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「富士山大噴火」に見る望ましい国のあり方

2008/04/19(Sat) Category : 地震・災害・脱原発
田中休愚と富士山大噴火」「 人が開放定常系組織を創る」の続き。

■2,富士山大噴火に見る望ましい国のあり方

連邦政府(江戸幕府)は地方分権だった。
しかし、富士山大噴火という未曾有の大災害には一藩だけで対応することはできない。

そこで、幕府は日本で初めて全国から税を徴収する。
そして、集めたお金で76年間に及ぶ小田原藩救済プロジェクトを実施し、復興後は徴税をやめている。

政府は、藩を超えた力が必要なときに顔を出し、人力を結集し、そしてやるべき事が終わったら顔を引っ込める。

見事だ!と、思った。

ここには、「自律」の思想が息づいている。





翻って今はどうだろうか。
私は、1993年7月12日の北海道南西沖地震による津波で甚大な被害を被った奥尻島の人々に対して、国が何の手助けもしないのを見たとき、あぁこれは国ではないなと感じた。

そのほぼ10年後には、「自己責任」という言葉が臆面もなくまかり通る世の中になった。
その5年後、後期高齢者医療保険などと称して、相手が75歳を超えたご老人であろうが何であろうが、金があるところからは徹底して税をむしり取る国に成り下がってしまった。しかも、天引きで取りっぱぐれがないような仕組みで。

どちらが国の姿勢として真っ当だろうか。





黒船が国の姿勢を変えた。
西洋のパワーに対抗するために、力を中央に集中させなければならなかった。目指すは「富国強兵」。

明治になり国の形ができる中で、日本最大の藩徳川vs薩長雄藩を筆頭とする藩同士の内戦により、“藩”はボロボロになった。そして、廃藩置県により各藩の借金を国が肩代わりすることになったので反対は起きず、かくして中央集権がなったのである。

そして県(旧藩)が力を付けないよう、知事(藩主)はその県に縁もゆかりもない人を国が中央から任命することになり、戦後公選制になったが地方の地力は奪われ続けていった。今や、国の失政を地方に押しつけられたり、住民が必要としないハコモノを押しつけられたり、金(地方交付税)をちらつかせて国の言いなりにされたりしている。

田中角栄が始めた列島1日圏構想も明治以降の中央集権の延長上にあった。
事実、高速道路網を整備し、本四架橋を作り、鉄道を高速化すればするほど、人々は中央に集まり、地方は衰退している。宮崎を豊かにするためには高速道路が必要だと信じている東国原知事は、この歴史の大きな流れを把握してほしい。そして、いまや衰退地方になりつつある大阪の現状が何を物語っているのかを―。





事実を冷静に見よう。
明治維新はいまだ続いている。

地方が、行政が成立しないと悲鳴を上げる中で、東京はパンクすると悲鳴を上げるも人は集まり続け、
平成の大合併は、地域に応じた心配りをさらに奪い、
道路は綺麗になる一方で、路上から人影は消え、
家の構えは立派になっても、中は心が荒廃した空の器となり、
税金は中央に集められて無駄遣いされ、
兵器に金をかけて、女、老人、子供にかける金は切り捨てられ、
男は企業戦士に徴兵されて過労死、自殺大国となり、
それら全ての結果が「少子化」として現れている。

維新以降140年。
時代はとうに変わっているというのに、中央集権官僚国家体制による富国強兵はいまだ続いているのだ。





家族カウンセリングを通して実感していることがある。

それは、健全な魂は自律分散するということである。
エネルギーが集中するところに、「問題」は起きる。

とても単純。
集中すれば、必ずそこに「問題」が発生するのである。


江戸幕府は、優れた自律分散型連邦国家だった。だから安定したのだ。 そして、自律できる人間が各地域に育ったからこそ、列強に対抗して未曾有の国難を乗り切ることができたのである。

今の体制は地方を中央に依存させ、中央がコントロールしようとしている。人々を組織に依存させようとするのは、宗教の勧誘と変わらない。そして、チベットを支配しようとする中国のように、地方に共通語とともに中央依存の考え方が広がっていく。

依存体質が蔓延した国に、共依存の病やハラッサーがはびこるのは当たり前だ。だから、今の政界のように自律した個性ある人材が育たないのも当たり前だ。
外見ばかりの空洞国家となった日本-とても、もろい国になった。


この体制を続ける限り、日本は衰退していくだろう。
道路問題、ガソリン税の問題の本質は、この体制の転換の問題だ。

一人一人が自分の足で立てる国へと、政治を変えていかなければならない。





災害に対する国の姿勢が人の意識を変える

道路問題は政治を国民の手に取り戻す象徴


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