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感情がない人のエンプティチェア

2008/06/02(Mon) Category : 心と感情
エンプティチェアとは、自分の向かいに空の椅子を置き、そこに自分の話したい相手が座っていると想定して“対話”する方法だ。相手が話す番になると、自分が向かいの椅子に座り直し、相手の気持ちになって話をする。

これは、いろいろなことに使うことができる。
1,その時言えなかった自分の気持ちを吐き出す
2,その時の相手の気持ちを理解する


しかし、中にはその時の光景は出てきても感情が出てこない人がいる。 というのも、既に過去のその時点で感情を封印して生きているからだ。


たとえば、モンスターペアレントの下に生まれ、監獄のような家庭で育った人。もう幼少時に、気持ちに蓋をして生きている場合がある。

だから、幼少時に戻ると、その時の光景は再現できても感情が湧いてこない。親の立場の言葉は出てきても、肝腎の幼少時の自分の番になると止まるのだ。


この時は、幼少時の自分の向かいの椅子には、「今の自分」で座ってもらう。「今の自分」に、向かいの椅子に座っている幼少時の自分を眺めてもらうのだ。

すると、「あぁ…こうだっただろうなぁ」と、当時の自分の気持ちを共感的に感じられることがある。この時、今の自分が昔の自分を救っているのである。

(もっとも、これができるのは、本人が自分の思いで行動することをして、自分の気持ちを少しづつ感じられるようになってからであるが…)


またはその時イメージした自分を絵に描いてみるのもいい。
その時の服装など思い出して、どの色だったかと色を作っている間、そして描いている間、そのプロセスを通じて自分を救っていることになる。

当時の自分に寄り添うこと。
その一つ一つの行為がインナーチャイルドを救っていくことになる。






若高兄弟の確執の裏(4):エンプティチェア~自分を縛っているものに気づく方法

インナーチャイルドを救うエンプティチェア


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今日は試しに独力でエンプティチェアの真似事をしてみました。
ぐったり疲れました。
4歳の時から、あまりに理不尽な罰を受けて、それでも親は正しいと思い、私が消えるのが親の望みなのだと思うことがあったことがわかった気がします。
親の感情はわかりませんでした。ロボットのように演じることができたからです。家に落書きする行為を一方は機械的に罰し、もう一方は罰しながら軽い気持ちで楽しんでいるかのようでした。

今はただ、疲れてしまいました。気持ちを再現はできたかもしれませんが、自分で受け止める方法が分かりません。

 
    
 
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