プロフィール
 

中尾英司

Author: 中尾英司
Doing(させる,働きかける)ではなく、Being(共にある,見守る)―半歩あとから


カウンセリング申込み要領

中尾真智子ブログ

ホ・オポノポノ to IC―
「ごめんね」「ゆるしてね」
「ありがとう」「愛している」

 
ピックアップ目次
最近の記事+コメント
 
 
カレンダー(月別)
 
06 ≪│2017/07│≫ 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
 
カテゴリ
 
 
全ての記事を表示する
RSSフィード
 
 

日本という「完全統制区域」

2008/03/02(Sun) Category : 世相・社会
スーパーモーニング(テレ朝 2/29)で、「完全統制区域」の強制収容所で生まれ育った申東赫(シン・ドンヒョク)氏を見た。

完全統制区域とは、生きる自由はなく、ただ死に至るまで働かされるところ、と言えばいいだろうか。生きてそこを出てきた者はいなかった。シン・ドンヒョクは、そこを「世界」として生まれ、育ったのだ。

そこが人間の住む世界でなかったことは、北朝鮮にあって「金日成」を知らなかったことでもわかる。そこに住む人々は、人間扱いされていなかったということだ。労役提供の家畜同様の扱いだった。

彼は、感情を表現する言葉を知らず、「絶望、不幸、苦痛」という言葉さえ知らなかった。
いかに喜怒哀楽のない灰色の世界だったか…。他を知らないので、そこには「絶望、不幸、苦痛」さえもないのだ。

絶望を知らずに、絶望の世界に住む絶望…



最も流通している言葉が、その世界を表している。
「効率」を第一にしたJR西は、安全を犠牲にした。
「姦淫」を第一の罪に据える宗教は、殺人は都合によりOKとなる。
「嘘つき」を最悪の罪とした家で育った少年Aは、自分の犯した殺人よりも自分を騙した警官に怒った。


「完全統制区域」の世界を支配する言葉は「規則」と「労働」-つまりロボットだ。
貧しい食事で、ただただ働かされ、無欠勤の者の中から数名が毎年表彰される。
表彰された人は、「表彰結婚」が許され、5日間だけ男女が一緒にいられる。5日過ぎればまた別々だ。つまり、労働力を再生産するために一緒に過ごさせるだけだ。そのようにして、彼は生まれた…。

親子の情愛、親子の問題-生まれようがない。
ただ、息をして、働いて、食べて、寝て…の繰り返しである。

拷問は見せしめのように毎日ある。
彼の母と兄は脱出しようとして捕まり、公開処刑された。

彼もまた、ただ親族というだけで指を断ち切られ、火あぶりにされた。
収容所で教え込まれたことを信じていた彼は、母を恨んだという。

だが、ある日他の世界の存在を知る。
彼は、ただ一つの望みを叶えるために、ついに脱北を決意する。

その望みとは、
「腹一杯食べる経験をしてみたい」

ただそのことのために、シン・ドンヒョクは命をかけた…。



--------------------------------------------------------
コメンテーター達は、非人道的な北鮮を非難する。
まるで、他人事のように非難する。

しかし、日本という社会を支配する言葉も「規則」と「労働」ではないか?

それに、企業の内部もサティアンのような「完全統制組織」ではないか?

まるで北鮮かと思えるような「完全統制地域」を私はいくつも知っている。

親が支配する「完全統制家庭」はごまんとある。

そして…感情を亡くした人々があちこちにいる…。



私には、シン・ドンヒョクの話がとてもリアルだった。
あちらの話ではなかった。

現在進行形で、今ここ、日本で起こり続けている話である。
しかも、大規模に。

私は、その現場に立っている。


もう一度書く

絶望を知らずに、絶望の世界に住む絶望…



















でもね、
絶望しちゃダメよ。


絶望する前に、シン・ドンヒョクのように命をかけてみよう。
命をかける目標は、

「幸せに生きる経験をしてみたい!」





「秋葉原通り魔 弟の告白」(前編)-2.家庭という「完全統制区域」
「秋葉原通り魔 弟の告白」(後編)-3.密室(価値閉塞空間)の中に事件の種が蒔かれる



関連記事
 
Comment5  |  Trackback0
 
 

Trackback

 

Trackback URL :
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 
 

Comment

 

憲法の原理が無視されると、国は完全統制区域化します。 憲法の原理が無視されるという事は、国民の福利は国の最高絶対の目的ではないという事だからです。 日本が完全統制区域化しているとしたら、憲法の原理を無視する人達が社会的影響力を持つ事を、我々が許容して来た結果でしょう。

九条のように、憲法条文に複数の解釈が成り立つ事を指摘するのは法学の役割です。どの解釈を選択するかの基準は、憲法の原理だけです。どの解釈を選択すると国民が国政の福利を享受出来るか、それ以外の憲法解釈の選択基準を持ち込む者は、あからさまに憲法の原理を無視する人達です。
そういう人達が社会的な影響力を持つ事や、公的な地位や資格を得て保つ事を我々は許容すべきではありません。

