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やる気がない人

2009/01/23(Fri) Category : アダルトチャイルド
「日頃子どもを受け入れるというのはわかりますが、受験など大事な場面でやる気がなかったりすると、やはり親としては厳しく追い立てる場合もありますよね」

「このご時世で就職するのを迷っているのを見ると、背を押さなければ、返って子どもの将来に禍根を残すことになってしまうのではないでしょうか」

「親の期待を見せないと子どもはだらけてしまうのではないか」

「子どもが引きこもったままなのは、親が心配ばかりして甘やかしているからではないでしょうか。このままでは結婚もできない」

ご心配はよくわかります。私も人の親ですからね。
そうですね…、まずバッテリー(蓄電池)の話をしましょう。



------------------------------------------------------
ここにバッテリーで動くひげ剃りがある。
ひげ剃りは、蓄電量が底をつく直前まで何事もないように普通に動いているが、底をつく寸前にいきなりキュウ~ンとのろくなる。

ここで一旦止めて、しばらくしてスイッチを入れるとあら不思議。また復活して元の回転速度。が、それも束の間、すぐにのろのろとなってやがて止まる。


使っている私は、キュウ~ンとのろくなるまで蓄電量が減っていることに全く気づかない。だって、いつでも元気にフル回転しているから。あぁ今日も元気―それで終わってしまってバッテリーのことなど考えていない。

のろくなった時に剃り残しがあれば、少し休ませた後、「さぁ頑張って」と、もう一度スイッチオン。そして剃り終わってようやくお疲れさん、一休み充電、となる。十分に充電したら、またまた元気一杯になるわけだ。



------------------------------------------------------
人の心はバッテリーとよく似ている。

その人がだらけているように見えるときは、“外”から、その人のバッテリー切れが見え始めたと言うことだ。

見えない心に対する洞察力があった昔は、その様子を見て「疲れてるようだから休んで充電しろ」と言っただろう。
見えるところでしか判断しない現代は、「なまけるな」と再度スイッチを入れようとする。

スイッチを入れられた子どもは何とか頑張ろうとするが、程なく力尽き、不登校、引きこもり、うつ……とエネルギー切れの症状を呈していく。

これは、単なる比喩ではない。
多くのご家族を見てきた結果、言っていることだ。

それまで頑張っていたのに、たとえば
ある子どもは、小学校で不登校
ある子どもは、中学校で家庭内暴力
ある子どもは、高校中退してニート
ある子どもは、大学でギャンブル依存
ある子どもは、統合失調症や神経症、対人恐怖症を発症
ある子どもは、飛び級で大学院まで行き鬱病
ある子どもは、大企業に就職後うつ病で退職
ある子どもは、結婚できず
ある子どもは、結婚後、子供を産んでも育てることができない
ある子どもは、結婚後、子ども虐待
ある子どもは、世俗的成功をしてなお不安の中にいる
……


休むべき時に休まなければ、必ずどこかの時点で破綻が来るのである。だから、急にやる気をなくしたり、怠けたりし始めたら、それは心が疲れ果てているサインなのだ。

そして、一番苦しんでいるのは、そうなってしまった自分自身なのだ。
誰しもみんなと同じことができなくなってしまったら悔しいし情けないし、何とかしたいと思うでしょう?

昔の人は偉かった。本人が一番苦しいことを知っていているからこそ、「許可」を与えてあげたのだ。

「これまで無理してきたんだから、ここらで一休みしろよ。
 よく頑張ってきたよ。よくやった。
 今は何も考えずゆっくり休むといい。
 な~に、心配することはない。
 休んで自分と向き合うときは自分の背骨ができるとき。
 充電終えたら、一回りも二回りも大きくなって出発できる。」


そーいうことです。



------------------------------------------------------
「でも、じゃあなぜうちの子どもだけが?」

その答えは、冒頭にあなたの言った言葉の中にあります。
「追い立てる」
「背を押す」
「親の期待」
「心配ばかり」

はい。子どもが親を背負っているので、疲れ果てたのです。
原因は、あなた(親)です。

どの親も、
「いやそれほど大袈裟なことではない」
「世間並みのことを言っているだけだ」
「普通に幸せになってほしいだけだ」
と言いつつ、子どもの尻を引っぱたき続け、
ある日突然「なぜ?」と言うことになってしまう。

あなたも、無意識に背負っている親の期待を降ろしましょう。
すると、わが子に重荷を背負わせていたことが見えてくるはずです。



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しっかりと休養をせずに過活動して動けなくなり、しっかりと回復せずにまた過活動して動けなくなり…
を、繰り返してきたように思えました。
極端(?)な言い方をすると生命力をすり減らし強引に動いてきたような…
しっかりと休養、回復をした方が良く思う自分と、焦燥感に追い詰められてる自分がいます…

 

今はエネルギー充電を!

「ゴミ篭を担いでいる人」「マザーハラスメントからの離脱」「es」「モラハラの構造(5):絶対服従を叩き込む」で書き込みをさせて頂いた者です。

もしかして貴女と世代が違うかもしれませんが、私たちが被っている《傷》の深さ、エネルギーの枯渇状態は本質的には同じものだと思います。体験者でないとこれは理解してもらえません。

かつて相談した保健所のケースワーカー、病院のカウンセラー達からは「家を出ればいいのに」「ビジネスホテルを泊まり歩きなさい」と愚にもつかないアドバイスをもらいました。

『自分空間』を作るに当たって、安全な環境・安い家賃等々を十分に考慮に入れ、納得の「部屋」を探し回るには、かなりのエネルギーを必要とします。安易にゼロゼロ物件の「部屋」や保証人ビジネスの会社に関わるのも怖いですしね。

私は昨年は殆ど働けず、社会的には全く機能しませんでした。ただ2年前から続くひどい不眠から30キロ前半まで痩せ、心身のエネルギーが急激に低下したことから、昨年は特に体重を増やし、飛び出す時のために少しでもエネルギーを増やそうと努めてきました。

そして中尾先生のブログやここに集まる皆さんのお蔭で、呼吸が少し楽になり、また両親の悟りを期待することもなくなってきました。

貴女の場合、まだご両親の悟りの可能性はあるかもしれませんが、それを前提にしてではなく、何よりも『エネルギーの枯渇』状態からの脱出をまずは目標にしてみてはいかがでしょうか? かく言う私も未だ《充電中》ですが…やってみる価値はあります。

 

周りの人間は、追い詰めるばかりでした。先生みたいな大人は、居ませんでした。辛うじて小さな呼吸をする、、、そこまでエネルギーが枯渇しました。私には間接的に、「私たちの価値観に合わせられないならば、オマエなんていらない。動かない役立たずなら、死んでしまえ、消えて無くなれ」と、言われているようでした。寄り添わないのに、言いたい放題でした。この傷は癒えません。追い詰める人間が悟るまでは、重複して傷ついていくみたいです。。。

 
    
 
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