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「秋葉原通り魔 弟の告白」(後編)-1.道具としての子ども

2008/06/25(Wed) Category : 少年犯罪・家族事件簿
【秋葉原通り魔事件】

週刊現代で容疑者の「弟の告白」が出されて以降、“厳しすぎる母親”の問題がクローズアップされているようだ。 けれど、母親もまた追い立てられるようにまっしぐらに、ただ懸命にひた走って来たに過ぎない。そこにいるのは、自分の親に愛されたいと願うIC(インナーチャイルド)だ。そして、このことは形は違えど全ての人に言えることなのである。そのことをこの後編で見てみたい。

★軍隊(完全統制区域)としての家庭------------------------------------

前編で『母は常に完璧なものを求めてきました』と弟が述べていたとおり、特に進学に関しては妥協を許さない厳しさで臨んでいる。

たとえば、「10秒ルール」。
作文を書いている途中で、いきなり母親が訊いてくる。「この熟語を使った意図は?」。答えられずにいるとカウントダウンが始まり、『0になるとビンタが飛んできます』。
『この問題における正解は、母好みの答えを出すことです。母が求めるのは、教師ウケする答えでした』。その答えが分からなければ、『カウントダウンとビンタが延々と続きます』。
『私が泣いて答えると、またビンタが飛んできます。泣くと、正しい答えを言っても、不正解になるのです。完璧な答え方をするまで、母は許しませんでした』。


前編でも、弟は次のように述べている。
『作文に関してはテーマや文章、絵に関してはやはりテーマや構図を母が指示するのです。与えられるテーマの根底にあるのは「先生ウケ」でした。私たちはまるで機械のようにそれに従って文章を書き、絵を描くのです。こうして母の狙い通り、先生たちはその文章や絵を褒めてくれました』

なぜ、ここまで?と思われるだろう。それを弟は、次のように推測する。
『今回の報道で、母が大学受験に失敗していたことを知りました。母は“学歴”というものに対して、コンプレックスがあったのでしょう』





★手足(道具)としての子供--------------------------------------------

ではなぜ、そこまでのコンプレックスを持つに至ったのだろうか。
そもそも、親から無条件に愛され認められていればコンプレックスを抱くことは少ない。自分という存在に対する自信があるからである。

が、競争をあおる“現代の”社会価値の中で、無条件に愛することのできる親は極めて少ないだろう。「条件付き愛情」で子どもに接する親も多いのではないだろうか。ドライバーや禁止令の中でがんじがらめに生きている人が多いことが、その証拠である。

そして、知っておいてほしい。
「条件」がついた時点で、「あるがままの自分」は切り捨てられていることを。
子育て心理学:第2部 5)子どもを否定する親の「条件付き愛情」

つまり、「条件付き愛情」は愛情ではないのだ。
この母親もまた、自分の親から条件付きで愛されたのではないだろうか。
そのヒントが次のエピソードにあるように思う。

母親は子どもたちを自分が卒業したセイコー(県立青森高校)に入れようとした。兄は気息奄々入学するも力尽き、次に期待をかけられた弟はセイコーを敬遠して別の高校に進学するが、テレビを見ない別世界にすむ弟は級友から異様な目で見られるようになり数ヶ月で挫折する。
この時に、『高校を辞める条件として母が私に要求したのは、翌年に母と兄が通ったセイコーを受験することでした』

兄が力尽き、弟が挫折しても尚、この母親はなにがなんでもセイコーに入れようとするのである。家庭を完全統制区域にまでしてセイコーに入れさせようとする母親の姿は鬼気迫るものがある。
しかし、かりそめ受験であるため弟は落ちる。
『母の怒りは相当なもので、母は2週間ほど実家に帰ってしまいました』…

『2週間ほど実家に帰ってしまいました』―ここにヒントがある。
何が母親をここまで駆り立てたのだろうか?




