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中尾英司

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「土浦連続殺傷事件」―5,感情なきロボットから学んだ世界観

2013/08/01(Thu) Category : 少年犯罪・家族事件簿
【土浦連続殺傷事件】

★1)無責任な父親---------------------------------------------------

父親が、息子がなぜこのようになったか問われるところがあります。

弁護人「どうして狂ってしまったのか。原因はありますか?」
父「原因はたった一つではないと思います。私の考えでは、子供のころの哲学、考え方、思想の影響を受けているのではないかと思います」

まるで、どこかの模範解答でしょうか。
こんなに空しい言葉を聞いたことがありません。

 
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「土浦連続殺傷事件」―6,社会に出られない恐怖のトラウマ

2013/08/02(Fri) Category : 少年犯罪・家族事件簿
【土浦連続殺傷事件】

★1)真大の語った父親の姿------------------------------------------

さて、証人喚問から見えた父親の姿は、家族に無関心で家族のことを何も知らない姿でした。が、それですべてではありません。金川真大は、裁判で次のようなエピソードを語っています。

負傷歴について質問された時、真大は「記憶にはない」としながらも、1歳ごろに左肘の上を骨折したことがあると明かしました。

それがどういう理由だったのか。父親の証人喚問で弁護人に「この子がかわいそうだなと思ったことはないですか?」と問われて、「幼少のころ、2、3歳のころ、けがをしました…」と父親は答えています。続けて弁護人が「けがをしてかわいそうだと思ったということですか?」と問うと、《父親は再び首をかしげるだけで、言葉が出てこない》―フリーズしています。

 
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「土浦連続殺傷事件」―7,放置された狂気の中で紡がれた世界観

2013/08/03(Sat) Category : 少年犯罪・家族事件簿
【土浦連続殺傷事件】

★1)シャイニング(狂気)の世界-----------------------------------

高校3年生の時、トイレのカレンダーを破いてその場に放置していただけのことで、父親は真大の部屋に恐らくドカドカと殺気だった勢いでやってきて、そのドアに穴を開けるほど激怒しました。

あきらかに、異常なのは真大ではなく、この父親です。
精神鑑定を受けなければならないのは、真大ではなく、この父親でしょう。

けれど、家の中をきちんと保つことで不安を見ないようにしている人間にとっては、少しの乱れでも許されざることなのです。なりふり構っていられない、この父親の抱える不安の巨大さを思います。(←逃げ続けるから巨大になるんですが)


 
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「土浦連続殺傷事件」―8,「家庭内囚人」となった子ども達

2013/08/05(Mon) Category : 少年犯罪・家族事件簿
【土浦連続殺傷事件】

★1)なぜ天敵である子どもを4人も作ったのか-------------------------

長男(真大)は父親から目の敵にされ、長女は母親と冷戦状態。男女の子どもの筆頭が、それぞれ両親から押さえ込まれています。ここで、母親と子ども達の関係を見る前に、子どもが天敵なのであれば、なぜ4人も作ったのでしょうか。(以下は体験から推定するものです)

存在不安の強い夫婦の場合、感情は受け付けませんが、一方で不安から逃げ続けるために「意識を向ける対象」を必要とします。パートナーは自分より先に死ぬかもしれません。その時に、「意識を向ける対象」がいなければ困るのです。

 
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「土浦連続殺傷事件」―9,認めてもらうためには存在してはならない

2013/08/06(Tue) Category : 少年犯罪・家族事件簿
【土浦連続殺傷事件】

★1)『そこにあるのにどこにもない』-------------------------------

ここにおかしなことが生じます。
・母親に認めてもらうためには、コミュニケーションしてはいけない。→つまり、人とつながるなと言うことです。
・母親に認めてもらうためには、気持ちを言ってはならない。

人とつながってはならず、気持ちも言ってはならない。
気持ちとは自分の存在の本体ですから、つまりこういうことになります
 ↓
「母親に自分という存在を認めてもらうためには、存在してはならない」


