「あなたの子どもを加害者にしないために」―大切なのは、自分を変える勇気を持つこと
復刊版「あなたの子どもを加害者にしないために」♪

コメントを頂いたので、今か今かと待っていたら、午後届きましたよ~。ブッキングさん、本日一斉に発送したんでしょうかね~。
本の「復刊によせて」にも書きましたが、本当に皆様のご声援のお陰です(↓)。

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「復刻版あとがき」を掲載させていただきます。
★大切なのは、自分を変える勇気を持つこと
1997年の神戸児童殺傷事件も、2008年の秋葉原通り魔事件も、ともに家庭内で心を追い詰められた子どもたちによる事件です。
しかし、社会の受け止め方は大きく異なりました。
10年前は、異常者による犯行とみなしていましたが、
秋葉原の事件では「もしかしたら我が家も……」と他人事ではない反応が見られたのです。
また、本書刊行当時、本書のタイトルは「うちはそういう子育てはしていない」と敬遠されました。しかし、現在は、このストレートなタイトルが親を惹きつけているようです。
わずか3年の差ですが、人々の心は大きく変化していると実感します。
一つは、追い詰められている人が増えたということです。
もう一つは、ブログを武器にして弱者が声を上げ始めたということです。
追い詰められていた人は、この思いが自分一人ではないことに気づき始めました。その追い詰められた方々の力が、自分たちの心情を代弁するかのような本書を再度世に復活させてくれたと思います。
知識は気づきを生み、行動を変えます。
今の日本の社会や制度は「心」を大事にしていないとつくづく感じます。
是非、本書を読み力を得て、一人一人が自分を変える勇気を持ってください。
そこからしか、日本は変わっていきません。
また、本書に書かれているものの見方や知識を共有することが、ハラッサーやモンスターペアレンツをのさばりにくくします。地域社会が大切であることも改めて認識できれば、ワークライフバランスの是正にもつながるでしょう。
地域に面的に広げるために講演やセミナーなどどこへでもお伺いしたいと思います。
それが、本書を再びこの世に誕生させてくれた皆様へのご恩返しです。
私たちの子どもたちのために、住みよい社会を取り戻しましょう。
ありがとうございました。
中尾英司