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誰だって失敗はあるんだよ。恥ずかしくないよ

2008/07/05(Sat) Category : モラハラ(モラルハラスメント)
裁判所は心の問題に立ち入らない。
昨日書いたように、全ての現象は心の表れだというのに。

調査官という心の側面の専門家を置いている理由は何?
それは、全ての問題の背景に心の問題があることを認識しているからだろう?

が、追い詰められた側に立った洞察は少ない。
心ない言葉で二次被害を負わせていてわからないことさえある。

心への洞察がなければ、
裁く判断などできないはずだ

形に乗っ取った判断で不幸が生み出されている場合もあるのだ

心ない政治が人々を不幸に陥れたように
心ない裁判が不幸を創り出している





夫に親権がわたった裁判
関わったときはもう結審した後だった

相手は変わりようのないハラッサー
なぜなら、まだ母親の胎内にいるから

結局、外面のいいハラッサー連合軍に
精神的に追い込まれていたその方は負けてしまった


しかし…

会えるときに、思いっきり抱きしめるといい

無条件に受け止めてもらった経験が、子どもたちの心に自律の種を蒔く

やがて芽を吹き樹に育つ


そして…

必ず迎え入れるときが来る。




裁判に関わる方、是非読んでほしい(許可を得て掲載させていただきました)。




一緒に暮らしているとき、
私は子どもたちのお気に入りのアニメなどを一緒に見ていて、
笑ったり、感動して泣いたり、一緒に歌を歌ったりしていました。

そのなかのエンディング・テーマ曲の中で「ALIVE」という歌があり、

「だれだって失敗はするんだ、恥ずかしいことじゃない。
 その傷を無駄にしないで、笑って歩ければいい」

という歌詞がすきで、

よく子どもと一緒に歌っていました。




日々、仕事を終え、急いで保育所に子どもを迎えに行き、
食事、入浴、明日の準備、寝かしつけ
気がつくと翌朝

あわただしくほんとに目の回る日常でした。



ある日も、食事を終え、
長男とまだ幼い次男をお風呂に入れ、
湯冷めしないようにあわてて外にでて、
気がつくと私は、
次男の紙のパンツ(オムツ)をはこうとしていました。


私は、そそっかしく抜けていることも多いのですが、

ああ、かなり疲れてるな・・・

とがっくり肩を落としていました。





すると、
パジャマを着ていた長男が私のところに来て、
肩に手を置き



「ママ、大丈夫だよ。誰だって、失敗はあるんだよ。恥ずかしくないよ」



と必死になぐさめてくれました。


















よく、

このことを思い出します。





そして、

私の中で、

自分の「宝」としてしっかりと胸に刻まれています。






本当に子どもたちは、私の応援団でした。






いまでも、子どもの


「ママ、大丈夫だよ。誰だって、失敗はあるんだよ。恥ずかしくないよ」


と言っている声が聞こえます。






そして、今度は自信を持って、私が子どもたちに


「大丈夫だよ」


と言ってあげられるようになりたいと思います。










誰だって失敗はするんだ 恥ずかしいことじゃない
この傷を無駄にしないで 笑って歩ければいい

たくさんの後悔をまとって 味のある人になるさ
悲しみも風に変えて 強く進んでいければいい


雷鼓(RAICO)「ALIVE」 歌詞


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Comment

 

さくさんへ

辛いですね。きっと自分を責めてしまうこともおありだと思います。そうなってみて、子供と離されたお母さんが意外といることを知りました。ただ、母親であるとそれを言わない人が多いんだと思います。泣く泣く子供と離されたにもかかわらず、母親失格というようにみられてしまうことも多いですから。ほんとうは、まさに胸を裂かれる想いで耐えているのにです。
 どうぞ、よき相談者をえて、希望を持って下さい。まずは、そんな状況でも必死にがんばっている自分を誉めてあげて下さい。

 

