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母なし子ザル「レディ」の父親

2008/04/07(Mon) Category : 子育て
岡山突き落とし事件の父親インタビューを見た日、ズ-ムイン!ス-パ-で、札幌円山動物園の母を亡くしたチンパンジー「レディ」のその後を見た。

以前、「札幌円山動物園の母なし子ザル」で書いたが、現在、育ての親の祐川猛さんが、レディを猿の仲間に戻そうと苦心されている。


柵に近寄ったかと思うと、かじられて指を骨折。レディ引っ込む。
檻の中で祐川さんが寝っ転がり、その胸の上にしがみついているレディの手の平を踏んでいくサル-挨拶らしいのだが…レディ引っ込む。

そして、血を分けた兄登場。
やはり血のつながりがあるだけある、と祐川さんも言うほどのやさしさを見せ、ここが突破口かと思いきや、兄急死…。

まぁ…試練が待ち受ける。

が、レディの自律、レディの幸せのために、決してあきらめず淡々と努力を続ける祐川さん。

そして、ついに一晩サルの仲間と過ごすことになる。
その時、中を映すモニターを、ただじっと見つめる祐川さん。
一晩中立ちっぱなしで見つめていたのではないだろうか。



う~む…ここに、理想の父親がいる-そう、思った。



1日中ベタベタ一緒でも嫌がらず、
決して無理強いせず、
それとなくチャンスを提供しつつ、
ただ、時が来るのを待っている。


この日、私は好対照の二人の父親像を見た。

囲い込もうとする父親と
手放そうとする父親と

Doing Father と
Being Father と

見守り続ける祐川さんは、
「親」という字を体現していると思った。





円山動物園のチンパンジー達

レディの動画

「親」という字




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