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自分(人)が信じられない人

2009/02/11(Wed) Category : アダルトチャイルド
【「統合失調症を作りやすいダブルバインド」の続き】

ところで、存在不安の強い親は、ダブルバインドで外から檻に閉じこめるだけではなく、子どもの内側からも自律の芽を摘み取ります。


■4,『自分を信じるな』という禁止令------------------------

「おまえは暗示にかかりやすいから気をつけろ」
「おまえは思いこみが激しいからなぁ」
「おまえは自分を過信しすぎる」
「あなたはいつもボーッとしているからそういうことになるのよ」
「あなたのやることなすこと心配でしょうがない」
「あんたはそそっかしいんだから注意してね」
「後先考えずに行動するからそうなるんだ。よく考えてから行動しろ」
「もう本当におっちょこちょいなんだから…」
「そんな甘い考えでうまくいくはずがない」
「そんなことじゃあ、絶対に失敗する」
「何をやってもダメだな…」


親からこういうレッテルを貼られて自信を持てる子どもはいません。
まず、「あるがままの自分はダメ」という自分に対する不信と不安が植え付けられます。自分自身が否定されているのですから、何をやっていても楽しくありません。

それどころか、常に自分の言動がそれでいいのか、正しいのか正しくないのか、相手に不快を与えていないか、この思いは妥当なのか…、際限なく自己チェックを行うようになり、しかもわからないのです。苦しいですね。

次に、人を信用できなくなります。自分を信用できない人が他人を信用できるはずもありませんが、たとえば、「この人は自分を暗示にかけようとしているのではないか」と常に警戒し、心を許すことができません。

こうして自分が自分を信用できず、そのため他人をも信用できなくさせられ、社会から孤絶した疎外感を味わうことになります。
しかし、この疎外は、あなたが悪いわけでも社会が悪いわけでもなく、あなたの親がかけた呪文の効果なのです。


---------------------------------------------------
なぜ、親がこのような呪文をかけるかというと、あなたを一生手元に置いておきたいからです。しかし、それは愛ではありません。なぜなら、手元に置いてもあなたの気持ちを聴こうとはしませんから。つまり、お人形やペットと同じような扱いで“置かれる”ことになります。

ではなぜ置いておきたいのか? 
自分の心の空洞を埋めるためと存在不安から逃げるためです。
心の空洞を埋めるために、人は時間をなすべき事で埋め、空間をモノで埋めていきます。また、存在不安から逃げるために、自分の意識を外に向けさせるものを探し続けます。仕事や趣味がその二大対象でしょうね。

しかし、仕事は定年があり、自分が打ち込める趣味を見つけられるとも限りません。そんな中、一生食いっぱぐれがなく、無理なく意識を向けられる存在が“わが子”なのです。

ですから、存在不安のある親は無意識に子どもに取り憑きます。
そして、上記のような禁止令を子どもに投げかけて自身を奪い(細かく言えば、セルフエスティーム(自尊心)やセルフエフィカシー(自己効力感)を奪い)、子どもが自律できないように育てていくのです。



---------------------------------------------------
もしあなたが何か行動しようとしたときに、頭の中で思考がグルグル回り始めてあれこれ考えた挙げ句、結局、や~めた、ということになったら、あなたの中に棲んでいる親(IP:インナーペアレンツ)の勝利です。

なぜなら、自分の思いで行動させないこと―それが、IPの役割だからです。自分の思いで行動すると背骨ができはじめ、背骨ができると人は自律していきますからね。

自分を信じることができない人の敵は、自分の中に棲むIPです。



<続く>




インナーペアレンツvsインナーチャイルド


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ゲーム×ゲーム

相方がふとしたときに、こぼすのです。
「ダメな女だなあ…」と。
そう言われるたびに、そのうらにある、私を手放したくないと思っている意図を感じる。
俺がいないとなんにもできないでしょ、お前の生殺与奪は俺が握ってるんだよって(言われたことあり)。
それでいて、ダメでない様子を見せるたび、どこか不満げで物足りない様子を見せる。

そして私も笑いながら言う。
「だめじゃないもーん♪」
そのうらにあるいろんな思い。
どこまでやったらこいつは私を見捨てるだろう、どんなダメな私でも受け入れてほしい、絶対に人を信じられなくて試すこと。そして、私はダメじゃない!!と言いたいこと。

ほんとは相方に向けたいものじゃないよね。
もうこんなこと、したくない。
道具にしあいっこ。

 

kei

うわー。ダブルバインドで外から閉じ込められた上で、これら全てのセリフを言われて育ちました。そして20歳になると急に自立自立と言われ始め(っても全てに口を出してきますがね)数年経つと狂ったように「結婚しろ」と追い立てられ、、、。実際統合失調症だったんじゃないかな?あの頃、、。毎晩幻聴に悩まされていましたから。「みっともない」から精神科に行かせてもらえず、今に至りますがね。よく生きて来たなぁ、、、自分。えらいぞ。

 

かなり当たっています

もう苦笑いするしかありません。「 」の台詞の半分くらいは言われ続けてきましたので。
「際限なき自己チェック」、はい、人生の前半までエンドレスでした。無駄に消耗していました。

世間的に聞こえが良いと思われる進路を選んだせいか、人生の途中で親元を離れ、現在にいたるまで離れて住むことに成功しています。

今になって考えると無意識のうちに逃れていたようです。

いい年になってやっと脊索(背骨の前段階)ができてきたように思います。もうすぐ背骨になればいいのですが。

 
    
 
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