自分の命を救うために
★「私はエネルを 神とは認めないっ!!!!」
「私たちはこの空で生まれ育ったんですよ。
青海へなんて行った事もないし……!! 暮らしていけないっ…!!」
★「だったら殺されるのを待つんですか!!?」
「“もしも”という事もある…!! 神の気が変わるとか……」
★「私たちが一番よく知っている事は…!!
彼が私たちに“絶望”を与える力を持っているという事!!
奇跡なんて待って 何になるんですか!!」
★「被害者だとうずくまれば生きていられた今までとは違う!!
―動かなければ!!」
★「後から誰を恨んでも…!! 自分の命は守れないっ!!!!」
★「国を捨てる決断を!!!!」
-------------------------------------------------------
雷の力を持つ男エネル。その無敵の力故に“神”と恐れられた。
その神の逆鱗に触れぬよう暗黙のルールが定められた国で、監視された生活を送るスカイピアの住人。
一見平和に見えるが、常に不安と恐怖が張り付いていて楽しいはずがない。幸せではない。大らかに伸び伸びした人生を送れるはずもない。
私には、たとえば次のように聞こえてしまうのだ。
-------------------------------------------------------
「私はハハを 親とは認めないっ!!!!」
<私たちはこの家庭で生まれ育ったんですよ。
他所へなんて行った事もないし……!! 暮らしていけないっ…!!>
「だったら殺されるのを待つんですか!!?」
<“もしも”という事もある…!! 神(ハハ)の気が変わるとか……>
「私たちが一番よく知っている事は…!!
ハハが私たちに“絶望”を与える力を持っているという事!!
奇跡なんて待って何になるんですか!!」
「被害者だとうずくまれば生きていられた今までとは違う!!
―動かなければ!!」
「後から誰を恨んでも…!! 自分の命は守れないっ!!!!」
「家(or実家)を捨てる決断を!!!!」
