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JR福知山線脱線事故から丸3年-「立件へ!」残された方の思い

2008/04/25(Fri) Category : JR福知山線脱線事故の深層
本日で、JR福知山線脱線事故から丸3年となる。
3年前の今日、午前9時18分頃107名の死者を出したスピードオーバーによる脱線事故は起こった。

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『乗車した3両目で、「洗濯機の中でもみくちゃにされたように」なった。小腸が破裂し、肩の骨が折れた』内藤友子さんは、『2カ月後には仕事を再開した。だが就職指導で学生に「あなたはどんな人になりたいの?」と尋ねた時、同じ質問が自分に向かってくるのを感じた。「私はどうなりたいのか。価値ある生き方をしているか」』。
そして、『はかない命を大切に、楽しく生きよう』と、『40度の熱や血尿が出ても休まない』ワーカホリックであった自分を改め、生き直しを始められている。
【4月24日毎日】

「なぜ生き残ったのか」と悩んが、テレビ番組のDJの温かみのある声に励まされ、現在はDJを目指している人もいる。
【4月22日産経】

『死んだ方が楽だと思ったが、無理だと思うことを可能にするのは自分次第。納得できる人生にしていきたい』という両足切断の大学生-今春、就職する。
【3月14日産経】

息子さんを亡くし、昨年3月からほぼ1年かけて四国八十八カ所霊場を巡るお遍路の旅をされた方もいる。その方は、次のように述べられている。『あの運転士のご家族はどうしていらっしゃるのでしょう…。今は、すべてが哀れでいとおしくてなりません』
【4月24日産経】

『今の自分は主人のいた時とは違う自分のようです。今が大事だと、今日も大事にできたかと考え、前に進まなければと思い続けていますが、あまりにも緊張し過ぎた日を送っていて、まだ普通に戻っていないようです』-この方は夫の残した絵手紙を支えにされている。
【4月24日産経】

オペラ歌手を目指し、前日の24日に新人演奏会でデビューしたばかりだった娘の遺志を継ぎ、事故後から娘さんが学んだのと同じ教室で声楽を学び始めたお母さんもいる。
『レッスン中は、自分の知らない娘の姿を何度も思い浮かべた。「娘も先生に同じ注意を受けたかもしれない」』『歌が、悲しみに暮れる毎日を変えてくれた。人前で歌うことで一歩前に進みたい』
【2月7日産経】

生き延びた方、残されたご遺族の苦しみ、哀しみ、そして強さが迫ってくる。





約7割「風化進んでいる」 JR事故遺族アンケート】(産経 4/22)によると、

JR西幹部の立件を望む 7割
JR西の安全対策は事故前と変わっていない 59・5%
補償(賠償)交渉が終了していない 75・7%
事故の風化が進んでいると感じる 71・5%
心身の不調を訴える人(治療を受けている人) 3割(*)
(37遺族42人から回答)

(*10年以上経ってから不調が出てくる人もいると思われる)





まもなく3年、難航するJR西幹部の立件 JR福知山線脱線事故】(産経 3/30)によると、

「なぜ、あのカーブにATSをつけなかったのか」という問いに対し、幹部らは
「運転士があんな速度超過をするとは思わなかった」
「カーブに優先的にATSを設置する必要があるという認識はなかった」と責任否定。

「運転士の暴走運転が引き起こした事故」とし、
『県警もすでに、高見運転士を同容疑で書類送検する方針を固めている』らしい。が、

『捜査が長期化しているのは、遺族の中に同社幹部の立件を求める声が少なくなく、「多くの命が失われたという結果はあまりにも重く、運転士の責任だけで片付けるわけにいかない」(捜査幹部)ためだ』




遺族はJR西の真の責任を追究し、JR西は運転士だけに責任を押しつけようとする中で、ご遺族でつくる「4・25ネットワーク」は23日、JR西に「公開質問状」を提出した。回答期限は5月末。
『回答は、JR西が事故に真剣に向き合っているか測るものだ』と世話人の方は話されている。
【4月23日朝日】





国の姿勢も問われている。
事故調査は変わるか~脱線事故3年ケアと情報 欠ける被害者の視点】(産経 4/19)によると、

『事故前の仕事を続けられなくなり、就職先をJR西に斡旋してもらった負傷者の女性は「JRにこんな目に遭わされたのに、そのJRに依存しないと生きていけない現状が情けない」と打ち明ける』-よくわかる。

米国では、被害者らから『事故を起こした当事者は中立になり得ず、支援や援助をするのに適切でない』と繰り返し指摘された結果、米国の事故調査機関、国家運輸安全委員会(NTSB)の中に「交通災害援助局」という専門部署をつくった。

そこは、『事故直後には、被害者に対し、事故現場への交通手段の手配や宿泊先確保などを行い、その後、心のケアを行うNPOの紹介や、被害者への最低1日1回の情報提供などを行う』





JR福知山線脱線事故-同乗車掌の手記」にも書いたが、『その区間を飛ばすことによって遅れを取り戻すことが日常化していた』『むしろ、会社がそこで遅れを取り戻すことを暗黙に強制していた』こと、つまり、『安全よりもスピード重視の経営が、この100人を超える犠牲者を出した大事故の本当の原因』だと思う。


3両目に乗って生き残った方の当日の日記にも次のように書かれている。
『脱線ポイントより前の直線区間。あそこはいつも速度をかなり出していて、時には立ってるのもしんどい区間』-“速度をかなり出して”いたのだ。これが「実態」だ。
http://blogs.yahoo.co.jp/xjapandahlia2/7161779.html


今ここで立件しなければ、再びどこかで繰り返される。

警察は、
そして国は、


将来の事故を防ぐ責任がある。


そのために、我々は、
警察や国に税金を払っている






【ご参考】
JR福知山線脱線事故の深層<目次>



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