していく
ここは無人駅

出迎えてくれたのは、満開の桜と梅!
まだ一片(ひとひら)も散っていない

さらに4駆は走る
着いた所は、まだ桜も咲いていなかった



 
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連鎖を絶つ時

2006/08/19(Sat) Category : 世代間連鎖
自分でも、何故そうなのか分からない感情が湧いてくる。
いわくいいがたい恐れや不安を独りで抱え込んでいるのはつらい。
人に話して理解してくれないと、それこそ孤独地獄で苦しむことになる。
自分でもよく説明がつかず、人も理解してくれない…これは、つらい。

昨日のカウンセリングも6時間を超えた。
長時間じっくりお話を伺うことのメリットは、深いレベルまで話しがいくことだ。

スパイラルを描くように、陽光届かない深海にたどり着く。
そして、気持ちのありかが分かってくる。

海底からマグマの蒸気がポコポコとわき上がってくるように、
感情の出所とありようが分かってくる

スッキリする。
ラクになる。
そして、自分以外の人が理解してくれるのが何より心強い。


 
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自分を救うことが子どもを救う

2006/10/05(Thu) Category : 世代間連鎖
本日は10:30帰宅。
家族カウンセリングをしていて思うこと。つらつら思いつくままに、心理学用語でも宗教用語でもなく、自分の実感する言葉で記しておこう。


表面的には、事態が入り組み、しがらみがますます混み合い、状況は悪化しているように見える場合でも、実は魂が相互に支え合っている結果であり、事態はよい方向に向いていること。

他人のことは傍目八目で冷静に見ることができても、自分たちのことは他人に言うようにできないもの-誰しもそのように言うが、それは当然。表面上は自分と子どもとの関係だけに見えるが、心理的には、自分の親と自分-自分と自分の子ども、というように無意識の連鎖の中にいる存在だから。

 
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歯車は動き始めた

2006/10/22(Sun) Category : 世代間連鎖
0:00過ぎ帰宅。

それぞれが背負う強固な連鎖
アリジゴクに引き込もうとたえず重力が襲いかかる

魔物は優しい顔をしてやってくる
時に極めて控えめに、しかし確実に相手の抵抗を奪う毒を注入して

強大な重力空間
ただ立っているだけでもエネルギーが奪われる結界の中で、もはや正常な判断は失われている

何が正しいのか、何が正しくないのか
この人生はだれの人生なのか
幸せとは何か

私は誰か?

混沌の中で、毒を注入された心は闇に沈む


 
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鬼子母神

2006/10/23(Mon) Category : 世代間連鎖
ある方からご相談いただいたことがある。
実家の妹を救いたい。

伺うと、お母さんは無自覚な支配者だった。
父親は既に取り込まれていた。
妹は異常を来していた。

しかし、そこは救うことができないことがわかった。
すでに、ホメオスタシス(平衡)が出来上がっているからだ。

「その中の誰かが助けてくれ!と手を挙げたら助けに行くことはできます。そうでなければ、行くことはできません。お姉さん、あなただけが救われてください」

このお姉さんが、連鎖を断つ役割だった。

 
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自分の敵

2006/12/23(Sat) Category : 世代間連鎖
犠牲者を出したということは、もう壊れているということだ。
犠牲者を出したということは、贖罪の日々を送るしかないということだ。

贖罪の日々の本質は、自分の弱さと闘い続けることである。
絶つべき連鎖を断固として絶つことをすることである。

性格は変えられない
人格はどうしようもない
などと…

そのようなたわごとは、ご遺族には届かない。



 
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世代間連鎖を断つための夫婦の壮絶な助け合い

2006/12/23(Sat) Category : 世代間連鎖
離婚するつもりの夫婦がいた。

夫は少しのことでキレて怒鳴った。怒鳴り始めると際限がなかった。
仕事でもトラブルを起こし、転々流転の人生だった。

耐えていた妻も、子供に問題が起こって我慢がキレた。
怒ったことがなかった妻に怒りが宿った。

もはや平行線。
交点はどこにもなかった…。



 
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歩きだそう!

2007/01/23(Tue) Category : 世代間連鎖
子供たち一人一人から話しを聴いた
率直に思いを話してくれた

いがみ合っていた子供たち
だが、意志は一つだった

子供たちの意志を知った今
子供たちのためにという逃げ道はなくなった



支配干渉、ネグレクト、虐待…
それぞれの立場で異なる傷を持つ子供たち

ディスカウントの監獄の中で
世代間境界もないカオスの中で
世代間連鎖の憤怒を身に浴び
その苦しさのはけ口と仕合っていた

が、あなたは今日子供たちの違う姿の目撃者となった
一枚岩になった姿をまぎれもなく見たはずだ
 
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完璧な洗脳―起承転結・絶

2007/01/26(Fri) Category : 世代間連鎖
私は、「完璧な洗脳」というものを見たことがある。
そして、このことは、どこの家庭でも大なり小なり見られるものだ…。


■起-----------------------------
親は子供のことを無意識のうちに自分のシナリオのための手足としていた。
そのシナリオ(人生脚本)は親自身が無意識のうちに10歳前後に創っているものだ。以降その脚本に従って生きている。

赤ちゃんは、その「母親の世界」に生まれてくる。
母親にもちろん愛情はあるが、それ以前に、自分自身が無意識に歩んでいるシナリオがある。母親自身がそのシナリオの下僕であるとき、そのシナリオの登場人物となる子供も、当然下僕となる。


 
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