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秋葉原通り魔事件のニュースを見て

2008/06/11(Wed) Category : 少年犯罪・家族事件簿
今朝、電話を取るなり切羽詰まった苦しい息づかいの声が聞こえた。
テレビを見ていて、秋葉原通り魔事件で、あるコメンテーターが「酒鬼薔薇世代」と言ったのを聞いた途端、心臓がバクバクして腹が立って腹が立って息が苦しくなったという。

オリンピックの水着問題にせよ、干ばつ支援にせよ、タバコの増税にせよ、結局テレビはお金の話ばっかり!
こんな世の中なのに、お金の話ばっかりが憎くてしょうがない。
だから、テレビも余り見ていなかった。
また、新聞休刊日のテレビは機能していないと感じていた。

ところが、ネットで通り魔事件を知る。
「え?何これ?!」

「まだ25歳の若い子なのに、なんでやぁ…」
自分から見るとかわいい男の子である。

「誰でもよかった」というのを見て、「親だろうなぁ」と思った。
犠牲者のことも考えるが、「どんなに辛かったろうか…」と否応なしに犯人への思いが湧いていたたまれない。

なるべく、他人事のように距離を置いてみようとした。
月曜の朝は、余りにも何回も何回も衝撃的な映像が流される。
大人は防衛できるけど、子供は取捨選択できずに取り込んでしまうから消した。

しかし、事件を目にしたときから、親に追い詰められた辛さがフラッシュバックのように押し寄せてきていた。
自分が親にされたこと
味方がいなかったこと、
そんなもんお前が悪いと、いつも言われたこと

同窓会で毒ガスをまく計画をして捕まった青年がいた
私はできなかっただけだ
どんなに苦しかっただろうか!

あの奈良の騒音おばさんだって、並の人間が朝から晩まであれだけのエネルギーを使うのは、それだけの葛藤があるからだろう。もっとえげつないことを影で静かにやっている人間はたくさんいる!

容疑者のメールがテレビで放映される
追い詰められると頭の中でグルグル回るのだ
福井にまで行ったこと? 誰だってそんなことしたくないから、先延ばししたいに決まっている。なぜそんな無神経なコメントをする!

不謹慎かもしれないが、犯人がかわいそうでかわいそうでしょうがなかった。
そこには、自分の姿があった。


辛さ、息苦しさ、イライラしかわからなかった日々…。
カウンセリングを受けて自分のことが分かって以来、何度も慟哭してきた。
世代間連鎖も分かって、親のこともわかり、長い時間をかけて共依存の世界から自律した世界へと離脱の準備もできてきた。


が、改めて親を殺したい、と思っている自分がいた。

あの二人の息の根を止めたい!




…親が謝罪会見をした。
以前は、加害者の親がこういうところに出てくるのは、あまりいいことではないなぁと感じていた。
今は、「やっと、親を堅い殻の中からここまで引きずり出した」と、私自身がそう思っていた。
「ここまでしなければ出てきてくれないのか、この親は!」
これが、犯人がしたかったことなのだ…。


ようやく最近、親の影響を話すコメントも聞かれるようになった。
が、今度は親のせい…「違うやろ!!」


そして…
今朝、「酒鬼薔薇世代」というコメンテーターの言葉を聞いた瞬間、もう腹が立って腹が立って!…



その方は、途中、泣きながら話し続けた

「やっぱり異常な世界にいたんだ、と今は分かる」
と話されるその方は、凄まじい過去を持つ

気持ちがよく分かる

「電話がつながってよかった」
「先生がいてくださってよかった」

「落ち着きました」
そうして、その普通の主婦の方の電話は終わった。







(*追い詰められている方の意見の代表のように思いましたので、許可を得て掲載させていただきました)




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スパルタ教育は欧米の伝統、今でも棒で叩く上流子女教育はあります。日本国領域内で犯罪が多かったのは終戦から連合国との戦争状態終結迄の期間。

