泡瀬干潟を守りたい
すぐに、千葉の谷津干潟を思い出した。
ヘドロの腐臭から埋め立て計画が立ち上がり、しかし、たった一人(森田三郎氏)のコツコツとしたゴミ拾いから、天然自然を取り戻して埋め立て計画を撤回。ついにはラムサール条約に登録された干潟だ。
http://nakaosodansitu.blog21.fc2.com/blog-entry-1278.html
サイト「泡瀬の干潟」によれば、『米軍基地に隣接していることもあってこれまで埋め立てられずにきた』『都市部に残された奇跡』の干潟であり、『南西諸島(奄美・沖縄)最大の干潟』かつ『泥、礫(れき)、砂、海草藻場、珊瑚と多様な環境』のテーマパークであり、『シベリアからオーストラリアにかける、シギ・チドリ類の渡り鳥ルートの中継地として重要な干潟』である。
「IBA( Important Bird Areas ) 重要野鳥生息地」プログラムにも登録されている。
場所はこちら(↓)
http://www.ne.jp/asahi/awase/save/japanese/tizu.htm
このように美しい海が残っている(↓)
http://www.ne.jp/asahi/awase/save/syasinkantop.htm
実際に豊かな干潟の海を感じて欲しい(↓)。
【四季・泡瀬干潟 ①】
この海を守るために、前川盛治さんが守る会代表として頑張られている。自宅を事務局とし、講演や陳情など、多くの協力者の思いを胸に奮闘されている。
→「泡瀬干潟を守る連絡会ホームページ」
国や県は「自然環境に影響はない」という調査報告を出して進めようとするが、そんなことがあるはずもない。前川氏の活動に動かされた方々の調査によって、なんと7種もの新種が干潟から発見された。上記番組でも、他の海では殆ど見つかっていない貝がいると言っていた。
中学生が発表していた。
「今僕たちに必要なのは整備されたリゾート地ではなく、今のままの泡瀬干潟だと思います」
その通りだと思う。
埋め立ては一瞬。影響は千年。
太古からの豊饒を
現世利益のわずか2,30年というアッという間のために消し去る人間
子どもたちの望む豊かさは心の豊かさだ。
堕落するな、大人よ。
ところで、関連して面白い動きを見つけた。
「Operation Peace Crane/平和の鶴作戦 」
『SHING02が2月14日に提唱した面白いプロジェクト』とのこと。
『現実は、太刀打ちできない岩ではなく、水のように流動的です。その流れは強いかもしれませんが、私達の言動によって、未来は確実に変わっていくのです。
最後に、世界に真の平和をもたらす唯一の道は、恐れによって煽動された戦いでなく、真実と向き合った心の平安であるということを信じています。”(SHING02)』
http://www.kanshin.com/keyword/259802
いい言葉だね。
その通りだと思う。
下記のような画像がありました。
歌うは“居眠り系ユニット”(笑)すべりだい。歌は「空と星と風の歌」かな。
【OPERATION PEACE CRANE@AWASE】
何気ない毎日がここにあることを
幸せと呼ぼう
【ご参考】
●リーフチェッカーさめの日記
『入ってみたら大量のサンゴが死んでいて、生きているサンゴの上にも土砂が覆いかぶさりサンゴの力ではもはや土砂をはねつけられなくなっています。パワーゲームに負けつつあるサンゴ』の様子…。
●泡瀬干潟・辺野古沖を視察して
利権の構図が見えてきます。干潟の北に大型船の入港を可能にする新港を建設したいが、その掘り出した大量の土砂を泡瀬に捨てようと言うことらしい(--;)。
●「はたゼミBLOG。」-泡瀬干潟
畠山武道地球環境学研究科教授(上智大学)は、環境法(法律)から自然環境保全の道を探っている方のようです。
●エコロジーTV 「泡瀬干潟 ―その貴重な自然と埋立事業―」
エコ専門の放送局があるとは…
●チャンプルー! 秘書日誌 「泡瀬干潟埋め立て差し止め訴訟 画期的判決」
こういう議員さんもいたんですね
いろいろな力が、子どもたちに環境を残すために結集していることを感じます。谷津干潟同様、計画撤回となって欲しいものです。