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地産地消で元気な町

2009/05/15(Fri) Category : 世相・社会
日曜日の報道特集で「げんきの郷」(愛知県大府市)が紹介されていた。

いわゆる産直販売所なのだが、買い物に訪れる人が列をなしている。
それも、ただ安いだけではないのだ。見ると、ダイコンも1本1本に値付けされて、いろんな値段のものが混在している。画一規格ではないのだ。なぜ?

■1,品質
早朝、生産者が列をなす。そして、同種の野菜ごとに平棚に配置していくのだが、その後が凄い。お互いがその出来映えを見て、不良品(?)を排除していくのだ。や~、人の作物をそのような目で見るという機会はあまりないだろうからね。勉強になるだろうね。それに、農家のプロ同士が相互に見るわけだからね。こりゃプライドにかけて手抜きできないね~。

ところが、その後に驚いた。全国に23人しかいないという「野菜のソムリエ」の一人が、まぁ、パッと見て容赦なくバッサバッサと不良(?)作物を棚から下ろしていくのだ。(や~、それ安く売ってよ~、と言いたくなるが)
こりゃ厳しい。ダメなものはダメなのだ。農家の人はこれを見て、品質基準を体得していくのだろう。



■2,価格
適正価格を決めるというのが、農家にとっても難しい。おいおい相場で決めてしまうことになる。ところが、「野菜のソムリエ」が自信を持って押してくれるのだ。
「これはもっと値をつけていいよ。大丈夫だって!」
イイものはイイのだ。これは嬉しい自信になるだろうなぁと思った。自分の仕事に誇りを持つことができるよね。



■3,種類
ここは野菜のテーマパークだ。普段見慣れない野菜も多い。その食べ方なども、直接販売している農家の人から聞くこともできる。
逆に食べる方からの要望を取り入れて、ハート型や星形のキュウリが生まれたりしている。
食を楽しむ文化が、作る人と食べる人との交流から生まれているのだ。



■4,作る人のモチベーションアップ
これまで農家は「市場」に作物を売っていた。
そこからはなんの手応えも返ってこない。自分のやった結果が自分に返ってこない。これでは、生物は自分を変えていくことができない。生き物が成長していくためには、自分のやった行為に対するフィードバックが不可欠なのだ。(国民の声がフィードバックされない成治がダメになっていくのも同じ理由)

ここでは、農家は「個人」に作物を売っている。
食べる人の評価がダイレクトに自分に返ってくる。だから、手応えがあるし自己修正できる。作る人と食べる人が直接向き合っているのだ。だから、食べる人の立場に立って作ることができる。「ごまかしがきかない」と、農家の人が言っていたが、それが彼らのモチベーションを上げているのだ。





いや、素晴らしいな、と思った。
出資者はあいち知多農業協同組合。へぇ~、あの無策のJAが!(失礼)と驚いた。ようやくJAらしいことをしてくれている。

どんな組織も魂を入れるのは「人」である。
この組織に魂を入れたのは、「野菜のソムリエ」だ。
彼は、単に野菜の目利きであるだけではなく、作る人と食べる人を仲立ちする優れたコーディネーターであった。Winwinの関係を志そうとする人が一人いるだけで、こんなにも変わるのね~、と思った。

(一方で、どんなに優れた伝統も、ぼんくらなボス一代で全てを破壊してしまうこともお忘れなく。選ぶときは慎重に。全て自分に跳ね返ってくる)



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下記に“地産地消の仕事人”、「げんきの郷」の社長鈴村忠由さん(61)のインタビューが掲載されている。
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000180810150001

次のところにしびれました。

「金もうけ主義は絶対だめだ、と言っています。それよりも会社からの還元です。福祉の分野に位置づけている温泉事業では、障害者の方の足湯利用を無料にし、福祉施設へのお湯の宅配などもしています。売り上げ向上は大切ですが、そのために例えば外国産のバナナを売るようなことはしない。それより知多半島の産物なら全部そろっているように努力したい」






(参考)世界で唯一の「野菜ソムリエ」の認定機関
日本ベジタブル&フルーツマイスター協会

地域に帰ろう②―地産地消と食の安全の動き

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