制度的に体罰が合法だったのは帝国海軍だけ。これは、海軍の組織や教育が英の直輸入だったから。GHQの介入前は、公教育や陸軍での体罰は刑事事件で罰金刑。GHQの教育介入により学校での体罰は教育上の禁止行為となり、教師はより安全に体罰を行う事が出来るようになりました。
教職に従事することを、教鞭を執ると言うので誤解が多いですが、日本の教鞭は板書や掛け図等の注目箇所を指し示したり、音読等の調子を執る為の細くて短い矢竹製の指示棒兼指揮棒です。
本当に鞭で叩く教育をしていたのはキリスト教圏の欧米や、儒教教圏の中朝で、この差が犯罪発生率の差に結びつくと言われればそうかもしれません。
日本のスパルタ教育は、西洋から導入された学校教育を受けた教師により学校教育を受けた明治生まれが、昭和になってから脱法的に始めた教育法です。
学校教育は年齢毎に達成しなければならない学習内容が有りますから、伝統的な日本の教授法と違って期限内の学力養成が求められ、定期試験迄に詰め込んでやらないといけない。 学校でも家庭でも教える方は試験日迄の学習予定に縛られて叩きたくなる訳。家庭内で、教育素人の兄ちゃん達が弟達の試験勉強を見る際、ひっぱたく様になったのが多分始め。
昭和2年南京事件の際、米英が提唱した対中自衛制裁戦争を政党内閣が阻止した事により、在シ日本軍民外交官は欧米駐留軍の支援が得れなくなった状態で排外運動の集中攻撃を受ける過酷な状況に置かれますが、陸軍は政党内閣の外交方針に従う軍上層部によって輔弼される統帥に従い続けます。状況は過酷さを増して危機が限界を超えた状況で、関東軍が満州事変を起こします。この間に陸軍組織が受けたストレスは大変なもので、暴力的気分が蔓延し、軍紀や命令通りに行動しようとする部下や後輩を放置すれば本人や部下将兵や保護下民間人等が虐殺されますから殴って言うことを聞かせても、連隊司令部は家族や同郷人の抗議を受けなくなります。体罰禁止違反が軍内外から肯定されるようになった軍から学校に配属され教練を担当した陸軍人達は、将来応召した際は命がかかる基礎軍事訓練でスパルタを始め、学校や父兄会もそれを受け入れると。
国民が陸軍や学校でのスパルタ教育の必要性を認めて、スパルタ教育を禁じる刑法の適用を許さなくなります。
GHQ指示で体罰の可否が教育方針の問題とされて、学校内体罰に対する刑事罰適用を求める権利を保護者が失った状況とは異なります。

 

スパルタ教育はすべてよくないでしょう
昔のほうが犯罪が多かったのはそこでしょう
人間、抑圧されると反発します
自分のスパルタ教育と、加藤容疑者の親とのは違うというのは思い込みでしょうね

 

>俺は全く理解できない。理解したくない。

そうする事が、あなたがあなたを守る事ならば、今は無理しなくて良いと思う。

でも、理解できないものは、永久に怖い。
理解できないものからは、逃げるしかない。

私は、怖がりながら生きて行くのが嫌だから、辛くても知りたい。
知った先にある、安らぎの領域を、広げて行きたいから。

 

俺は全く理解できない。理解したくない。事件を見て同情する部分があるとか言ってる奴がわからない。本当に腹がたつ。俺は物心ついたときから毎日父親に暴力振るわれてた。小学校でも中学校でもず~っといじめられ
続けて精神病院に入院、本当に小さい時から通院してた。毎日死ぬ方法を考えながら生きてたね。自殺未遂も数えきれないくらい。高校入って何か変わると思ってたら結局何も変わらずいじめられ、一年の秋に初めてキレちゃって先輩三人バットで病院送り。今度はいじめる側に。葉っぱも早いのもやった。もっとバカになった。全部ボロボロ。でも這い上がれたのは周りの力。弱みを見せるのは一番嫌いだったけどそんな状態だから見せるしかなかった。一人の辛さも孤独も虚しさもわかるし、いじめられる側もいじめる側も、加藤とは同世代だけどわかってるつもり。

 

やはり育て方に大きな原因が

容疑者のご両親には酷な言い方ですが、やはり幼少期からの育て方に問題があったと感じます。父親も母親も厳しい上に、親戚(祖父母)が会うことすら拒んだという容疑者の伯父の証言がありました。「自分たちの子供は自分達だけで育てたい」というのがその理由だったそうです。
ご両親はわが子に対して「あなたは私の大切なこども、愛してるよ」と言葉か態度で表したことがあるでしょうか。そこが欠如していたのではないでしょうか。勉強やスポーツで子供にスパルタ教育をしている親は沢山いると思いますが、成長した子供がその成果を発揮していたり或いは厳しくしてくれた親に感謝しているケースというのはそこに愛情を感じていたからでは。私は40代です。比較的環境のいいところで子供時代をすごしましたが、公立の小中学校でしたから中には家庭的に恵まれない同級生もいました。貧しい上に親にかまってもらえないとか、学校の勉強も当然ちんぷんかんぷんとか。彼らはつらかっただろうけどでもたくましかった。それはどうしてなのか考えてみると、「子供は社会全体で育てていくもの」という空気があったからではないだろうか。通っていた学校の先生にはそういう信念を持った人がいた。成績の悪い子をからかう優等生を叱責したり、体育の苦手な子に合わせてゆっくり走ってあげたり。そういう風にしていると他の子供たちもだんだん変わってくる。勉強教えたり、グループ活動の班づくりに誘ったりと。親にほったらかしにされている子供はかわいそうですが、加藤容疑者のように過干渉よりいいような気がする。けっこう子供はたくましいものです。愛情の感じられない干渉は子供の生きる力を奪います。「親の道具にされている」と感じます。多くの親にわかってほしいです。

 

いつもありがとうございます

中尾さんのご意見は、いつもハッとさせられますね。
(勉強したようでいても、やはりドキリとする真実)
こんなふうな環境で過ごしている人、気づかずに自分を抑え続けている人、もっと多くの人にこの真実を伝えたいですね。
ご本の復刊も心から願っています!!!

『あなたの子どもを加害者にしないために』
復刊ドットコム
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=38996

 
    
 
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