 
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「土浦連続殺傷事件」―10,夢が告げたメッセージ

2013/08/07(Wed) Category : 少年犯罪・家族事件簿
【土浦連続殺傷事件】

★1)見知らぬ中学生2人と殺人した夢の意味-------------------------

親への憎しみがいかに深かったかがわかるのは、真大の夢の話です。

弁護人「小学校3~4年生のころから、あなたを誰かが追いかけたり銃で撃ってくるという夢をみたことがありますか?」
金川被告「結構見ていました」
弁護人「事件後も夢は見ている?」
金川被告「はい、見ています」
弁護人「事件と同じようなことをやっている夢は見ていますか?」
金川被告「何度も見ています」
弁護人「夢の中身について、鑑定医に説明したことはありますか?」
金川被告「あります」
弁護人「どんな夢ですか?」
金川被告「警察官を撃ち殺す夢とか」

 
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「土浦連続殺傷事件」―11,気持ちが現れた一瞬と人生脚本の逆襲

2013/08/08(Thu) Category : 少年犯罪・家族事件簿
【土浦連続殺傷事件】

★1)気持ちが現れた一瞬------------------------------------------

「感情の墓場」である親の世界から抜け出すことができていれば救われたであろう真大。

けれど、子どもは母親が大好きで、母親に認められたいと思っています。また、母親(安全基地)が心配な間は自分の人生に踏み出すことはできません。その母親から来るメッセージは、「気持ちを言うな、人とつながるな」という禁止令―それが脳内親(IP:インナーペアレンツ)となって子どもをコントロールします。

 
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「土浦連続殺傷事件」―12,決まり切った世界

2013/08/09(Fri) Category : 少年犯罪・家族事件簿
【土浦連続殺傷事件】

★1)図(父)と地(母)------------------------------------------

6年間の引きこもり生活は、「気持ちを言わず、人とつながらず、子宮の壁として生きる」脚本を体現した生活でした。そこにはどのような世界観があったでしょう。その世界に棲んでいるのは両親ですから、両親の様子から見てみましょう。

母親は既に“形”はあれど“心”はない―その夫を選んでいましたね。自分のインナーチャイルドと不安を押さえ込むためであり、その夫を利用して子どもを抑えたわけです。

この夫がやっていることは簡単に言えば、二つしかありません。
1つは、仕事三昧・家庭不在(役割ロボットとしての脚本人生)
1つは、いきなりキレる(不安からの逃走人生)

 
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「土浦連続殺傷事件」―13,吹き鳴らされた第3のラッパ

2013/08/12(Mon) Category : 少年犯罪・家族事件簿
【土浦連続殺傷事件】

★1)自分のことを自分で決めることへのこだわり---------------------

真大は、“この世界”から逃れたかった。
第1の脱出は、破壊的な父親から身を守るために部屋にこもること。
第2の脱出は、ファンタジーの世界にのめり込むこと。

第1は身体的な脱出ですが、母親の縛りがあるので外には向かいません。
第2は心理的な脱出です。現実があまりにも苦しいために、統合失調症になって幻覚の世界に逃げたり、アルコールや薬物依存になってトリップの世界に逃げたりするのと同じく、ゲームの世界に逃げ込んだのです。

 
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「土浦連続殺傷事件」―14,「母親一神教」と死への誘因としてのファンタジー

2013/08/13(Tue) Category : 少年犯罪・家族事件簿
【土浦連続殺傷事件】

★1)現世への嫌悪・苦しみ(斥力)としての人生脚本--------------------

ところで、死に向かうには、そちらに向かわせる力が必要です。
死への誘因(引力)と現世への嫌悪・苦しみ(斥力)です。

ところが、まず死への引力がありません。
弁護人「あなたは一貫して死刑になりたいと話していますが、死刑の魅力とはなんですか」
金川被告「魅力と言われても…」

弁護人「死は魅力的ですか?」
金川被告「魅力は感じていない。つまらない世界で生きるなら死んだ方がまし」

 
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