2008年07月04日 (金) 19:52 | 編集
まず、同協会がどのようなことをやっているのか、エピソードを紹介したい。
■1995年1月17日阪神大震災----------------------------------
1ヶ月後。子ども達の絵は阿鼻叫喚だった。
血を流して死んでいく人間。爆発する火山。赤い海。火を噴く車。昇天する天使。食べ物、水、うんこ。
子ども達は、絵を描くという方法で、泣き叫んでいた。
3ヶ月後。仮設住宅が整備され生活が落ち着き始めた頃、色数が増え虹のモチーフも見られるようになった。
■2001年6月8日附属池田小事件-------------------------------
宅間守(37歳)が児童8名を殺害し、児童13名・教諭2名に傷害を負わせた。
事件半年後、幼稚園の体育館の壁に7mほどの大きな紙を貼った。
集まった30名余りの子ども達は歓声を上げて壁に向かった。
あらゆる色が塗り込まれ、混色して黒々と塗りつぶされていった。
次に、床一杯に模造紙を敷き、親子一緒にやってもらった。
先ほどとは打って変わって、子ども達は目が覚めるような鮮やかな色を使い始めた。
親も子供に返り、子供同士もおしゃべりしながら楽しそうに描いている。
見事だ。
負の感情を思いっきり吐き出した後、仲間との、そして大人との信頼関係を取り戻している。
■中学受験で追い詰められたユウタ-----------------------------
画用紙を覆い尽くすほど躍り食いする複数のサメ。人がバラバラに食い千切られている。
画面を覆い尽くして迫り来るような不気味な緑色の鬼。後ろから抱きかかえ込むような手の指は、逃さないかのように腕ほども長い。
ある日、爆発。バケツ一杯の泥粘土をアトリエの壁に向かって投げつけた。
粘土はビシャッと音を立て、ひしゃげて張り付いた。
憑かれたように投げ続け……壁が粘土で覆われた時、ユウタは虚脱したようにボンヤリ座っていた。
母親はユウタの心に気づいた。ユウタは塾をやめ、サッカーをやると言って嬉しそうにアトリエを去った。
詳細は是非次の本を読んでほしい。他にも豊富な事例が写真付きで載っている。
このように思いっきり自己表現できるアトリエが1市に1つあればと思う。
本来は学校の図工や美術の時間がこうあって欲しい。
スキル教育に毒された文科省の指導方針など糞食らえだ。
「あなたの子どもを加害者にしないために」の中でも少年Aの作品について触れたが、子供の作品は心を現している。否、人間が行う全ての行動は心の現れだ。それを型にはめるなどというバカなことを日本はやり続けている。工業化社会に適した規格化した人間を再生産するために―。
原始の時代から絵に表し表現する喜びを人類は持っていた。
誰もがセルフセラピーできる可能性を、現代社会はつまらぬ教育で奪い取っている。
私も、感情が出てこない人に絵を自由に描いてもらい、デジカメに撮って送ってもらっている。
本人も何を描いたか分からない絵なのだが、それを見ながら電話で話す内に、親子の関係、そして感情が浮き彫りになってくる。幼児のような抽象画に見えても、自分の状況や心があるがままに現れているのである。
本日、同協会代表の末永蒼生(すえなが たみお)先生はじめいろいろな方からお話を伺ったが、15年に及ぶ体験から得られたノウハウがメソッドとして蓄積されており、それを色彩学校で教えている。
また、そこの修了生がアートランドの提携アトリエを運営しているようだ。
こういう活動が増えるとよいと思う。
それから…
これまでも、何度も何度も書いているが、文科省、いい加減に本気で「金は出すが口は出さない」フィンランドの姿勢を見習って欲しい。教員を支配せず、現場に任せよ。
■1995年1月17日阪神大震災----------------------------------
1ヶ月後。子ども達の絵は阿鼻叫喚だった。
血を流して死んでいく人間。爆発する火山。赤い海。火を噴く車。昇天する天使。食べ物、水、うんこ。
子ども達は、絵を描くという方法で、泣き叫んでいた。
3ヶ月後。仮設住宅が整備され生活が落ち着き始めた頃、色数が増え虹のモチーフも見られるようになった。
■2001年6月8日附属池田小事件-------------------------------
宅間守(37歳)が児童8名を殺害し、児童13名・教諭2名に傷害を負わせた。
事件半年後、幼稚園の体育館の壁に7mほどの大きな紙を貼った。
集まった30名余りの子ども達は歓声を上げて壁に向かった。
あらゆる色が塗り込まれ、混色して黒々と塗りつぶされていった。
次に、床一杯に模造紙を敷き、親子一緒にやってもらった。
先ほどとは打って変わって、子ども達は目が覚めるような鮮やかな色を使い始めた。
親も子供に返り、子供同士もおしゃべりしながら楽しそうに描いている。
見事だ。
負の感情を思いっきり吐き出した後、仲間との、そして大人との信頼関係を取り戻している。
■中学受験で追い詰められたユウタ-----------------------------
画用紙を覆い尽くすほど躍り食いする複数のサメ。人がバラバラに食い千切られている。
画面を覆い尽くして迫り来るような不気味な緑色の鬼。後ろから抱きかかえ込むような手の指は、逃さないかのように腕ほども長い。
ある日、爆発。バケツ一杯の泥粘土をアトリエの壁に向かって投げつけた。
粘土はビシャッと音を立て、ひしゃげて張り付いた。
憑かれたように投げ続け……壁が粘土で覆われた時、ユウタは虚脱したようにボンヤリ座っていた。
母親はユウタの心に気づいた。ユウタは塾をやめ、サッカーをやると言って嬉しそうにアトリエを去った。
詳細は是非次の本を読んでほしい。他にも豊富な事例が写真付きで載っている。
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このように思いっきり自己表現できるアトリエが1市に1つあればと思う。
本来は学校の図工や美術の時間がこうあって欲しい。
スキル教育に毒された文科省の指導方針など糞食らえだ。
「あなたの子どもを加害者にしないために」の中でも少年Aの作品について触れたが、子供の作品は心を現している。否、人間が行う全ての行動は心の現れだ。それを型にはめるなどというバカなことを日本はやり続けている。工業化社会に適した規格化した人間を再生産するために―。
原始の時代から絵に表し表現する喜びを人類は持っていた。
誰もがセルフセラピーできる可能性を、現代社会はつまらぬ教育で奪い取っている。
私も、感情が出てこない人に絵を自由に描いてもらい、デジカメに撮って送ってもらっている。
本人も何を描いたか分からない絵なのだが、それを見ながら電話で話す内に、親子の関係、そして感情が浮き彫りになってくる。幼児のような抽象画に見えても、自分の状況や心があるがままに現れているのである。
本日、同協会代表の末永蒼生(すえなが たみお)先生はじめいろいろな方からお話を伺ったが、15年に及ぶ体験から得られたノウハウがメソッドとして蓄積されており、それを色彩学校で教えている。
また、そこの修了生がアートランドの提携アトリエを運営しているようだ。
こういう活動が増えるとよいと思う。
それから…
これまでも、何度も何度も書いているが、文科省、いい加減に本気で「金は出すが口は出さない」フィンランドの姿勢を見習って欲しい。教員を支配せず、現場に任せよ。
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