脳内親vs小さいちゃん
“現在の自分”は、おおよそ下図のようになっています。
<現在の自分の構造>

1,脳内親(IP:インナーペアレンツ)
2,意識(自己イメージ:擬装自分)
3,●(←何でしょうね)
4,脚本ちゃん(人生脚本)
5,謎解きちゃん
6,小さいちゃん(IC:インナーチャイルド)
7,不安ちゃん(存在不安)
上記2が、いわゆる「自分」とお考え下さい。
小さいちゃん(IC)=「衝動」となっていますが、封印された感情は“衝動”になっていきます。というのも、芽生えた感情は表現されなければ出て行きません。その感情を無視しようとすると、「無視するな」とばかりに自分に突き上げてくるわけです。
それでも気づかないでいると、その感情は出るチャンスを狙うようになり、たとえば怒りなら怒りを出しやすい場面に出会ったとき、爆発的に出てきたりします―それが、「衝動に突き動かされた行動」のようになるわけですね。
感情は、その都度表現していきさえすれば衝動化しません。むしろとても合理的なものですので、気持ちのままに行動していくことで道は開かれていきます。
しかし、そうなると困るのがIPですね。その人が気持ち(IC)と信頼関係を取り戻してしまうと支配できなくなってしまうわけですから、あの手この手で邪魔をしようとします。
このシリーズでは、そのIPとICに焦点を当てて、記事を掲載していきます。
◆脳内親vs小さいちゃん
・目が三角形で上目遣いの人 【目蓋】
・高速の瞬きをする人 【瞬き】
・目に星がない人 【目玉】
・ガラスのような目の人 【目玉】
・インナーペアレンツの右目、インナーチャイルドの左目 【右目vs左目】
・揺れるまなざし 【視線】
・視野が狭く、視界が曇った人 【視野・視界・視覚】
・「目食耳視」から「同仁一視」へ
・子どもの言っていることがわからない 【理解拒否】
・臭いが分からなくなる人 【嗅覚】
・耳が遠くなる人 【聴覚】
・口癖に気をつけろ 【口癖】
・感情をそぎ落とす丁寧語 【言葉遣い】
・表情に表れるインナーチャイルドの思い 【表情】
・顔色に表れる深層心理の闘い 【顔色】
・隠れた面相が現れるとき 【面相】
・子どものまま成長が止まっている人 【面影】
・味気ない人生 【味覚】
・色と心理―心が閉じる部屋と心を解き放つ部屋 【色】
・サヨナラCOLOR そして チャレンジCOLOR 【色2】
・やっと巡り会えた、あたしがいるよ! 【色3】
・殺された気持ち(インナーチャイルド)が生き霊となる 【生き霊】
・事実を消し去る脳(IP) 【記憶】
・「音読」することで理解が深まるわけ 【聴覚】
・体が気持ちを記憶している 【肉体記憶】
・脳内親に見せるための脚本ちゃんの表情 【表情2】
・顔に張り付いた表情―自分の顔に責任を持つということ 【表情3】
・息を引き取る直前に表れた本当の「顔」 【表情4】
・閉じる唇、膨らむ頬【唇】
・「首から上」と「首から下」~暑さ寒さも「首(こうべ)」まで【首1】
・「声が大きい人」と「声が小さい人」【声量】
・声が硬い人、声が濁っている人【声質】
・「声」ではなく「息」で言う人【音声】
・人を「鵜飼いの鵜」にするネクタイ【首2】
・鳴くのなら、殺してしまえホトトギス【発声】
・「顔の左側」と「顔の右側」【面相2】
・ 「切歯扼腕」から「歯牙春色」へ【歯】