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男性の子育て~育児休業体験から-(1)母親の心の安定が大事

2009/01/06(Tue) Category : 子育て
【森敏郎氏大学講義レジュメより抜粋】

本日お招きいただいたのは、私が育児休業を取得した希少種だからということです。希少種といっても絶滅危惧種ではありません。これから増える新種だと思っています。

<略>
・実は、親との関係は、多かれ少なかれ、ご自身の子どもとの関係に関わってきます。例えば、アルコール依存症や虐待をする父親に育てられた娘は同じような男性を選ぶということが知られています。(「出会いを求める少女たち」より)

・家族カウンセラーで産業カウンセラーでもいらっしゃいます、中尾英司さんのホームページには、次のようなことが書かれています。

「父親の及ぼす家庭への影響とは?」

・「不登校」になった小2の話を聞いて思ったのは、家は帰って休むところ、安心、癒し、本音が言えるといった安全基地ということでした。
家もそうなのですが、家の中でも母親が特に安全基地となります。子どもは生まれて10ヵ月、母親のおなかにおり、心臓の音を聞くと安心するという研究結果があります。

・先日、2人目が生まれたとき、里帰り出産で妻は9日間入院したのですが、私が1週間や2週間離れても別になんともないのに、妻と離れて寝ることになり、「眠たくない、ママと寝たい!」といって泣き出してしまいました。こういうのを見ると、母親がやはり大事なんだな、と思います。

私はこれは素直に認める必要があると思っています。そして、私にできることは妻が不平不満なく娘と接することができるようにすること、第2子が生まれたあとは、そのことでお姉ちゃんになった娘に負担がかからないように、下の弟の面倒をみるなど、そういったサポートをすることだと思っています。



・「引きこもり」始めた中3の話からは、親は子どもを無条件に愛する必要があるのに、○○をしたら、といった条件を付けて愛すること、例えば医者になれのようにで、それを守れなかったときは見捨てる、見捨てはしなくても見捨てられるかもしれない、と思うだけで子どもには大きな負担となるだろうと感じました。小さい子どもにとって親は絶対的な存在ですので、その親に認めてもらえない、受け止めてもらえない、ということはつらいことでしょう。



・先日、秋葉原にトラックで突っ込み、ナイフで死傷させた人がいましたが、父親の存在感はなく、母親の条件付きで愛され、最後に捨てられていました。その母親も志望の大学に入学できず、それを子どもにさせようとしたのでしょう。

(参考サイト) 中尾英司さんのブログ
「誰でもよかった」―秋葉原通り魔事件
加藤智大容疑者の心の闇
「秋葉原通り魔 弟の告白」(前編)
「秋葉原通り魔 弟の告白」(後編)


・とにかく、気持ちを受け止める、子どもの場合は無条件に愛する、といったことが必要なのだろうと思います。



<続く>



20090105夕陽
(5日の夕陽)


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