日本との平和条約は国連憲章107条の国連が一切左右出来ない第二次世界戦争の結果です。世界戦争の結果への違背に対する制裁も世界戦争の結果であり、国連は一切禁じる事が出来ません。日本との平和条約に基づく権利や権限の行使、義務の不履行、義務履行の妨害に対しては、無制限の軍事制裁が許容されます。

第5条(a)日本国は、国際連合憲章第2条に掲げる義務、特に次の義務を受諾する。(Ⅲ)国際連合が憲章に従つてとるいかなる行動についても国際連合にあらゆる援助を与え、且つ、国際連合が防止行動または強制行動をとるいかなる国に対しても援助の供与を慎むこと。

防止行動や強制行動をも禁じ、防止行動や強制行動を実施するための戦力や交戦権をも禁じるとする九条解釈を採用することの、一体どこが国民の福利だと言うのです。言えないから、憲法の原理の隠蔽工作です。

彼らの九条解釈の選択基準は、我々の福利ではありません。

日本国憲法は、平和維持を国民の極めて重要な福利と認識して確定された憲法ですが、憲法の原理上、平和そのものを目的とする憲法など有り得ません。
「平和憲法」を主張する人々は、朝鮮学校に補助金を支給するようにも主張してます。

国連軍と敵対したまま、停戦協定破棄迄宣言した北朝鮮政府を援助する行為を実施することの、一体どこが日本人の福利だと言うのです。

実際、日本国民の福利のためとは言いません。
そういう事をした事により、国民が国政の福利をよりよく享受出来るようになったか、判断出来るのは国民だけだからです。

北朝鮮政府が安全に完全統制区域を維持出来るようにするため憲法の原理を無視する人達が、
法曹資格を持っていたり、パチンコやパチスロが賭博じゃなかったり、国公立大や公の私学助成を受ける教育機関の教員だったり、少子化対策等に介入出来たり…。

憲法の原理が憲法解釈の選択基準から排除されているのを国民が放置すれば、憲法の原理を無視する国政が行われ、国は完全統制区域化します。

 

完全統制家庭にいると「どの家だって何かしら問題がある。どこも似たようなもの」とか「うちは普通だ」とか言い聞かされますよね。だから内部の人間は、「そんなものなのか?」って思っちゃう。
ところが、、、一度外を知ると、我が家の異常さに驚き、、、。
外へ出られる、そんな程度で済む家庭ならまだしも、、、。
真性統制家族の子供を手放したくないお母さんは、子供が結婚した後も、やたらとからんできて、連れ合いを自分の家のルールに染め上げようとする。常に「実家とのつながり」を忘れないようにとても密に行き来したがる。違和感を感じるので、と服従しないと、家族総出で「家の価値観」を押し付けてくる。従わない者が悪で、それを正す、というつもりらしい。新しく関わった連れ合いにはそれが分かるけど、真性完全統制区域で育った人は、どんなに説明しても、その異常さが分からない、、、。

 

「管理社会」の行く末のような気がします。

日本の会社が好んで使う「管理」・・・ISOだのISMSだのと資格取得した管理社会の看板をさもじまんげに、名刺に刷り込んだり会社の入り口に掲げて居る異常な世界です。

これをステータスとする彼等は、行く末が少し北にある監獄国家であることに気づいていないようです。

学校もまた同じ。

いくつもの家庭がそうなら、さまざまな社会に連鎖するのは、容易に理解できます。

「家に帰って家族を大切にすること」
が、悪しき連鎖を断ち切る一歩なんだと思います。

 

私も命をかけたのかな?

昨年11月に訪問カウンセリングを受けました。海を越え来て頂いてありがとうございました。感謝しています。

「普通に幸せに生きたい。でもどうすればいいのか解らない。」そう言って中尾さんに助けを求めました。そう感じていたということは、私の実家は完全統制社会なのでしょうね。

それまでは普通の世界に住んでいると思っていました。だから私がおかしいのだろう、だからカウンセリングを受けておかしい所を治そうと思っていました。これで治らなかったら、自分が幸せになるのはあきらめよう。せめて子供だけ幸せにすればいいや。と思っていました。

でも違っていた。私の住んでいた環境が歪んでいた。

今は自由な世界で家族でのんびりしています。毎日子供と遊んでばっかりです。

 

幸せに生きる体験のために

モラルハラスメントの監獄に生きて、幸せに生きる体験をしてみたいために、二度も命をかけた日本人を知っています。

あきらめない。その大切さがそこにあります。

同じドキュメント番組を見て、同じく日本に完全統制家庭が多く存在することに同意します。
DreamsComeTrueの「何度でも」の歌を、その監獄下にいる人々に贈りたいです。

 
    
 
Home | Top ▲
 
はじめにお読み下さい
 

読まれる上での留意点
自分を取り戻す方法総目次
*全記事リンクフリーです

 
ブログ内検索
 
Google

Web このブログ
 
会場でお会いしましょう(^^)
風化させまいカレンダー
 
 
著作
記事・インタビュー他
わが子を守るために
写真/動画集はこちら↓
 
 
お問い合わせなどあれば↓
 

名前:
メール:
件名:
本文:

 
ブックマークに追加
 
 
月齢
 
Today's Moon phase
 
↓このパーツを設置すると14本の苗木を植えられます
QRコード
 
QRコード