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中尾英司

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感情が出そうで出ない人

2009/01/30(Fri) Category : アダルトチャイルド
幼い私が、胸の中で泣き叫んでいる。
一人迷子になってパニックになっているような泣き叫び方だ。
私の姿は見えないが、そこは確かに幼い頃のあの部屋だ。
しかし、その哀しみが出てこない…


その部屋で思い出すのは、母と二人で祖母に手を振ったこと
暖かい光景
しかし、そこにいるはずの人の姿が見えない…


その時、私は台所仕事をしながらふと口ずさんでいた
♪四つ葉のクローバー
 三つの葉は
 希望 信仰 愛情のしるし
 残る一葉は幸福(さち)


今でも歌詞を完全に覚えていたということは、
当時よく歌っていたということ

感情が出てこないけれど、この哀しみは、なに?






親からサチと呼ばれていたその人は、心が放置されていた。
そして、祖母の手となった母親に、祖母の人形となるよう育てられた。
心を閉ざされたお人形…

胸の奥に潜む孤独なインナーチャイルド(IC)は、
なんとかその孤独と哀しみを「私」に感じてもらおうと
「四つ葉のクローバー」の歌を、ふっと記憶に昇らせる

私は、ここにいるよ―四つ葉のクローバーの最後の一葉だよ
だけど親は、幸せを探そうとはしない

そもそもクローバーなど見向きもしない
まして、四つ葉のクローバーなんて…

永遠に見ようともしない親
永遠に待ち続ける子ども




-----------------------------------------------------
【四つ葉のクローバー】


なぜ、こんな古い歌を今でも空で歌えるくらい知っていたのか。

この歌は、親が購入したレコード全集の中にあった。
私の父と同じく、存在不安のあるこの方の親も揃えたがった。
心の空洞を埋め、皆が持つものを持って安心を得るためだけに。
しかし、その親は、揃えた全集をただの一度も聴くことがなかった。


自分の孤独を見たくないがためだけに揃えられたレコード
しかし、聴かれることもなく永遠にそこに放置されているレコード

自分の孤独を見たくないがためだけに生み出された「私」
しかし、気持ちを聴かれることもなく永遠にそこに放置されている「私」




その埃をかぶっているレコードの中から見つけたこの歌
「四つ葉のクローバー」

クローバーの中でも見つけにくい四つ葉のクローバー
「のこるひとははさち」の言葉が、なぜか頭に残り
幼い女の子は、いつまでもいつまでも、繰り返し口ずさんでいた。




-----------------------------------------------------
泣き叫ぶインナーチャイルド(IC)は、出ていって自分の気持ちを「私」に受け止めてもらいたい。しかし、「私」が受け止めてくれないならば、出て行きようがない。

だから、受け止めてくれそうかどうか牽制球を投げる。
それが、「四つ葉のクローバー」の歌。

気づいてよ! 小さい私はこんなにも孤独だったんだよ。
見向きもされないレコード全集の中の、さらに見向きもされない最後の一葉が私だったんだよ。

「私」はそれを歌うのだが、なぜそれを歌うのか深めない。
受け流されたと感じたICは、出て行けない。
だから、せき止められた胸が苦しい。



-----------------------------------------------------
では、なぜ「私」は右から左へ受け流すのか。
思考を支配するインナーペアレンツ(IP)が邪魔をしていた。

IPは、母と二人で祖母に手を振った虚構を「私」に見せる。
ほら、孤独なんかじゃない、幸せだったでしょ。

「私」は、放置された永遠の孤独が怖いから(存在不安)、
母と二人で祖母に手を振った虚構にしがみつく

その思い出に顔はないけれど、
その思い出を手放すことができない

でも、ふと胸に気持ちを向けると苦しい…
そして、「刺す」という言葉が、脈絡なく浮かんでくる…



-----------------------------------------------------
感情がのど元まで出かかって出てこない人は、このように自分が自分の邪魔をしています。自分の敵は自分なんですね。

泣き叫ぶICと、そんなことないよと暖かい虚構を提示してくるIP。
自分は幸せに育ったと思いたい、存在不安を見たくない「私」がIPの味方をしているです。

インナーチャイルド(IC)とインナーペアレンツ(IP)と存在不安の三すくみ。膠着状態で身動きが取れないまま、苦しさは募っていきます。



抜け出すためには、「私」が存在不安を恐れぬ「勇気」を持つこと。
「私」が不安を打ち負かしたとき、「私」は全面的にインナーチャイルド(IC)の味方になります。

「私」が対決しなければならないのは、自分の中に潜む
・幸せに育ったと思いたい思い
・見たくない孤独
・そして、自分の思いを親にわかってほしい、その可能性を捨てたくないと無意識に思っている親への未練
・それから、感情を抑圧するために親から投げられた数々の言葉(禁止令)