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親が子を犠牲にすることが教理の中心になっていて、基本的な人間関係を、親子関係ではなく男女の神との契約により成立する婚姻関係とする宗教に基づく文化や社会制度を、無自覚なまま、維新期に強要され、GHQ期は戦争状態の一環として強制されている。

神の命令に従って、神への犠牲に捧げる為、アブラハムが一人息子に刃物を打ち下ろそうとした瞬間、
"われらは告げた。「アブラハムよ。あなたは確かにあの夢を実践した。本当にわれらは、このように正しい行いをする者に報いる。これは明らかに試みであった。」"クルアーン37:104-106

と、アブラハムの行いを正義とした神を信じるのが、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教のアブラハムの宗教。

新約聖書の使徒パウロのガラテア人への手紙4:30に引用されている旧約聖書で"しかし、聖書に何と書いてありますか。「女奴隷とその子を追い出せ。女奴隷から生まれた子は、断じて自由な身の女から生まれた子と一緒に相続人になってはならないからである」と書いてあります。"(現在の創世記では、アブラハムの妻が夫にそう要求し、神が、妻の要求に従えと、アブラハムに命令したとしている。)

神の命令により、荒れ野に放置されたが、神の憐れみにより生き延びた、女奴隷とアブラハムの間の息子も、アブラハムが受けた神の祝福の正式な跡継ぎであり、長男であるから、その男系子孫のアラブ人から最後の最大の預言者が現れたとするのがイスラム教。

女奴隷とその子を追い出せと夫に要求し、夫と奴隷の子の父子関係を絶った、アブラハムの正妻の息子が、アブラハムが受けた神の祝福の正式な継承者で、その男系子孫のイスラエル人から預言者モーセやダビデ王が現れ、ダビデ王の男系子孫から救世主が現れるとするのが、ユダヤ教とキリスト教。

父なる神が、神の一人子で人類の長兄で救世主である、子なる神を十字架に架けて、人類の罪の購いとし、
救世主の十字架の犠牲により救われた事を信じる者が義とされると信じるのがキリスト教。

婚姻関係は、男の女を妻とする神との契約と、女の男を夫とする神との契約により成り立ち神聖視され、男女間の契約により成り立つ男女関係は肉欲による関係とされ、生まれる子は男の子ではない。男は婚姻により子を得る。

ガラテア人への手紙
4:21 わたしに答えてください。律法の下にいたいと思っている人たち、あなたがたは、律法の言うことに耳を貸さないのですか。
4:22 アブラハムには二人の息子があり、一人は女奴隷から生まれ、もう一人は自由な身の女から生まれたと聖書に書いてあります。
4:23 ところで、女奴隷の子は肉によって生まれたのに対し、自由な女から生まれた子は約束によって生まれたのでした。

 

馬鹿母親が学歴至上主義コンプレックスであろうと、連鎖的に我が子を虐待する理由になどならない。
単に、我が子を虐待して満足感を得る精神未熟者に他ならない。

残虐性で知られるチンパンジーは、子殺しを行うが
残虐なリンチや子殺し、なぶり殺しや戦争を行う哺乳類は
地球上で4000種の哺乳類の中で、人間とチンパンジーだけだと言われている。

この馬鹿母親は、チンパンジーの様な動物的な残虐性を色濃く残した血統だと考えられる。

加藤智大氏の崇拝者より

 

【弟の手記の矛盾と彼の混乱】

英司様も、もうひとつの記事で言及されておられるように、問題はあの母親の側の生い立ちです。情報か少ないために推測に過ぎませんが、
あの世代およびその前世代には大きくわけて二つのコンプレックスがあります。

戦争体験をまたいでいるかどうかで違ってきますが、
あの母親の世代は学歴コンプレック、そのひとつ前の世代は「貧困コンプレックス」です。そのまたひとつ前は、軍隊で人種や、身長や、体力的な差別を受けた男性など。
実際には貴方が言われているように少なくとも三世代がこうした犯罪の背景には横たわっています。

しかし私が今回後半の手記を読んで感じたのは、弟さんの実に、あやうい状態です。
それにつきましてはこちらでは文字数が足りませんので、
下記に全ての疑問点を書きました。

【容疑者の母親の責任と弟の矛盾】
http://www.mumyouan.com/k/?T3960

■しかしながら、今の日本の「世論」では、
この秋葉原の問題を「機能不全家族」の問題に焦点を絞ることは不可能かもしれません。社会の常識自体が「家庭の責任から逃げよう」としていますから。
最低限、せめて子供の自主性だけは略奪しない「無害な親」であって欲しいと
願うのみです。

「自分の子供よりも、自分の親に認められたいままの状態の親」という表現には
全く同意いたします。

敬具

 
    
 
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