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生き切る-(3)喪失

2008/12/16(Tue) Category : 心の闘い物語
■3.喪失-------------------------------------------

その後、ただ一人の戦友を失った。

私が自律したかった理由だった人がいない。
もういない。

いない。

インナーチャイルドが泣いている。
大好きだった人、初めて可愛がってくれた人、いないんだ。
泣いている。
泣いている。

4歳の私も、10代の私も、今の私も、泣いている。
みんな泣いている。
もういない。

私の家庭を見てほしかったんだよ。
子供、見てほしかったんだよ。
ちゃんと愛されている子供がいるよ、ここにいるよ。
そんな子を見てほしかったんだよ。

喜んでくれる。
幸せを心から喜んでくれる。
だから、一緒にいたかった。

もういない。なんでよ。
わかってる見守ってくれている。

わかっているんだ。
でも、話がしたい。聞きたい。笑いたい。

もういない。もういないんだよ。いないんだよ。
助けて。痛い。ひりひりする。痛い。

なんでよ。なんでよ。
大好きだったんだよ。言えなかった。私自分の都合ばかりだった。
言えなかった。でも大好きだった。

見れなかった。痛くて痛くて、見れなかった。
苦しかった。嫌悪感が生まれてしまっていた。
辛さを見れなかった。
でも大好きだったんだ。

なんでよ。なんで。なんで。

新しい時代がくる。価値観が変わり始めている。そんな世界が来る。
でも、もういい。

もう、一緒にいたい人がいない。一緒にいたかった。
随分な時代があったけど、良かった。良かったね。
そう言いあいたかった。
でも、いない。

共に闘い、そこから抜け出した時、誰よりも喜んでくれる人が、いないんだ。
同志がいない。
皆が遠い。

私がまなざしを送りたかった人、送っていた人、
もういなくなってしまった。
もういないんだ。


わかっている。

でも、話したい。聞いてほしい。聞いてあげたい。



会いたいです。





話がしたいです。











<続く>




【かつて親への殺意を持っていた小学生が成人し、出逢いと喪失の激流の中で、自分の中にあった生きる力を発見し親を卒業していく物語です。多くの人の参考になると思います。許可を得て掲載させていただきました。タイトルは、痛くても、苦しくても、温かさをしってしまったから「生き切る」-現在のご本人の思いです。】


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明けましておめでとうございます。
貴サイトにたどり着き、少しずつ記事を拝読させていただいた所、この記事を読み切った瞬間に理由も分からず何かが決壊したかのように涙が溢れました。
自分でも何故感情を動かされたのか心当たりがわかりません。
しかし、普段家族に関わって流す涙とは異なるような気がします。

記事中のご本人様、そして管理者様。この記事を誰でも読めるように公開して頂き、感謝いたします。
ありがとうございます。

 
    
 
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