子供を救うために知識を共有しよう
講演後、校長先生がおっしゃった。体系だてて理論と事例を合わせて聞いたことで、よくわかったとのこと。よかった。
聞き方三態をやったのだが、そのわずかな時間でも涙ぐまれる人もいた。会場に来られている方皆さん抱えられているなぁ、と拝見した。
懇親会に移動する前のわずかな時間でもお話を伺うと涙ぐまれる方…。懇親会に来られた方々のお話を伺っていても、まぁ見事に皆さん親を背負っていらっしゃった。
夜中まで話は尽きなかった。今の40代前後のご両親もまた大変である。ということは、その子供たちはもっと大変だ…。
インナーペアレンツに支配されている方も多い。
それに気づき、インナーチャイルドを救うところから始めなければ、わが子は救えない。
ともあれ、この日来られた方々がパイオニアとなる。
一人ひとりが自分との闘いを経て自立に向かえば、その人が周りの人の自立のモデルとなる。
自分自身が本当に豊かな社会を作るためのパイオニアになるのだ。
そもそも、“問題”をはさんで親と親、先生とPTAが犯人捜しをして対立するのではなく、子供を救うという目標のために、大人が協力しようというこの姿勢がいい。足並みをそろえるためには、ものの見方や知識を共有することが大切だ。そういう思いから、一人の主婦が駆け回ってこの講演会が成った。
素晴らしい!
お話を伺うと、親にしろ、学校にしろ、教育委員会にしろ、ご苦労があったことがわかる。それを突破したのは、誰が悪いのでもない、ただ子供を救いたい、その一途な思いだ。その姿勢が共感を呼んだ。
この講演ができたことが、既にこのコミュニティが一歩踏み出したことを示している。
お集まりいただいた南小PTAの皆様、ありがとうございました。