プロフィール
 

中尾英司

Author: 中尾英司
Doing(させる,働きかける)ではなく、Being(共にある,見守る)―半歩あとから


中尾相談室のカウンセリング概要
カウンセリング申込み要領

中尾真智子ブログ

ホ・オポノポノ to IC―
「ごめんね」「ゆるしてね」
「ありがとう」「愛している」

 
ピックアップ目次
最近の記事+コメント
 
 
カレンダー(月別)
 
09 ≪│2023/10│≫ 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
 
カテゴリ
 
 
全ての記事を表示する
RSSフィード
 
 

自分の力強いパートナー

2008/05/10(Sat) Category : 心と感情
ああすれば、そう怒られて
そうすれば、こう怒られる

どうにもこうにもしようがなくなって
結局、身動きとれなくなっていく

これが、パワハラ、モラハラ、DV…いわゆるハラスメントの罠



それが自分の「内側」で起こる場合がある

何かしようと思えば、「やめろ」とストッパーの声がし、
やめようとすれば、「やれ」とドライバーの声がする
やっていいのか悪いのか
じゃあ私は一体どうすりゃいいのさ!

行動の決断をする前に
わらわらと湧き出でてくるあれやこれやのハードル
あれもこれも全てクリアしなければ…なんて思っている内に
やる気力が失せてしまう
結局、動きようがないじゃんよ!

冷静に振り返って人生の時間を区分してみれば
自分の気持ちで行動した時間はとても少なく
親の気持ちで行動した時間がとても多く
さらに、自分が行動しないための理屈やハードルを考えている時間が圧倒的に多かったりする



頭の中でグルグル考えが回り始めたら、
それはいろいろなストッパー(禁止令)とドライバー(駆り立てるもの)のせめぎ合い
せめぎ合うことで結局疲れ果てさせ、行動させないことが使命。

ストッパーとドライバーは形を変えたインナーペアレンツ(両親だけではなく祖父母も含まれるから複数形)。パワハラ上司を何人も頭の中に抱え込んでいるようなものだから…そりゃ、疲れるわ。そして、疲労と共に、怒りだけが溜まっていく。



だから、ゴチャゴチャ考え始めたら、声に出して自分に言おう。

「うるせぇ! 黙ってろ!!」


インナーマザーやファーザーも、少しはびっくりするかもしれないね。
でもしつこく言うだろう。ならば、さらに言ってやろう。

「そんなの関係ねぇ! 俺(私)は俺(私)の気持ちで動く!!」

あるいは、

「俺(私)の体は俺(私)の気持ちで動かす!」



すると、インナーチャイルドが<あ、ご主人様(自分)が自分の味方になった>と喜ぶだろうね。
これまで、ご主人様はインナーマザーやファーザーのことばかり聞いて、行動するかしないかだったけど、やっと自分の気持ちで動いてくれる。

こうして、「自分」が「自分の気持ち」とタッグを組んだとき、「同道二人」で強くなる。
気持ちに応じて行動することで「自分の気持ち」は強くなり、行動そのものが「自分」に自信を付ける。
こうして、互いが互いの背中を押して、事は回転し始める。



あなたは一人ではない。

あなたには、とても力強いパートナーがいる。



「自分の気持ち」を大切に。








自分と「自分の感情」の間の信頼を取り戻そう





関連記事
 
Comment2  |  Trackback0
 
 

Trackback

 

Trackback URL :
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 
 

Comment

 

息子の中に私が棲んでいる!

「やっても言われるし、やらなくても言われるから、洗濯物たたんでおいたよ」息子が言った言葉が引っかかっていた。
そして読んだ。中尾さんのブログを。

「子どもたちに活き活きと人生を送らせたい」と中尾さんに助けを求めた。
中尾さんから「まずは、あなた自身が活き活きと人生を送ることが大切だ」と返信が来た。
そして、「あなたと親の問題をクリアーしてから、親子の問題になる」と中尾さんは書いていた。

わたし自身の棚卸しがようやく終わったとたん、息子の中に「母親である私」「父親である夫」そして「夫の母親である祖母」の3人が巣食っているのがはっきりと見えてきた。

「ばかやろう!」
私は自分自身を罵った。夫を罵った。義母を呪った。
でも、私が戦っている相手は個人ではない。歴史そのもの。

解除された目で息子の部屋を見た。
自分はこんなことをしていたのかと、言葉を失くしていた。

わたしの作ったカーテン(オェッ!)
わたしの作ったパッチワーク(ゲロゲロ)
夫と私の本、本、本・・(くそ食らえ!)
夫が撮った家族写真がずらり(バカヤロウ!)
プラスチックの衣装ケース(こんなチンケな物使えるか!)
嫁入道具の姿見まで鎮座していた(ため息)

息子はおしゃれが好きだ。
「自分が毎日身に着ける物を、気に入った物にしないのっておかしいじゃん」と言った。
毎日明け方近くになると寝言で誰かと喋っている。

あぁ。大切な息子にこんな部屋をあてがっていたとは・・・・
「自分の部屋」ではなかったね。
寝言でうなされるのは、無理ないことだった。

本を処分し、写真を片付けた。
姿見も運んだ。

広々としすっきりした部屋。
だけどそれだけじゃない。
新しく始まる。
それをこの部屋は楽しみにしているようだ。

夫の暴言に次男が「なんやねん!」と怒るようになった。
それに押されて、長男も異議申し立てをはっきりするようになってきた。
気がつけば、今まで飲み込んでいたものを飲み込まず、溜め込まず、夫に言っている私がいる。
拒絶されることが怖かった自分が嘘のようだ。

それもこれも、自分の気持ちを大切にできるようになったから。

これからはこどもたちがそうなるように、見守る番だ。
やっと少しは「親」らしくなってきた自分がうれしい。









 

先生、いつもありがとうございます。


『うるせえ!黙ってろ!』

これ、凄く気持ちいいでしょうね。
一日中チビと一緒だから大声では言えないけど、自分なりに言ってみたいです。

インナーチャイルドが喜ぶなら、一石二鳥ですね!


この記事も、私を助けてくれました。
本当にありがとうございます。

P.S.正気に戻りました!

 
    
 
Home | Top ▲
 
はじめにお読み下さい
 

読まれる上での留意点
自分を取り戻す方法総目次
*全記事リンクフリーです

 
検索フォーム
 
 
著作
お問い合わせなどあれば↓
 

名前:
メール:
件名:
本文:

 
会場でお会いしましょう(^^)
記事・インタビュー他
わが子を守るために
写真
ブックマークに追加
 
 
月齢
 
Today's Moon phase
 
QRコード
 
QRコード