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「自分の感受性くらい」―茨木のり子さんのメッセージ

2006/02/27(Mon) Category : 心と感情
ここ数日、自分の生き方と自分を取り巻く環境との関係に思いをはせている。それだけ生きづらくなってきていると思うことが多い。

環境とは、本来言葉を発しないものだが、今やあれこれとうるさく迫ってくるからね…私が空気のような父親になりたいと思うのも、その反省からだ。

地域社会の常識に巻き込まれて家族が追い詰められていく事例を書き、
組織の常識の中で個人が追い詰められていく事例を書き、
上の方針で追いつめられてる現場を書いた。
そして、現場を無視した一律の押し付けの中で死者が出ている。

かように、社会や会社の常識は、時としてその“常識”の方がおかしいことがある。

例えば、性表現についての“社会通念”が時代とともにどんどん変化しているように、“常識”と言われるものも同じ所にとどまっていない。変化の激しい日本のような社会では、世代によって“常識”も異なる。

環境や社会の仕組みは“常識”に大きな影響を与える。
その中に巻き込まれて論じていると自分を見失う。
特に頭でっかちであればあるほど巻き込まれて自分を見失いやすい。

自分を見失わないためには、自分のやりたいこと、役割はなんなのか、もう一度自分を見つめなおすこと。そして、その自分を理解してくれるサポーターを見出すこと。

また、守るべきものを持っていると強くなれる。
荒川静香にとってのイナバウワー、「スタンドアップ」の父親にとっての娘

そして、一人一人守るべきものを既に持っている。
それは、感受性だ。

私は、世間の常識に惑わされないために、
「自分の感性を信じて下さい」
と、その中学生のお父さんに申し上げた。





マイミクのはららさんが、茨木のり子さんについて書いておられた。
そこに、『自分の感受性くらい』という詩が紹介されていた。

あぁ、今の私たちに必要なことだ―そう思った。
この詩をご紹介いただいたはららさんに感謝して、掲載したい。

茨木のり子さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。






「自分の感受性くらい」



ぱさぱさに乾いてゆく心を

ひとのせいにはするな

みずから水やりを怠っておいて



気難しくなってきたのを

友人のせいにはするな

しなやかさを失ったのはどちらなのか



苛立つのを

近親のせいにはするな

なにもかも下手だったのはわたくし



初心消えかかるのを

暮しのせいにはするな

そもそもが ひよわな志にすぎなかった



駄目なことの一切を

時代のせいにはするな

わずかに光る尊厳の放棄



自分の感受性くらい

自分で守れ

ばかものよ













わたしが一番きれいだったとき―母に捧げるレクイエム


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この詩、好きです。

最後の「ばかものよ」の言葉に、くじけそうな足に力を入れ、涙混じりの、けれど力強い意思を感じます。

ひとり立つことへの慄きと、美しさ。

私もそこへ向かっている。

恐い。

怖い。

こわい。

でも、それでも、私は私自身になりたい。

 

大変でしたね

zukamamaさん、コメントありがとうございました。
うつは、本人もつらいですが、それを支えるご家族の方のつらさも大変なものです。
ご家族の方も夫々闘っておられるわけで、悪い方向に行くと家族がバラバラになってしまうこともあります。その扇の要に位置するのが奥さんですから、2年間、ほんとによく頑張られましたね。
お疲れ様でした。

うつは、いわば強制ブレーキです。意志の力が強くて疲れていても頑張ってしまう人などに、これ以上頑張らせないために発動する身体を守る防衛メカニズムのようなものです。
動く気が起こらないようにさせてしまうわけですね。

その防衛メカニズムが発動したということは、よほど頑張られる方だと思いますので、ゆっくりと休息し、復帰も、そして復帰後も焦らないことが大切です。

うつの本当のメッセージは、生きるペースをチェンジしなさい、ということです。
『自分を変えなければ周りを変えられない』→ロハス的な方向へ変えていければいいかもしれませんね。

 

はじめまして

数日前からブログにお邪魔させていただいています。

今の私の心の奥底にピンと響く内容がかかれていて、
時間のあるときにすこしずつ読ませていただいています。

今日、書かれていた詩が
いまの私・・・私たちにすごくあてはまっていて、
おもわず、
コメントを書かせてもらいました。



私の主人は二年前からうつ病で会社を休んでいます。

二年のあいだに、何度か出社しましたが、
うまくいかず、また家に引きこもる状態でした。

けれど、この頃の主人はとても健康的で、
今日も会社に電話をして、
復帰の話をもちかけたところなのです。

会社を休み始めた主人は、
会社のことをものすごく悪く言っていました。

その頃の主人はいつも自分の周りを敵対視して、
そのうえ、自分を卑下して、
それはそれは自虐的で手のつけようがありませんでした。

そんな主人に対し、
会社はいまでも主人を病欠扱いのまま、
お給料もヘリはしましたが毎月くださっています。


そして今日、復帰の話をした時点でも、
上司より心ある言葉を頂き、
主人は感無量なようすでした。

なんといっていいのか・・・


人のせいにしてはいけないということ。

問題は自分にある。

自分を変えなければ周りを変えられない。

そんな簡単そうでとても難しいことを、
今回主人や私は勉強させられたのではないかと思います。

まだ、復帰できているわけではないし、
予定としては4月復帰をめどに、
今、自分自身を調整している状態なので、
こんな簡単に物事をかきつらねていいものかと思ったのですが、
今まで主人に付き添い、
主人を見てきた中で思っていた言葉そのものが
英司さんのブログの詩に書かれていたので、
ついつい長々と書き込んでしまいました。

 

若いうちはわがままでいいと思います

というか、わがままは若さの特権です。
わがままだからこそ行動できます。
行動するから身になります。
客観的に状況を把握して、ここはと思うときは主観的に行動すればいいと思います。そのうちに丸くなってきますから。

それに共感能力がつけば万全ですが、それは焦る必要はないでしょう。

 

知識と感性のバランス

>自分の感性を信じてください
自分の中でもうすうす感じていたことだったので、とても心に引っかかりました。誰かの意見の言うとおりだと、いつか他人のせいにしてしまいそうですし。

けれど、無知なままに意見だけは言う頑固者にはなりたくないし、客観的であることと、主観を大切にすることのバランスはどうとったものかと思っています。

 
    
 
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