はじめまして・共感しました

モラハラ夫が子供を連れ去り、3か月たちました。モラハラによる離婚はよく聞きますが、子供を連れ去られた母親の悲しみは、体験しないと実際にはわかりません。(毎日涙しています。)同じ思いに、やっと巡り合えた気がします。

 

もっと早く知りたかったです。

夫と別居を始めて半年になる39歳、二人の子供の母です。

DVや精神的暴力について調べていてこちらにたどり着きました。
モラルハラスメントという言葉は始めて知りました。
まさしく夫にピッタリと当てはまり、見入ってしまいました。
 周囲の人間への説明の難しさに頭を痛めて最中で、先日の調停では夫に会わずして尚、夫の言いなりになりそうになったほど、調停員の人達に私の話が伝わらず、調停室の空気は「奥さんのワガママもそろそろ終りにしたら!?」っといった感じで、あまりにビックリしてしまった私は、反論も出来ず、次回の調停の日を書いた紙を貰っておずおずと帰ってきました。

一応弁護士も同行し、同席していたのですが、ただ隣に座っているだけでした…調停に同席する弁護士って発言はしないものなんですかねぇ?
同じ建物内に夫が存在すると思っただけで、いまだに萎縮してしまって思った以上に言葉も出てこなくて…「何でも話してくださって結構ですよ」なんて言うけど、こんな事言ったら怒鳴られるんじゃないか!?罵られるんじゃないか!?って恐ろしくて…これだって「ガキじゃねぇんだからくだらねぇ事言ってんじゃねぇよ!」って言われそうで怖い。

別居を始めた当初は父親を怖がっていた長男(6歳)が最近父親とまた4人で暮らしたいといい始めましたが、可哀想だけど、こればかりは子供の願いとて叶えてあげられません。

 

私は、裁判所では真実を見極め正義と良心をもって判決がなされると思っていました。
判決が出て思ったことは、裁判所では真実は重要ではなく、良心はないということでした。
そして、だからこそ、私は良心を捨てないと、心底、強く思いました。
それが、唯一私自身で、できることだからです。
今回感じたことは、良心や真実の正義というものは市井の人々の中にあるということでした。

そして、司法にたずさわる方にお願いしたいのは、心の針を取り除いた、血の通ったかよった仕事をして
ほしいと思います。
今、たくさんの方が身を削って、多忙を極めて司法の仕事をされていると思います。
どうか、何よりご自身が幸せになって、人として仕事をされてください。
それが、人が司法という場所に身をおいて仕事する意味なのではないでしょうか。

そして、子どもたちが生きる未来が、人の生きやすい社会になることを信じます。

 

おめでとう! みーなさん

よかったね!みーなさん!
よくがんばったね。
これからが本当にたのしみだね。

そうだよね。
すべての子どもは愛されて育たないといけないし、
そして何より、誰もが、
まず自分自身を全力で愛することが
本当に大切だよね。

どんな子どももすごい可能性を持っていることを私も知った。
そして、子どものみならず、
みーなさんにもわたしにも
すべての人に
すごい可能性があるんだよね。
なんてすてきなことだろうね。

でも、こうして少しずつ
そのことを知っている人は増えているんだよね。
そして何よりも嬉しいのは、
私たちの子どもは間違いなくステキな人に育っていくということ。

本当におめでとう!!
みーなさん

 

ありがとうございます

何度かこちらのブログを訪問させていただいております。
本当に、家族とは、人とは、愛とは何か・・・・勉強になります。
心に残るたくさんの言葉を頂きました。
そして、私はこのたび無事にモラハラ人間との同居に終止符を打つことができました。
子供とともに、本当にに必死に戦い、そして逃げ切りました。

すべての人間が罵倒されたり、理不尽な管理の基に生きることが無くなるよう、心から願わずにはいられません。

特に、子供は愛されて育つべきです。どんな子も、すごい可能性を持っているというのに、それを殺してしまうたくさんの未熟な大人たち。
本当に考えさせられます。

 
    
 
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