あなたが、目を背けずに真実を見る勇気を持ったとき、あなたは正しく親に絶望するでしょう。

そして、「小さな私(IC)」が飛び出してきてワーッと大号泣するでしょう。その涙は、深い深い悲しみの涙であると同時に、「私と小さな私」の連合軍の勝利の涙でもあるのです。

そして、「私」と「小さな私(IC)」が信頼で結ばれたとき、存在不安は消し飛ぶのです!




勇気あるものだけが、幸せを探しに行くことができます。

もう、待つのはやめて、歩き始めましょう。





【吉永小百合とトニーズ 「勇気あるもの」】


大きな私と小さな私が

手と手を握るとき

勇気が湧いてきます






(*事例は、許可を得て掲載させていただきました)

インナーペアレンツvsインナーチャイルド


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中尾さんの記事を読んだり、本を読んだりして学んで
とっくに諦めたというか捨てたつもりになっていた
お母さんから私への愛

ところがつい先日、それも突然
お母さんが亡くなったイメージが浮かびました
血の気が引いて冷たくなってお棺におさまっていました

なんて勝手なひとだ
ほんとに最期までほんわかするような愛をくれなかった!
って涙だるだる流して絶望する私がいました

あきらめきれてなかった~(笑)

でもまあ、両親は健在なんだけど
私はうん十年間亡骸にむかって返事をしてと
懇願しているのではないかという
自分の現実をみた気がしました
なはは

無理なもんは無理!
悲しくってさびしいけれど
また少し気付いた分を手放していこうと思いました

 

勝利?

今までずっと、中尾さんのブログを読んだり他にもいろんな本を読み、
たくさんの恐怖の根源を見つめて、
不安を消し去り、希望が見えてきて、はじめて心から楽しいとか、
幸せとか、満足感を感じれるようになって来ました。

そして、もう半分以上治ったつもりで、
自分と必死で向き合って来たつもりでした。自分がICを救う。そして感情の流れるままに生きたい!恐怖を背中から下ろしたい!自分からもう逃げない!
その一心でした。
そのために自分が悲しかった場面を思い出しては泣いて見たり、抱きしめて見たり。親と話してみたり、詩に書いて送ってみたり。(見事拒絶されましたが、私も未熟でした。)親に対して初めて強い怒りが湧き、怒鳴ったりもしましたし、支配をやめさせました。ですが親はまだ、自分と向き合う時期が来ていなく、私を傷つけ続けるので、親から心理的にも物理的にも、
すべて離れる決心もしました。

自律の一歩を歩き出して前途も明るく、妊娠もし、凄く幸せ!って思ってました。なのに、怒りは留まる事を知らず、まだまだ湧いてきました。

これまで、旦那を犠牲にし続けて6年。
私は母親そっくりになり、旦那を支配してました。理想から一歩でもはずれると怒り、認知飢餓で欲しい、欲しいの嵐・・。幸い、自分がACだと気がつく事ができ、半年以上経ちました。世界も一気に開けました。自分の気持ちを認め、存分に家に引きこもり、その環境を与えてくれる旦那にも深い感謝が湧くようになり、理想の押し付けもやめ、幸せに浸ってるつもりでした。
なのに、ふとしたきっかけを借りて、いつまでたっても私の怒りがほとばしるんです。そのたびに、まだ私のICは足りないの?!
そう思って自分にがっかりしてました。まだ、終わらないのか。って。
IP、本当に強し、ですよね。もっともっと自分に優しくして、
時間を掛け、けっして急いでは駄目なんですよね。
頭でわかってても、全然心が追付いて来て無かったようです。

今日も、ふとした切っ掛けで旦那と大ゲンカしたんですが、原因はまたもや、自分を守るために出てきた防御本能としての怒りでした。
怒鳴って怒鳴って、怒鳴り散らして・・死ね!クズ!って叫んで、
旦那を犠牲にして・・。理論武装で怒りを正当化して・・。そんな自分気がついてまた自分にがっかりして・・。もうこれ以上、どうすればいいんだよーーーって心がパンパンになりました。
いつまでもイライラが止まらない。違う角度から見るべく、考え方変えなきゃ!ってまた必死。
神様に、答えを頂戴!って祈ったり。。そしたらふと、自分の怒りの裏側に気がつきました。

