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国際分業という共依存体系

2008/09/07(Sun) Category : 世相・社会
どんな山奥に行っても家があることに驚くが、それは食べるものさえ自給できればどこでも生きていけることを証明している。
しかし、食料以外の人工物(電化製品など)はお金がないと買えない。
現物はあるがキャッシュを持たない農家は、山の木を売り、農作物を売ることでお金を得てきた。

しかし、
他国の山をはげ山にして輸入する外材のお陰で国産の木は売れなくなり、
他国の土地を砂漠化して輸入する食品のお陰で国産の作物は売れず、
農林業に希望を見出すことはできなくなった。 (でも、生産国での表土流出も激しいから、世界的な食料争奪戦が始まっているけど)

その風土の中で健康を保つには、その風土で取れたものを食べるのが最もよいのだが、滅多に食べなくていいものを常時食べるようになってはガンを増やしている。

また、その土地で取れるものにしても、なるべく長期にマーケット(市場)に流通できるようにと、長期にわたって取れるように品種改良が進んだ結果、昔ながらの味の作物は、その種からなくなってきている。

なるほど、いくら本物の味に出逢いたいと思ってはいても、そもそも出逢えなくなってきているわけだ。とても悲しい。

まがい物が流通し、本物を知らなくなってしまった現代人は自分の舌で見分ける術を持たず、偽装がいとも簡単にまかり通るようになって情けないと思う。

手作りの本物を食べると体が充実した感じがし、外食や店屋物の弁当などを食べるとなんだか充実した感じがしないばかりではなく、入れなくていいものまで入った気がするのは私だけだろうか…(まぁ、時間と引き替えに自分もお世話になってはいるんだけど)。

まがい物で暮らしていることは、日々自分をディスカウントしていることになるのに……。


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でも、現政党と官僚はあおる。
コスト競争に勝てないと農作物は売れないよ、だから大規模機械化せよと。

そして、小さな畑や田んぼなのに、農耕機械を売りつける。はい、売れば売っただけ「経済成長」だ。
さて、これで人手が少なくてもやっていける? とんでもない。
わずかな期間しか使わない機械のコストパフォーマンスはとても低い。一方で、減価償却コストは生活と作物価格を圧迫し続ける。潤うのは、借金させた農協と銀行だ。こうして生活実態のない経済が「成長」する。


そもそも輸入を拡大して農林水産業を追い詰めたのは国だ。追い詰めておいて、広大な大陸でなされている畑作に規模の面で叶うはずがない競争を、まことしやかにけしかけているのだ。

その背景には国際分業というまことしやかな概念がある。
自国で得意(比較優位)なものに全力を傾注し、苦手(比較劣位)なものは輸入しよう―というのが、国際分業の考えである。この考えは、世界を壮大な共依存の体系に変えてしまおうという途方もない考えだ。

私は大学で比較優位の原則を学んだときに、一見合理的に見えるそのうさんくささに辟易した。当時心理学を深く学んでいたわけではなかったが、「自律を奪われる」と直感的に感じた。

でもこうして、優秀な(?)大学生達は比較優位の原則を学んで、そうかそうかと社会に出て行くわけだ。
そして、いらないモノを作っても、いらないモノを売りつけても、CO2をまき散らして作物を運んできても、壊れたモノを廃棄しても、さらには作ったモノが最初から不良品でも、毒入りであっても……ともかく、生活の質が貧困であっても数字上で経済の成長があればオールオーケーという、極めてバーチャルな社会が、この現実の世に実現してしまうこととなった。

実態を失ってしまった者は、自分を認めてもらうためにゲームを仕掛ける。
同様に、
実態を失ってしまった経済は、マネーがマネーを追いかけるようにマネーゲームがのたうち回っている。


で、得たマネーで何をする?
いつぞや見たアメリカのとある地域を思い出す。
トウモロコシなどが燃料に使われることになって富を得た地域。
カジノが建った。
そして、カジノに興じる農民達。

嬉しい??

私は、映される方々の笑顔を見ながら哀しくて仕方がなかった。
富む者も貧しい者も、全員がマネーに踊らされている……



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地域の自律ってどういうことだろう。

国は何のために存在しているのだろう。

お金で得たいものは何?

幸せって何だろう。


これまで、疑問を持たなかった全ての価値に疑問を持つ時に来ている気がする。是とされていたことは是ではないかもしれない。これまで学校を含む社会から教わってきたことに疑問を持とう。

そして、自分に問いかけよう。

自分はどうなりたいのか。

どういう町に住みたいのか。



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