自分の力強いパートナー
そうすれば、こう怒られる
どうにもこうにもしようがなくなって
結局、身動きとれなくなっていく
これが、パワハラ、モラハラ、DV…いわゆるハラスメントの罠
それが自分の「内側」で起こる場合がある
何かしようと思えば、「やめろ」とストッパーの声がし、
やめようとすれば、「やれ」とドライバーの声がする
やっていいのか悪いのか
じゃあ私は一体どうすりゃいいのさ!
行動の決断をする前に
わらわらと湧き出でてくるあれやこれやのハードル
あれもこれも全てクリアしなければ…なんて思っている内に
やる気力が失せてしまう
結局、動きようがないじゃんよ!
冷静に振り返って人生の時間を区分してみれば
自分の気持ちで行動した時間はとても少なく
親の気持ちで行動した時間がとても多く
さらに、自分が行動しないための理屈やハードルを考えている時間が圧倒的に多かったりする
頭の中でグルグル考えが回り始めたら、
それはいろいろなストッパー(禁止令)とドライバー(駆り立てるもの)のせめぎ合い
せめぎ合うことで結局疲れ果てさせ、行動させないことが使命。
ストッパーとドライバーは形を変えたインナーペアレンツ(両親だけではなく祖父母も含まれるから複数形)。パワハラ上司を何人も頭の中に抱え込んでいるようなものだから…そりゃ、疲れるわ。そして、疲労と共に、怒りだけが溜まっていく。
だから、ゴチャゴチャ考え始めたら、声に出して自分に言おう。
「うるせぇ! 黙ってろ!!」
インナーマザーやファーザーも、少しはびっくりするかもしれないね。
でもしつこく言うだろう。ならば、さらに言ってやろう。
「そんなの関係ねぇ! 俺(私)は俺(私)の気持ちで動く!!」
あるいは、
「俺(私)の体は俺(私)の気持ちで動かす!」
すると、インナーチャイルドが<あ、ご主人様(自分)が自分の味方になった>と喜ぶだろうね。
これまで、ご主人様はインナーマザーやファーザーのことばかり聞いて、行動するかしないかだったけど、やっと自分の気持ちで動いてくれる。
こうして、「自分」が「自分の気持ち」とタッグを組んだとき、「同道二人」で強くなる。
気持ちに応じて行動することで「自分の気持ち」は強くなり、行動そのものが「自分」に自信を付ける。
こうして、互いが互いの背中を押して、事は回転し始める。
あなたは一人ではない。
あなたには、とても力強いパートナーがいる。
「自分の気持ち」を大切に。
自分と「自分の感情」の間の信頼を取り戻そう