「あ・・。」
私ただ旦那に、抱きしめてもらって、愛してるって言って貰って、全肯定されたいだけだ・・って。
それは、母に対する深い悲しみだったんです。旦那を代償行為に使い、また自分はだめなヤツなんだって確認ゲームしてました。

あー、私まだ凄く悲しいんだーって思った瞬間、涙が滝のように溢れ出て、気がついたら大号泣してました。
悲しいよーーー一人だよーーーーー愛してよーーこんなに寂しいよーーーって
一人泣きながら叫んでました。
今まではIPに邪魔されて、こんだけ泣けば心も救われたかな?とかそんな感じでわざと泣いてる部分があったんですが、今日は全然違いました。
旦那には、子供に返った私で電話しました。泣きながら、さびしーよーって。
ママ寂しかっただけなんだよーーって。ごめんなさいーーーって。ワンワン。

今までは、自分を素直に表現する事が、大人なのに恥ずかしい!と思っていて、結局自分の気持ちに蓋をし続けてたんですけど、
今日は子供の心のままで素直に泣きながら会話しました。旦那は優しく受け止めてくれました。がんばったねって。皆で守るからねって。
旦那はずっと私の犠牲になってたのに、受け止めてくれたんです。
凄く感謝してます。 実は、旦那もACです。私と逆で、ネグレクトされて育ったような人。
感情をふさいでる部分があって、私はそれを利用してました。共依存ですね。
でも。私たちはきっと大丈夫だと思います。 長く掛かっても、治ろうと思っています。
そして、彼が居なかったら私は死んで居たでしょう。深い感謝を持っています。

私も、旦那を同じように受け止めて、償って行きたいと思ってます。
いつか、見守る人になりたいなあ。

今日、心のコップが大分軽くなってる気がしてます。まだまだ、完治は先かもしれないけど、もう急ぎません。子供が生まれるまでに!って、自分の尻を必死に叩いてました。
でも、子供と一緒に成長しても良かったんです。自分を労わり、自分のペースで
愛して行こうと思います。

そして最後に、
素晴らしいブログを書いていて下さって、本当に深く感謝しています。
私の運命が、ここへ導いてくれたと固く信じています。

今日は、なんからかの形で気持ちを残して置きたかったので、ここに初コメント残させてください。
では、失礼します。



 

私が私を困らせる

母は鬼だったんだよ。

怖い怖い鬼だったんだよ。

やっと、それが分ったんだよ。
悔しいけど、悲しいけど、それがほんとうのことなんだ。


無感情でつぶやいてみる。

ふっ
って笑っちゃうよ。
馬鹿馬鹿しくって。


あいつは私にごみ箱を背負わせて、
自分のごみを容赦なく投げ込み続けた。

私の心も身体も傷つけた。
私自らも自分の身体を傷つけた。

どんなに辛かったか。

あまりに辛すぎて
なかったことにした。

記憶には残っていても。
感情の記憶を封印した。

真実から目をそむけて生きてきた。
それしか方法がなかったんだ。


でも。
もう分かろうよ。
気づこうよ。


そう。
あいつは母親かんかじゃない。
鬼なんだ。
って。


うん。わかった。

小さな私が素直にうなづいてくれた。

でも。
こう聞くんだ。

「じゃぁ、私の本当のお母さんは何処にいるの?」

って、、、さ。


「ねえ、どこにいるの?」

「いつ、会えるの?」

「いつまで待てば会えるの?」

「どうして、どうして、
私がこんなに苦しいのに、お母さんは会いに来てくれないの?」


そうやって私を困らせるんだ。


ばか

ばか

まだ分からないの?


そうして泣いている。
その娘の前で私は茫然とただずむ。


そして。そっと・・・
泣きじゃくるその娘を抱きしめてあげる。


でも、泣いてるよ。
ずっとずっと泣いてるよ。

おかあさん
おかあさん
おかあさん


会いたいよ・・・
抱きしめてよ・・・
愛してよ!
私のままの私を見てよ!


泣き続けるよ・・・


その娘を抱きしめながら。

私も泣き続けるよ。

 
    
 
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