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加害者も被害者も犠牲者

2008/06/18(Wed) Category : 少年犯罪・家族事件簿
「先生、私は人を殺しませんよね」

その方は泣かれた。

「大丈夫!」

私は、支えた。

箱庭療法をやっている間中、その箱庭の中でありとあらゆるシチュエーションで両親を殺し続けた方

家具が飛び、服をズタズタに切り刻み、包丁を構える日々…

 秋葉原の事件が不安の影を落としていた。

自分は間違っていなかったと深く安堵された。

これからハラスメント・ワールドからの離脱に向けての作業が始まる…。



----------------------------------------------------
長いカウンセリングから帰ると、電話があった。

赤信号でつっこんできた車に親友を奪われた過去を持つ。

自殺して天国から追い返されたその方は、秋葉原の犯人と被害者の両方の気持ちが分かり、さらに先の見えない孤独が深まる事が重なって虚無が襲う中、それでも前を向こうとされている。

「大丈夫!正しい位置に来ている」

私は、告げた。
ハラスメント・ワールドから自律した人間界に誕生するための、孤独な産道の入り口に来た。



----------------------------------------------------
今回の事件、酒鬼薔薇事件と本質は同じなのだが、世間に与えた動揺の質が違う。
酒鬼薔薇の時は、猟奇的変質者の起こした事件とみなされ他人事だった。
秋葉原事件は、本人の書き込みが公開されていることもあり、多くの方が当事者意識を持って思いを述べている。また背景にある家族の問題にも目が向けられるようになった。
そして何より、この10年で、追い詰められている人間が声を上げ始めた……


マイミクさんからメッセージが届いていた。
その友人の友人の方が秋葉原で直接被害にあった。

「日記はリンクフリーとさせてもらいます。 コピペしてもらっても全然かまいません」
「多くの人に知ってもらいたいということで書きました」 とのことなので、転載させていただく。


----------------------------------------------------
今日は空の境界を観たあと秋葉原にいった。


・・・最悪だった。
今日は人生で、生涯で一番最悪な日だろう。
僕は大切な人を二人失いました。
大学の友達・・・
こんなにもあっさりと・・・


今日は行くあてもなく適当に歩いていた。
緑信号の横断歩道。
いつも通りのグダグダな雑談。
どこにでもある平和で普通な話。
思い出すと涙が止まらない。


・・・トラックが自分らに猛スピードで突っ込んできた。
・・・ほんの一瞬だった。
隣にいた友達と俺はぎりぎりでよけて腰の打撲だけで済んだ。
本当に死線だった。
すぐ振り返った。
後ろにいた友達二人が・・・いない。
ゾッとした。
震えがとまらなかった。

その直後発せられた「逃げろ!」
ナイフを持った男?通り魔?
意味がわからなかった。
直後ひかれた友達にすぐさま駆け寄った。
・・・立ち尽くした。
素人でも分かる、重体。
自分はなにもできなくて
ただ大声で、何度も何度もそいつの名前を呼んだ。
やがて応急処置の知識のある人達があつまりだした。
・・・すごいなと思った、半面、情けない。

そんな中
回りを見回すと
カメラ、携帯、カメラ、携帯・・・
なんなんだよお前ら、馬鹿ばっか・・・
カメラぶっ壊してやろうかと、携帯逆折りしてやろうかと
そう思った。
「不謹慎です、やめてください!」
とりあえずやめさせようとした
無視された。
嫌な顔もされた。

・・・なんで?
悔しくて涙が止まらなかった。
その後救急隊が到着した。
・・・と、すぐに口から出た言葉。
「この子は"黒"だから搬送は後だな」
二人の身体に告げられた。
黒・・・馬鹿でもわかる、イメージできる。
白より、嫌な色。
重体なら先に助けてよ。
こんなに血が、意識もなくて・・・
可能性があるほうから・・・
わかってる。
そのほうが賢明だってことくらい
・・・ただ悔しかった。

俺と軽症の一人が
一人づつ付き添いで
病院にいくことになった。
なのに
事情調査、事情調査、事情調査
名前は?住所は?生年月日は?電話番号は?状況は?
同じ質問を何度も何度も何度もされた。
その間友達は運ばれてしまった。



「彼の友達なんです、連れていってくださいっ!!」
「混雑してるから無理だね」
何度も懇願した
あげく
「手術室には入れないし、行っても・・・意味ないよ?」

意味・・・いらない
最期かもしれないんだ、孤独なんてかわいそうすぎる。
結局、なにもできず、別の病院に搬送された。
俺はただの打撲、レントゲンとって湿布はって終わり。

待合室で電話がきた。
双子から。
友達が一人亡くなった・・・。
ボロ泣きだった。
その後病院を出た後。
事故にあった友達の携帯を
自分が預かっていた。
その携帯が鳴った。

・・・友達の親だった。

「中山君?あのね、○○・・・死んじゃった・・・。」

号泣でいわれた。

涙が止まらない。

ぷよぷよで俺涙目にするんじゃなかったのか?

ギルティー今日どっちが強いか決めるんじゃなかったのか?

くだらないけど、叶わない夢。

今後永遠に。

神様・・・僕らが何をしたの?

運命だから?

そんなの残酷すぎる・・・

明日・・・当たり前の日常が消えている

怖い・・・

犯人・・・ネット上で予告してたらしい

人を殺すために来た?

アホか

死ねよ・・・カス・・・   








----------------------------------------------------
一人一人が自律し、
自分の脚で、
自分の歩幅で、
自分のペースで、
歩くこと




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 マイミクさんのご友人さんが、PTSDにならないか心配です。

 いつまでも、この現場において不謹慎だからと撮影をやめさせることのできる心のある方であって欲しいです

 

ケイタイ

犯人はともかく、ケイタイ構えて撮影していた連中の方に暗澹としますね。

 
    
 
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