あなたの子どもを加害者にしないために
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渋谷夫殺害事件−<おわりに>加害者にも被害者にもならないために
2008年05月01日 (木) 18:34 | 編集
法廷証言でたどる歌織被告の真実<目次>

■<おわりに>加害者にも被害者にもならないために

一体、誰が悪かったのだろうか。
DV男の夫か?
破滅の人生脚本を突き進んだ妻か?

どちらが死んでいてもおかしくはなかった。
加害者も被害者も犠牲者である。

では、それぞれの両親か?
同じことだ。加害者や被害者を生み出した親も、そのまた親も…犠牲者なのだ。



根っこにあるのは1つ。
「この世界に自分一人という孤独」

自分を受け止めてくれる人がいないという存在不安。
受け止めてもらえない感情を吐き出したい衝動。
自分を駆り立てるドライバーや足を止めさせるストッパー(禁止令)などのインナーペアレンツ…。

孤独の中で、それらの感情達がひしめき合い翻弄されている。



この世に生み落とされた一人一人が、孤独な闘いを強いられている。
人に残されているのは、自分と闘うか、自分から逃げ続けるかの選択肢だけ。

そして、自分から逃げ続ける者は、人を傷つけ続ける
逃げ続ける者同士が奪いあった悲劇が、この事件だ



人は絶望する必要がある、と思うことがある。
絶望しなければ、次に進むことができない場合がある。

死ぬくらいなら
殺すくらいなら

絶望せよ。
そして、再び歩き出せ。



歌織被告は、刑務所に入って初めて安息を得た。
そしてようやく、自分と向き合う日々が始まる。

監獄に入る前に、皆、空虚な用事など捨て去って
自分と向き合え

それが、自分と闘うということ



でも、一人で闘うのは辛い。
だから、それを見守るカウンセラー(親)がいる。

抱え込んだ膝に頭を埋めるようにして慟哭する姿が見える。
あちらにも、こちらにも…

みんな独りぽっち
だけど、それら闘う戦士達は、私の中で手をつなぎあっている

だから、
一人じゃない



DV加害者の男性からも
虐待被害者の女性からも

「死にたい」
「でも、私(俺)は死んじゃいけない」

自分と闘う声が届く
不意に、涙がにじんでくる……











いろいろな思いが、一気にこのシリーズを書かせたのだろう
私にとっての思いのはけ口だったのだろう…

歌を聴きたい…



私は神の子
この腐敗した世界に堕とされた

こんな場所でどうやって生きろと言うの?
こんなもののために生まれたんじゃない…

でも
最後(おわり)になど手を伸ばさないで



【鬼束ちひろ「月光」】歌詞
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=65811



コメント
この記事へのコメント
ワイドショーって怖い…
ここを知るまで、彼女は気が強く傲慢で、上昇志向の塊。ブランドに弱く、人の傷に疎く自分の傷には敏感な、とても嫌な女だと思っていました。
報道では、そのようにしか受け取れなかったからです。
でも彼女の裁判での発言が事実だとすれば、私は真逆の印象を持っていたわけで。
これから裁判員制度が始まるというのに、ワイドショーがいかに恐ろしいかを痛感しました…
2008/07/20(日) 01:08 | URL | momo #-[編集]
子宮争奪というが、なぜ地獄のマンションに何があっても戻ってしまうのかわからない。当事者の彼女がobsessedだったとしても、母親が本気で助けないのが全く理解不能。母親は実は見栄えの良い夫と娘が結婚していることが自慢だったりして。

彼女の友人も頭の良さそうなバカですね。ICレコーダで証拠作りとか、それが証拠になるとかならないとか、どうでもええっちゅうねん。こんなに助けを求めていたのに...。
2008/06/19(木) 11:18 | URL | けんぶ〜 #v6O6VgHs[編集]
こんばんは。
はじめまして。
こちらにお邪魔するたびに、先生の言葉に励まして戴いている者です。どうもありがとうございます。

「月光」…不思議な事に、私は自分が両親にディスカウントされ続けていた事実にまだ気づかずにいた頃、はっきり理由も分からないままとても苦しかった頃から心を奪われ、自分の問題に気づいた後もずっと聞き続けた曲です。
いっとき、聞くのが苦しかった事もありました。それくらい、私個人の内面にも重なった歌詞と思われました。

先生が繰り返しこちらで語りかけて下さるように、自分の中で私を罰し裁く両親や自分と闘う〜自分を癒し受け入れるのは私にとって容易な事ではありませんが、それでも…私しか私を救える人はいないのだと、最近は心密かな決意が高まって、少しづつ物事が好転してきたように感じます。

私は「こんなもののために生まれたんじゃない」のですよね。自分のために生きるために、一歩一歩ゆっくり重ねて行ければ…と思います。
2008/05/03(土) 03:15 | URL | おるぶる #-[編集]
>死ぬくらいなら
>殺すくらいなら

>絶望せよ。
>そして、再び歩き出せ。

■自殺や殺人をする人は絶望が足りないのでしょうか?
死ぬことは、「くらい」とディスカウントされてしまうものなのでしょうか?

>でも、一人で闘うのは辛い。
>だから、それを見守るカウンセラー(親)がいる。

■けれどカウンセラーは医者と違って、効果が曖昧な上にとても高いお金を請求します。

なんだか納得がいきません。
2008/05/03(土) 03:00 | URL | とら #-[編集]
一年前に先生に救われた者です。DV加害者です。先日カウンセリングで同じような事を言われました。情けない自分を見つめよと。そこからどうしたいか。抜け出したいと腹の底からの声が聞こえました。生きることが苦しい。何もかも終わりにしたい。そんな毎日から少しだけはい上がった瞬間にこの記事を拝見していました。逃げ続ける事を止めたくても自然に逃げる思考から離れられない日常。この記事でまたはい上がる事が出来たかも知れません。何もかも終わりにしたい、死にたいと、一年前に妻は言いました。妻の苦しみを身をもって体験しています。でも自分本意な姿勢から抜け出せません。本当の意味で彼女の痛みを知るべきなのでしょうが、難しいです。先生のご活躍を陰ながら応援しています。お体にはお気を付けください。
2008/05/03(土) 00:31 | URL | さまよい人 #-[編集]
ありがとうございます
この事件について、マスコミが面白おかしく報道するのを見ては苦々しく思っておりました。
モラハラ人間とモラを受けて壊れていく人間の心理状態が手に取るようにわかります。
歌織被告は「殺したかったんじゃなくて、ひたすら逃げたかった」のでしょう。
私もモラにディスカウントされ続けました。
もう限界です。
10年なんてもたなかったですよ。
3年で見切りつけました。
私はモラ人間から離れます。
離れようと決心して動いています。
恨みも憎しみも残さず、きれいに離れられればそれで良いと思っています。
私は、私の大切な道を歩くことにしました。
もう誰にも侵食されることのないよう、しっかりと一歩を踏み出したいと思います。そして子供にも、その子の道をしっかり作っていけるよう、私は前に立たず、見守れるよういきたいと思います。
2008/05/02(金) 23:22 | URL | みーな #-[編集]
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2008/05/02(金) 14:26 | | #[編集]
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