WaT と 松井秀樹
2006/02/08(Wed) Category : 人物
WaT -ウエンツ瑛士と小池徹平のデュオだ。
おじさんの認識では、ウエンツ君はお笑い好きのおかしなハーフ。小池君はさほど知らなかった。その二人がデュオを組んで歌を出したとき、バラエティなどで人気が出始めたので歌でも出したのかと思っていた(…)。
ただ、歌って踊ってのジャーニーズ色がないのが新鮮だった。
ところが、なんと逆だったことが、アエラの2.13号を読んでわかった(以下『』内は記事の引用)。
WaTは、2002年に結成されていたのだ!
しかし、ジャーニーズアイドルが全盛のこの時代。普通にやっていたのでは埋没してしまう。
で、彼らはストリートライブを始めたのである。
初日は観客ゼロだったという。夏ごろには300人ほど集まるようになり、学園祭にも7箇所出演。地力をつけていく。2003年暮れには1000人集まり、そこで2年間のストリートライブは終了。
その後は、泣かず飛ばずで苦しい時もあったようだが、お笑いや芝居の練習なども重ね、重層的な底力をつけていった。そして、2004年2月にインディーズでデビューし、2005年11月「僕のキモチ」でメジャーデビュー。デビュー2ヵ月後に紅白出場という快挙を成し遂げる。
しかも、その紅白がすごかったようだ(我が家は裏番組を見ていた)。
『歌い始めて約1分15秒後』、カメラがコードを引っ掛けてマイクを倒してしまった。
それから、マイクが復旧するまでの『長い9秒間』『2人は笑顔のまま、ギターを弾く手を止め』ずに『生声で歌い続けた』。
この瞬間の視聴率は『47.7%』。『SMAPに次ぐ2位を記録した』
なるほど、ストリートライブの経験があったからこそ、これができたんだろうなぁと思った。
アクシデントのときに、その人の経験と本性が現れるものである。
普段どれだけのことをやってきたのかが、真に現れるときだ。
彼らは、マイクが倒れた時に"真価を発揮した”のである
普段やってきたことが本番で現れるという意味では、たまたま見た「世界一受けたい授業」に登場した松井秀樹も本当にすごかった。
バッターボックスで構える時までの手順がきちんと決まっている。後顧の憂いなくボールに集中できるように、押さえるべきポイントが全て手順化されているのだ。その手順の中に、最高の状態に持っていくための経験知が全て織り込まれているのだろうなぁ、と思った。
そして、どんな時もその段取りをきちんと踏んでいく。一つずつ段取りを踏むたびに憂いがなくなり、集中力が高まっていき、そして…ピッチャーの方を向いたときには、ボールに集中するだけになっているのだろう。
普段どおりにやる。
その“普段”の中に、たゆまぬ努力が織り込まれている。
これこそが一流だ、と感じた。
う~ん、凄い!!
おじさんの認識では、ウエンツ君はお笑い好きのおかしなハーフ。小池君はさほど知らなかった。その二人がデュオを組んで歌を出したとき、バラエティなどで人気が出始めたので歌でも出したのかと思っていた(…)。
ただ、歌って踊ってのジャーニーズ色がないのが新鮮だった。
ところが、なんと逆だったことが、アエラの2.13号を読んでわかった(以下『』内は記事の引用)。
WaTは、2002年に結成されていたのだ!
しかし、ジャーニーズアイドルが全盛のこの時代。普通にやっていたのでは埋没してしまう。
で、彼らはストリートライブを始めたのである。
初日は観客ゼロだったという。夏ごろには300人ほど集まるようになり、学園祭にも7箇所出演。地力をつけていく。2003年暮れには1000人集まり、そこで2年間のストリートライブは終了。
その後は、泣かず飛ばずで苦しい時もあったようだが、お笑いや芝居の練習なども重ね、重層的な底力をつけていった。そして、2004年2月にインディーズでデビューし、2005年11月「僕のキモチ」でメジャーデビュー。デビュー2ヵ月後に紅白出場という快挙を成し遂げる。
しかも、その紅白がすごかったようだ(我が家は裏番組を見ていた)。
『歌い始めて約1分15秒後』、カメラがコードを引っ掛けてマイクを倒してしまった。
それから、マイクが復旧するまでの『長い9秒間』『2人は笑顔のまま、ギターを弾く手を止め』ずに『生声で歌い続けた』。
この瞬間の視聴率は『47.7%』。『SMAPに次ぐ2位を記録した』
なるほど、ストリートライブの経験があったからこそ、これができたんだろうなぁと思った。
アクシデントのときに、その人の経験と本性が現れるものである。
普段どれだけのことをやってきたのかが、真に現れるときだ。
彼らは、マイクが倒れた時に"真価を発揮した”のである
普段やってきたことが本番で現れるという意味では、たまたま見た「世界一受けたい授業」に登場した松井秀樹も本当にすごかった。
バッターボックスで構える時までの手順がきちんと決まっている。後顧の憂いなくボールに集中できるように、押さえるべきポイントが全て手順化されているのだ。その手順の中に、最高の状態に持っていくための経験知が全て織り込まれているのだろうなぁ、と思った。
そして、どんな時もその段取りをきちんと踏んでいく。一つずつ段取りを踏むたびに憂いがなくなり、集中力が高まっていき、そして…ピッチャーの方を向いたときには、ボールに集中するだけになっているのだろう。
普段どおりにやる。
その“普段”の中に、たゆまぬ努力が織り込まれている。
これこそが一流だ、と感じた。
う~ん、凄い!!