あなたの子どもを加害者にしないために
全国のご家庭を訪問カウンセリングしている家族カウンセラー(家族相談士)のモノログ―家族のこと、気になる出来事を感じたままに率直に
「家族」の誕生と成長
2008年05月14日 (水) 23:25 | 編集
嬉しい電話だった。
祖母―母―子 と世代間連鎖がある、そのお祖母ちゃんからだった。

とても苦労されたお祖母ちゃん。
そのお祖母ちゃんに認めてもらおうと頑張り屋のお母さん。
そのお母さんの無意識の支配の下で、自分の心を監獄に閉じこめてしまった子ども達。

お母さんは体に症状が現れ、
子ども達は自分の本当の気持ちが見出せなくなり…
でも、お祖母ちゃんには、何が何やらわからなかった

その全員が、「親に甘える子供」を経験していなかった
体験していないことがわかるはずもない
全員が受け止めてもらう経験をしなければならなかった



悲鳴を上げた子ども達の「心のコップ」の危険水位を下げ
症状や行為やモノの持つ意味と理解、そして解放
子ども同士の関係の見直し

そして、お祖母ちゃんの苦労を受け止め
お祖母ちゃんに抱きとめてもらったお母さんは大号泣し、
お母さんは、子ども達に何をしていたのかがわかった

そして、それを3世代全員が共有した
ギクシャクとした雰囲気の中で、
「家族」が誕生した



全員が生まれたばかり
全員が手探り
唯一のルールは気持ちに我慢させないこと

よちよち歩きの時は、こんなこと…と思うことでもどんどん訊くこと
訊いて、スッキリして、行動する
この繰り返しが歩を進めていく

子ども達が気持ちを出し始め、
そのことによって親は親になり始め、
夫婦連合が形成されていった



その後のいろいろな出来事が
泣いたり笑ったり怒ったりしながら
互いの理解を深めていく

率直に言うことが
無意識の癖を修正していく
「聴き合う」ことで信頼関係がつくられていく

目の前で、
どんどんどんどん
「家族」に成長していった



「いいことしてやったとしか思ってなかったのに、元をたどれば自分だった」

「やっとあの子(孫)の心の痛みがわかる」

「娘夫婦も素敵な仲にさせてもらった」

お祖母ちゃんは言う (ほんとは全部方言―方言はいいね〜^^)



「心を治すのは大変なことやねぇ」

「(孫の)顔がすごく明るくてね」

「ほんとに心から喜びで一杯で」

「お祖母ちゃんも先生に聞いて素敵なお祖母ちゃんになろうと思って」電話するとお孫さんに言われたようだ。もう十分に素敵なお祖母ちゃんである。



1年経ってここまで来た。
気持ちが出てくるのは、まだまだこれからである。
「ただかわいい(かわいそうな+愛しい)気持ちで祈っている」と言われる。

でも、
「何か嬉しくて」という言葉が、
今、充実した素晴らしい「時」を過ごされている実感を伝えてきた。

こうして、お祖母ちゃんにとって娘や孫が「宝」になり、
母や子にとって、自分たちを祈り見守ってくれるお祖母ちゃんが「宝」となる
お互いが「宝」となる家族ができあがる



私の中に喜びが満ちあふれた。

とても幸せになった。

暖かい。




それに…
お祖母ちゃんの子どもの部分ものぞき見え、
なんだかお祖母ちゃんのお父さんになった気分も…(^^;)


なんだか幸せだ。

ここから幸せの波動が広がっていくといい……


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