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後期高齢者医療制度と父(昭和一桁)

2008/05/18(Sun) Category : 人生・世代
「ようわからん」―それが父の答えである。

まぁ…そんなもんだろうなぁ(--;)。

私だって国の制度のうんぬんかんぬんに、貴重な自分の人生の時間を費やしたくなどない。自分には自分のなすべきことがある。残された時間はそう長くはないのだ。

国は静かに国民の安全と安心を保証すればよい。
それが国の本来のあり方だろう。



が、貴重な時間を削ってお年寄り達が声を上げ、
白衣を着た医師達までもが制度撤廃の声を街頭で上げている

国に向かって、その国の住民達が声を上げる
政治が国民を守っていないことの象徴だ

実際、老若男女を問わず、年齢階層を問わず、
全ての人々が生存権を国から脅かされている。
おかしいでしょう。



戦後復興の中心的役割を担い
工業化社会日本の基盤を築いた昭和一桁

その戦後日本の立役者達がもろに狙い撃ちされて
国に金は取られて、かかる医療費は高くなるのだ

滅私奉公の精神をたたき込まれている世代だが、
一体どこまで自分を殺し続けるのだ



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日本を「開発」していくことが誇りであった昭和一桁の感覚は
それが若い時代の思い出と重なるだけに、なかなか変わらない

宮崎(母の里)は、まだ高速がない、と言う。
だが、熊本に高速ができた結果、どうなったか。

国道はガラガラになり、周辺は寂れた。
熊本空港ではなく、福岡空港を使う。
買い物に出るのも福岡だ。

こうして地域は貧困化していくのである。
地方都市のシャッター街は目を覆うばかりだ。
車が通ることはあっても人が歩いていない。
その拡大版が大阪の衰退と東京の膨張である。

地方活性化という口車に乗せられて作ったものは、
地域からの人口流出装置だった。

その上、採算割れの有料道路は確か7,8割もあり、
それらは未来永劫赤字を垂れ流し続け、我々に降りかかってくる

中断された意味をなさない道路もそこここにある。
大人のおままごとをいつまでやっているのだ。

いい加減に目を覚まして、目の前の「現実」を見据えよ
結果はもう出ているのだ。



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1年分の給与をはたいて真空管ラジオを買い、
田舎のひなびた村で一番先にテレビを買い、
生涯見もしない百科事典を揃え、
やれ液晶だ、やれ大型だと踊らされるようにテレビを買い換え、
最近は、使い方もわからないままにパソコンを買った
(→この「無意味」が高度経済成長の「中身」だ)

モノに飢えた世代は、
とりつかれたようにモノを作り、モノを揃え、モノに囲まれ……

が、その父がポツリとつぶやく

「田んぼが荒れてるなぁ…」

彼らがモノにとりつかれている間に、
彼らの原風景は見るも無惨に荒んでしまった

彼らが忙しく立ち働いている間に失ったものは
モノでは埋められない-「心」だ。



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今必要な政治は、農林水産業で食べていくことのできる施策である。
いずれ食糧難の時代も“確実に”やってくる。

しかし、昭和一桁の頭には「農産物 vs 工産物」の構図しかない。
工業製品を輸出するためには、農産物を輸入しなければという国際分業の考え方だ。

国際分業という考え方自体が、地球に甘えた上での共依存の考え方だ。
大地を貧困化し、
各地域の水資源を枯渇させ、
輸送により大気中に温暖化ガスをまき散らし、
長持ちさせるために化合物使用は避けられず、
大量のゴミの山を各地に築き、
外来種が生態系を破壊していく。

今や、人間様が考えた「国際分業」という方法では、「持続可能な文明」は成立しないことを、世界規模で地球が教えてくれている。



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人間が無邪気にやってきたことのツケが人間に回って来始めた。

その一つの例が、後期高齢者医療制度である。
昭和一桁の目指した社会の行き着いた先が、自分たちを切り捨てる社会だった。

自分を振り返ることができるのは、他の動物にはできない人間の特権だ。

今こそ、人間の特権を使おうよ。

呆けるには、まだ早い。

「若いもんに任せる」ったって、選挙権は持ってるだろう。
第一、後期高齢者医療制度を作ったあのデストロイヤー・コイズミに熱狂していたではないか(ま、熱狂とは言わないけれど…)。今は、その後遺症の後始末の時期。後始末が残っているよ。


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