胸の中からの感情の取り出し方
2008/06/05(Thu) Category : 心と感情
クルクル回っている2匹の竜がいる
片方は丸い玉を咥えていて、それを口から落とすのだが、
もう一匹の怖い眼をした竜がそれを拾い上げる
玉が意志を持った瞬間、二匹の竜は橋のようになり、
その背中を走っている内に、雲のロードに変わり、
気づいたらゴトンと落ちた
見れば宇宙空間に雲の筒のようなトンネルが延び
筒の出口の透明な床のような上にいる
その透明な床は階段のように下に続いていて
玉はそこをおりていく
一番下に着いたところで、スケボーの壁のようなそり返しがあり
シュンと初めにいた床の上にいる
そして、またおりていってはシュンと戻るを繰り返す…
疲れる思いもするのだが、ノビノビと楽しい思いもする
それを遠くから怖い眼をした竜が見ている
だが、怖くはない
雲の筒の出口の左側には、モクモクした雲が広がっている。
これも胸の中から出てきたイメージの展開である。
(許可を得て掲載させていただいている)
丸い玉は本人。
それを咥えている竜は母親。
拾い上げる竜が母親の母親(祖母)である。
本人の憎しみの対象は自分に直接手を下す母親にあり、
祖母はむしろ愛着の対象だった。
が、祖母が神、母が神の手であったことを知る。
自分の生きてきた枠組みが崩壊するこの時が、自分を見失う危険なときである。
ここをカウンセラーが支え、乗り越えた時、次の展開が始まる。
なすがままにされていた玉に意志が宿り、宿った瞬間、軽々と二匹の竜を飛び越えている。そして二重の胎内から自由な空間へと生み出される。
そして、玉は自分の深層心理におりていっては過去の気持ちを救いだし、
それを黙々と続けていく
自律へと向かう自分と向き合う作業は神の敷いたレールを外れることになるので、竜は睨んでいるがもはや怖くはない
過去の気持ちを救いだし終わったとき、左に広がる未来空間には自由な空が待っている。
このような作業を一人でできるのかという問い合わせを頂いたが、一人では難しい場合もある。
1,自分と向き合う作業を妨害しようとするインナーペアレンツは怖いイメージ(竜、鬼、蛇等々)を見せるため、怖じ気づくことがある。
2,深層心理に入っていくときは、暗い穴とか裂け目とか下に下るらせんとか…勇気を持たないと入っていけないような場合がある。
3,先導でもなく、誘導でもなく、邪魔をせず、見守りつつ次の場面へと導く適切なカウンセラーの質問によって場面が展開していく。
4,カウンセラーがどのような鏡になるかによって、見えたものの解釈が異なってくるだろう。この時、その本人の背景をカウンセラーがどれほど深く理解しているかが大切。特に上記のような場合は、世代間連鎖を理解していなければ見えてこない解釈。
5,上記はまとめて書いてあるので短く見えるが、1回のセッションで1時間以上はざら。一人では面倒で中断する場合もあるだろう。しかし、最後までいけば必ず一段落し、その時にようやく何らかのメッセージや感情を受け止めることになるので、中断は無意味である(時間制限があるとうまくいかない)。
だから、二人の共同作業が好ましいと思う。
尚、私は「気が長い」と言われたが、気が長いのではなく「楽しんでいる」と言った方が正しい(^^;)。興味深いので、集中してじっくりとお話を伺うことができるのである。だから、このようなことを楽しんで集中できるカウンセラーが望ましいと思う。
「言葉にならない感情」の出し方
片方は丸い玉を咥えていて、それを口から落とすのだが、
もう一匹の怖い眼をした竜がそれを拾い上げる
玉が意志を持った瞬間、二匹の竜は橋のようになり、
その背中を走っている内に、雲のロードに変わり、
気づいたらゴトンと落ちた
見れば宇宙空間に雲の筒のようなトンネルが延び
筒の出口の透明な床のような上にいる
その透明な床は階段のように下に続いていて
玉はそこをおりていく
一番下に着いたところで、スケボーの壁のようなそり返しがあり
シュンと初めにいた床の上にいる
そして、またおりていってはシュンと戻るを繰り返す…
疲れる思いもするのだが、ノビノビと楽しい思いもする
それを遠くから怖い眼をした竜が見ている
だが、怖くはない
雲の筒の出口の左側には、モクモクした雲が広がっている。
これも胸の中から出てきたイメージの展開である。
(許可を得て掲載させていただいている)
丸い玉は本人。
それを咥えている竜は母親。
拾い上げる竜が母親の母親(祖母)である。
本人の憎しみの対象は自分に直接手を下す母親にあり、
祖母はむしろ愛着の対象だった。
が、祖母が神、母が神の手であったことを知る。
自分の生きてきた枠組みが崩壊するこの時が、自分を見失う危険なときである。
ここをカウンセラーが支え、乗り越えた時、次の展開が始まる。
なすがままにされていた玉に意志が宿り、宿った瞬間、軽々と二匹の竜を飛び越えている。そして二重の胎内から自由な空間へと生み出される。
そして、玉は自分の深層心理におりていっては過去の気持ちを救いだし、
それを黙々と続けていく
自律へと向かう自分と向き合う作業は神の敷いたレールを外れることになるので、竜は睨んでいるがもはや怖くはない
過去の気持ちを救いだし終わったとき、左に広がる未来空間には自由な空が待っている。
このような作業を一人でできるのかという問い合わせを頂いたが、一人では難しい場合もある。
1,自分と向き合う作業を妨害しようとするインナーペアレンツは怖いイメージ(竜、鬼、蛇等々)を見せるため、怖じ気づくことがある。
2,深層心理に入っていくときは、暗い穴とか裂け目とか下に下るらせんとか…勇気を持たないと入っていけないような場合がある。
3,先導でもなく、誘導でもなく、邪魔をせず、見守りつつ次の場面へと導く適切なカウンセラーの質問によって場面が展開していく。
4,カウンセラーがどのような鏡になるかによって、見えたものの解釈が異なってくるだろう。この時、その本人の背景をカウンセラーがどれほど深く理解しているかが大切。特に上記のような場合は、世代間連鎖を理解していなければ見えてこない解釈。
5,上記はまとめて書いてあるので短く見えるが、1回のセッションで1時間以上はざら。一人では面倒で中断する場合もあるだろう。しかし、最後までいけば必ず一段落し、その時にようやく何らかのメッセージや感情を受け止めることになるので、中断は無意味である(時間制限があるとうまくいかない)。
だから、二人の共同作業が好ましいと思う。
尚、私は「気が長い」と言われたが、気が長いのではなく「楽しんでいる」と言った方が正しい(^^;)。興味深いので、集中してじっくりとお話を伺うことができるのである。だから、このようなことを楽しんで集中できるカウンセラーが望ましいと思う。
「言葉にならない感情」の出し方