プロフィール
 

中尾英司

Author: 中尾英司
Doing(させる,働きかける)ではなく、Being(共にある,見守る)―半歩あとから


中尾相談室のカウンセリング概要
カウンセリング申込み要領

中尾真智子ブログ

ホ・オポノポノ to IC―
「ごめんね」「ゆるしてね」
「ありがとう」「愛している」

 
ピックアップ目次
最近の記事+コメント
 
 
カレンダー(月別)
 
09 ≪│2023/10│≫ 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
 
カテゴリ
 
 
全ての記事を表示する
RSSフィード
 
 

どー(Do)していいのか分からない親へ

2008/07/17(Thu) Category : 親の諸相
支配もダメ

すがりつくのもダメ

で、…明るく元気もダメ?

じゃあ、どー(Do)すりゃいいの???


How to do?



あれもやったこれもやった

本も読んだ、講習にも行った、心理学もかじった

脅したり、すかしたり、なだめたり、泣き落とそうとしたり…etc

八方尽くしてアプローチしたのに

もうこれ以上、どー(Do)していいのかわからない


How to do~!!(絶叫)





……いえ、

だから

どーもしないんです。

えと

「Do」は、しないんです。




支配する
すがりつく
明るく元気にする

全部、「Do」―家族に対して働きかけているんです。



支配しない
すがりつかない
ただ、あるがままでいる

全部、「Be」―ただそこに存在しているんです。




「する(Do)」ではなく「いる(Be)」

何もすることはありません

ただ、そこにいてください。




そこです、そこ。

自分の居心地のいい場所



そこで、あなたが活き活きと人生を楽しんでいる姿を見せることが

子にとって最大のギフトなのです

なぜなら、生き方はモデリングで(モデルを見て)しか学べないから



あなたが子どもに向かってくれば(Do)、

子どもは、外か自分の中に逃げるか、立ち向かうか、あきらめるか、巻き込まれるか…

いずれにせよ、あなたを見る余裕はありません。



あなたは、自分の人生を楽しく生き抜けばいいのです。

どうぞ、幸せになって下さい。



その姿が、子どもに希望と生きる勇気を与えるのです。













……え? 

それでも、どーしても何かやりたい?

ならば、そーですねぇ… 

2つだけ、お願いします。




一つ、抱きしめること。

二つ、気持ちを聴くこと(アドバイス不要)。




むしろね、

一つめは、子に抱きしめてもらっていると思うかもしれないね

二つめは、子があなたを大事にしてくれます



つまり、

この二つは循環しているんです。

そして、エネルギーが循環すればパワーを生みます。

たったこの2つだけで、パワーを生み出すのです。

人間って凄いでしょ。


では、あるがままに―Let it be !





関連記事
 
Comment5  |  Trackback1
 
 

Trackback

 

Trackback URL :
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

はじめビシビシ、あと尊重

中学生の事件が、いろいろとニュースになっている。 そんな悲しい事件はもう起きない ...

 
 
 

Comment

 

Doingしてくる親です
嫌なことばかり言われます
「気持ちを話しなさい!暴れたり喚いたりしないで話してみなさい!」と怒り口調で言われた挙句、私が自信を持つようにと発破をかけてきます。それが辛いのです。
私が逃げてるだけなのでしょうか。私が全ての元凶なのはわかっていますが。どうしようもありません。

 

どーしていいのか分からない親へ

中尾先生ありがとうございます。子供たち3人とも大好きです、愛してます。子供がここが痛いよ、これが辛いよ。その子の目を見て(聴いてあげること抱きしめてあげること)とても大事なことなんですね。親から抱きしめてもらっていない、目を見て聴いてもらっていない子は、大人になって親になってその対処の仕方が判らなかったんです。

 

絶妙なタイミングで

今日は小一娘の個人面談でした。
友達作りが苦手、自分を出せない…わかっていたけど、人から言われるとズシッとくる。私の中で「もっと~させなきゃ。」と、“Do”しようと湧き上がる。しかし、はたと先生の言葉が頭をよぎり、ブログを読み返しました。

…あぁ、良かった。危うく、子供も私もつらく苦しい道に入ってしまう所でした。ありのままを抱きしめて、心を聴く。私にとって、簡単な事ではないけど、私自身を救うためにも…。


いつもありがとうございます。

 

的確でした

ずっと愛読させていただいております。まさに どんぴしゃに 本日のblog内容がはまりました 三女の事で 悩み続けていましたが、心が決まりました 抱きしめる。気持ちを聞く。この二つだけを 実行します
書いてあったように、あらゆる手段を悩みながら行動してきた事が、苦しめていたとは…

そして自分まで苦しめていたとは…

目からうろこです 親って子供に『親』にしてもらうんですね ほんとに反省しました

ありがとうございました

 

ホントにそうですね。自分の子供の頃、母親は毎日に余裕がなくてただ在るだけでいてくれたんですが、年の随分離れた異母姉がことごとく口の手も出してきて居心地の悪い生活でした。他の兄姉もそれがいやで高校を卒業すると家を出たのです。逆に言うと「家を出る」エネルギーをくれたとも思いますが。振り返ってみると、もっと父母の懐で楽しい子供時代を送りたかったな、と思います。その姉も70歳を超えました。子供の頃ははっきり言って大嫌いでしたが、今はいたわりの気持ちだけです。年をとるって意味のあることですね。

 
    
 
Home | Top ▲
 
はじめにお読み下さい
 

読まれる上での留意点
自分を取り戻す方法総目次
*全記事リンクフリーです

 
検索フォーム
 
 
著作
お問い合わせなどあれば↓
 

名前:
メール:
件名:
本文:

 
会場でお会いしましょう(^^)
記事・インタビュー他
わが子を守るために
写真
ブックマークに追加
 
 
月齢
 
Today's Moon phase
 
QRコード
 
QRコード