プロフィール
 

中尾英司

Author: 中尾英司
Doing(させる,働きかける)ではなく、Being(共にある,見守る)―半歩あとから


中尾相談室のカウンセリング概要
カウンセリング申込み要領

中尾真智子ブログ

ホ・オポノポノ to IC―
「ごめんね」「ゆるしてね」
「ありがとう」「愛している」

 
ピックアップ目次
最近の記事+コメント
 
 
カレンダー(月別)
 
08 ≪│2023/09│≫ 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
 
カテゴリ
 
 
全ての記事を表示する
RSSフィード
 
 

あなたの決意が命を活かす―杉浦貴之さんのメッセージ

2009/05/01(Fri) Category : TV.本.漫画
妻と娘は遅いので、夕食は自分と息子の分だけ。
餃子、焼売、目玉焼きでお手軽に。

息子は遅いので、一人食べながらアンビリーバボーを見た。
ホノルルマラソンに夢をかけた3人の生き様に、また泣けてしまった。

ストレスから腎臓ガンになり余命半年を宣告された杉浦貴之さんは、『自分で作ったガンなら自分で直せる 絶対にあきらめてはいけない』という川竹文夫さんの講演に励まされ、体を動かすことで克服していく。

そして、その杉浦さんの歌に励まされているのが、前立腺ガンで5年生存率は0と宣告された野見山浩さんと股関節の骨が壊死していく杉野幸三さん。



杉浦さんが癌になった遠因は、下のYouTubeを見るとよく分かります。
優等生、でも、将来の夢を書けない…
なんのために生きているんだろう…
私の相談者の方にも沢山いらっしゃいます。



杉浦貴之 「大丈夫だよ」



やっと僕らは一つになれたね
本当の自分に出会えたんだね
大丈夫だよ 大丈夫だよ
何が起きても ずっとずっと離さない
ともにこの今を生きていこう


すべてがOK! どんな自分もOK!
すべてが必然で すべてに意味があり
歩いた道も 今いるところも
これからの道も 何一つ無駄はない


大丈夫だよ 大丈夫だよ
君の命は とてもとても輝いている
大丈夫だよ






すごい詩だ。
連鎖を断ち切った人の詩だ。

「ライフ」の愛海同様に操り人形で空っぽだったのが、
自分のIC(インナーチャイルド)と出逢い自分を取り戻した。

そして、余命半年と絶望の宣告を受けた癌さえもを
『すべてが必然で すべてに意味があり』
と受け止めている。


「なぜ!? なぜ、自分だけが!!」
と、怒りにまみれる道もあっただろう。
修羅、畜生、餓鬼、地獄の道も口を開けていたはずだ。

どこにあなたが目を向けるのか。
違いがあるとすれば、そこだけだ。



杉浦さんは、そこに目をくれなかった。
なぜなら、目を見開かされたからだ。

ガンさえも自分の作ったもの=自分の責任。
だからと言って自己責任を追及するのではなく、克服するための行動を開始した。思考(特にIPに支配された思考)は何も生まない。結果に辿り着くことができるのは、「行動」のみだ。

そして、あきらめない決意と行動が、杉浦さんのいのちを輝かせた。



だから、答えていないでしょう?
意味が分からなくとも、
自分を信じられなくても、
なぜ!? と問うことに対しても、
彼は答えていないでしょう。

彼は、自分を取り戻すことができれば「大丈夫」と言っている。
そう、ただその通り。

彼は、目を見つめ、手をさしのべ、強く抱きしめ、そして
「大丈夫」と言うだけ。



そう、それは全て相手の「存在」を認める行為。
思考が存在を保証するのではなく、
存在が存在を保証する。

そうして自分を取り戻したとき、
『君の命は とてもとても輝いている』




----------------------------------------------------

杉浦さんは言う。 「命はヤワじゃない!」

杉浦さんの妻は言う。 「命はあたりまえじゃない!」



私が今日、「ライフ」で涙を流し、「アンビリーバボー」で涙を流したのは、受け止めていた哀しみを吐き出したのかもしれない。

悲しみが顔に張り付いていながら感情が分からない人。
茫漠たる虚空を漂う人。
放置されて傷つき荒んでいる人。

みんな、哀しい。
みんな、哀しい。

いのちを粗末にしないでほしい。
そのいのちは『あたりまえじゃない!』


『いのちがあなたを生きている』のだ。

その命を輝かせるのは、あなた以外にいないのだ。
そして、命を輝かせるためにすることは、「ライフ」の子どもたちが辿り着いたように、「気持ちで行動する」ことだ。

番組の中で野見山浩さんが、やろうと思ったことは即行動。余命のことを考えると躊躇していられないというようなことを仰っていたが、実は、誰もが余命を宣告されている。

1日でもいい。
自分を取り戻し自己一致した自分を過ごしたその日が「人生」なのだ。





関連記事
 
Comment0  |  Trackback0
 
 

Trackback

 

Trackback URL :
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 
 

Comment

 
    
 
Home | Top ▲
 
はじめにお読み下さい
 

読まれる上での留意点
自分を取り戻す方法総目次
*全記事リンクフリーです

 
検索フォーム
 
 
著作
お問い合わせなどあれば↓
 

名前:
メール:
件名:
本文:

 
会場でお会いしましょう(^^)
記事・インタビュー他
わが子を守るために
写真
ブックマークに追加
 
 
月齢
 
Today's Moon phase
 
QRコード
 
QRコード