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川辺川ダム問題―「五木の子守唄」を守れ

2008/09/12(Fri) Category : 世相・社会
熊本県 川辺川ダム問題は、
国 vs 県(地域)
ハコモノ行政 vs 生活維持
開発(破壊) vs 環境保全
現世的利権 vs 子どもの将来

……等々の象徴的問題だと思う。
そして、時代は確かにターニングポイントに来ている。

なんのための開発か?
そして、あなたの守るべきものは何か?



■1,川辺川
五家荘(平家の落人伝説)→五木村(五木の子守唄)→相良村(茶の産地)で球磨川に合流 (ダムができれば五木村も相良村も水没)

■2,球磨川
日本三急流。アユの名所。舟下り。人吉・球磨盆地の球磨焼酎。

*簡単に言えば、
ダムのない歴史の中で上記の風情が培われてきたわけだから、ダムという人為が入ることにより、上記の全てに悪影響が出る。さらに、
「ダムによって砂浜や干潟がやせ、出水時に汚濁土砂が流されて海底がヘドロ化し、川辺川ダムが建設されると、八代海の漁業が崩壊する」(広島大大学院の上真一教授)
ではなぜ、そこまでして作るのか?


---------------------------------------------------------
■3,川辺川ダム(九州最大)
計画:1966年(なんと40年以上前)、建設省(現国土交通省)が計画。
目的:治水(洪水を避ける)+利水(農業用水)+発電。
 ↓
利水=2003年、国が敗訴
発電=2007年、事業撤退

では、残る治水だけのために3000億円以上かけるの?
地元負担が数百億円あり、さらに維持コストをかけるの?
 ↓
九州地方整備局が蒲島知事に脅し
「ダム以外の治水策は考えられない。ダム建設をしない場合、住民に洪水を受任していただかざるを得ない」【2008/09/11朝日新聞】
<この言い方に私は憤りを覚えた!>

そして、洪水の時だけ水を溜める「穴あきダム」案を提示
<諫早湾干潟はギロチンされて、国内最大級の渡り鳥の飛来地かつ豊かな漁場は姿を消した>
 ↓
で、コストをかけて治水は出来るの?
『球磨川大水害体験者の会」の重松隆敏さん(81)は「約40年前に発生した球磨川水系の『七・三水害』は、上流の市房ダムの放流が原因だった。ダムでは川は治められない。川辺川も一緒だ」と指摘』【2008/09/12 西日本新聞】
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/47011



---------------------------------------------------------
■4,蒲島知事が反対表明
『ダム反対派でつくる住民団体「川辺川を守る県民の会」の中島康代表(68)は「ここまで踏み込んだ発言をした知事はいなかった。素晴らしい決断で言葉では表せないほどうれしい」と高く評価。「国や県議会から知事に大きな圧力があると思うが、みんなで支えたい」と気を引き締めた。』【2008/09/11 西日本新聞夕刊】
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/46898

<偉い! よくやった!>


■5,人吉市よくやった!
どのような決断も一人でするのは辛いもの。
蒲島知事の大英断のバックには、人吉市長の大英断があった。
『9月2日には流域中心都市の人吉市長が「ダム建設による経済効果より清流を活かした観光などの効果が勝る」と白紙撤回を求めた』【2008/09/11朝日新聞】

『川辺川ダムの最大受益地で、蒲島知事に先立ち、計画の白紙撤回を求めた人吉市の田中信孝市長は「流域住民の民意をくんでもらって大変ありがたい。苦渋の選択だったと思う」とコメント。』【2008/09/11 西日本新聞夕刊】


*嬉しいですねぇ人吉市。市役所研修の時のことを思い出します。
頑張れ「熊襲(くまそ)の国」






地方自治体は、国の言いなりになるのはやめよう。
夕張のようにさんざんに荒らされた挙げ句、ツケは自分たちに回ってくる。

明治中央政府は、地域の力を奪うために県に縁のない知事を中央から任命して置いた(廃藩置県)。以降、県は中央の端末と化してしまった。

県は国から自律し、県民のための行政を行うという当たり前のことをしなければならない。そのために、知事が中央から自律しなければならない。

そのために知事がやるべきことは、国の声ではなく県民の声を聞くことだ。
また、江戸幕府(↓)のように税金の体系を変える運動を起こすことだ。
「富士山大噴火」に見る望ましい国のあり方

空疎な経済成長のために、地域を売り渡すことはやめよう。そして、伊達市のように
●「コンパクトシティ」を目指そう。



私たちがしなければならないことは
経済成長ではなく、
ゆったりと「子守唄」を歌える環境を再生し、守り、維持していくことだ。





【正調 五木の子守唄 】

水は天からもらい水…




(ご参考)
清流川辺川を守る県民の会


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