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世代間連鎖を断つ

2006/02/09(Thu) Category : 世代間連鎖
家族カウンセリングで扱う事例は様々だが、主テーマの一つは「世代間連鎖を断つ」ことである。
断たなければならない連鎖であるから、いいことではない。その家族風土のどこかに無理があることである。
どこかに無理があれば、必ずどこかに無理があるよ、ということを教えるサインが現れる。それは、人や出来事を通して現れる。

その連鎖が数世代に渡って受け継がれることもある。
受け継がれるということは、変えなければならないことが変わっていないということである。当然、無理があるよということを教えるサインは出続ける。
しかも、この程度で分からないのであれば、もっとわかるようにと、段々サインは大きくなっていく。つまり、悲劇は連続するだけでなく拡大していく。


と書くとナンだと思われる方は、統計学的に「1:29:300の法則」(ハインリッヒの法則)を思い出してもらってもよい。
システム(その人が所属する関係の総体)のどこかに無理があるのに、それを変えようとせず放置していれば、軽災害がヒヤリハットになり、いずれ必ず大事故が起きる。

あるいは、「食物連鎖」を思い浮かべてもらってもよい。
汚染された海で水銀を含んだ餌を食べた小魚が、中型魚に食べられ、その中型魚を大型魚が食べる。こうして食べる量の多い大型魚の中に水銀は蓄積されていく。最後にその大型魚を食べる人間が、最も多くの水銀を摂取することになる。


「不幸の連鎖」も同様。
親よりも子、子よりも孫へと“病理”は濃縮して受け継がれていく。気づいた人が、つらいことだが自分と闘い、その世代で連鎖をストップさせるしかない。しかし、その時、その人は大きく成長する。
同時に、その人の所属する系全体が大きく変化していき大団円を迎える。


私の役割は、
連鎖に気づいてもらうこと、
そして連鎖を断つ闘いに踏み出してもらうこと、
そして、闘い抜けるようエンパワーし、その闘いを見守ることだ。

子どもと同じ。
気持ちを正面から受け止め、
行動を後ろから見守ってあげれば、
驚くほどパワーを発揮し変化していく。

人は受け止められ、見守られることで最大の力を発揮する。


(尚、上記のことは会社という組織についても言えることです)


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連鎖を断ち切ることは、これほど大変なのかといつも思う。
祖父母から母へ、母から私へ…
私が自分の子どもたちへ連鎖させないために。
自分が子どもに対して、自分の親と同じことをしていることに気付き、落ち込み自己嫌悪に陥る。

 

少しづつ感情が出てきて感じることは

自分の親族に好きな人は一人もいないってころです。

親を生んだその親も恨んでる自分がいます。

 

僕も頑張ります。

先生にお会いしてから、ほんとこの世代間連鎖が自分の課題になっております。
父親がとくに嫌です。

その父親の家系で、私と同世代は皆まだ結婚をせず、異性との交遊もあまり無い模様。

私自身は、この連鎖を断たなければ、異性とつき合おうとすることも、結婚や、自分の子供を産みたいと思うことすらないように思える。

非常に苦しい毎日、そしてたまに楽になる日々

父親の存在が憎いが、同時に、同情もしている。

自分が成長しているのか、まだそれはわからない。
していると思っているが、人に会ってみなければわからないから。

ただ、成長し、連鎖を断てた時、
もう結婚適齢期を過ぎ去ってしまっていたらと思う不安もある。
すでに適齢期だから。

果てしなく長く、
果てしなく先行き不安な道なき道。

生きているだけでは認められない家族だったが、父親以外は少し変わりつつある。

口先だけで行動の伴わない父。

こんな人間になりたくはないと
対極を目指して生きてきた自分。

今は何もかもを失い、何もかも希望が持てない日々。

自分の倍以上生きている父親が憎くてしょうがない。
しかし、それは自分だけではない。

ただ、ただ生きているだけの日々は
想像以上に心苦しい。

日本がこんな国なら、少子化もやむを得ない氣がする。

まず自分が連鎖を断たなければ、
社会を変えることなんてできやしない。

自分を変え、
家族を変え、
地域を変える。

ゆくゆくそうなることを期待したい。

今の望みはそれくらいだ。

しかし、やっていきたい。

 

豊かな地域を取り戻したいですね

manhoodさん、コメントありがとうございます。
自分の親は自分のことをよく知ってますからね。例えば、おじいちゃんやおばあちゃんが、孫に「お父さんはああいってたけど、お父さんも小さい頃はこうだったんだよ」と話すだけでも、子供は救われるでしょうねぇ。
世代間の豊かな交流が、『負の連鎖を断つということにも役立っていく』というのに同感です。

『世代間のつながりをどのように自分たちの生活に取り入れていくかということに向かい合ってみて、非常に困惑している』―四季折々の行事などは、地域の人の交流促進に役立っていましたね。私も会社で人事をやっていた時代、その人の違う側面が社員や家族の方にもわかるような、多面的に人が浮かび上がるようなものししようと行事を仕組んでいたものです。

 

負の連鎖といいますか、望まれない部分の連鎖を断っていくということは非常に大切だと思います。そういう連鎖を認識し、さらに乗り越えていくためには、他の人、特に家族以外の前世代からの援助や教えが必要だと思いますので、先日のブログにあります「多世代混住。。。。」の社会を考え直すということは非常に重要だと思います。自分の親に出来ない部分を周りの家族が補ってあげるという感じでしょうか。自分一人で負の連鎖に気がつくことはできない場合が多いので、前世代からの知恵や経験を受け取ることで、自分のいる状態を把握することができると思います。また前世代の人がそこにいたり色々な話をしてくれて、勇気づけられることも多いと思います。ただ、どんな親でも癖といいますか、長所短所といいますか、そういうものを両方持ち合わせているので、自分が気がついていない良い部分の連鎖もしっかりと認識することで、負の連鎖を乗り越える勇気やパワーみたいなものを得ることができると思います。

先日のブログに書かれているように多世代が一緒又は近隣で生活し、そういうことに対応していくというのが最も自然な型であると私も思います。しかし、それ以外にも書籍、雑誌、テレビなどを通じて、面識がなくても色々な人の考え方を自分の中に取り入れることができます。そして最近では、コンピュターや携帯電話などの普及で、必ずしもテレビや雑誌に出てくるような名の売れた人達からでなくても、ウェッブ、ブログ、メイルなど色々な型で、知恵、勇気、経験というものを前世代から受け継ぐことができるようになったと思います。

しかし、我々日本人は老若男女を問わず、こういった異なるタイプの世代間のつながりをどのように自分たちの生活に取り入れていくかということに向かい合ってみて、非常に困惑していると思います。ある人はコンピューターのみで前世代でつながろうとしたり、又違う人はテレビのみとか。また、ある人は実際に会ったことのある人しか信用しないとか。あるいは完全にあきらめるとか。。。こういう違うタイプの世代間の流れをどのように組み合わせ、どのようなタイミングで自分の人生に取り入れるかということを考えることも重要ではないかと思っています。そういう取り組みが、長い目で見ると、ここで取り上げられた負の連鎖を断つということにも役立っていくと思います。

 
    
 
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