パニック障害克服記(4)―眠れない…
2002/01/20(Sun) Category : パニック障害克服記
不安と恐れで、僕は寝つこうにも寝付けなかった。
寝て不安を打ち消そうと、家族とともに早々と床に就くのだが、心臓が気になって眠れない。
心臓が拡張しないように、
外からボンレスハムのように、
しかし柔らかく、網で覆いたい。
仰向け、
横向き、
うつぶせ、
…どれもダメなのだ。
心臓がそこにあることを主張して眠れない。
結局、リビングのコタツに包まり、見るともなくテレビを見…。
妻の孤独が身にしみた
体の内部のこと…
心の内側の不安…
誰も外からは分からない。
見えない。
訴えても、こればかりは…
経験したものでなければ分からない。
だから、一人黙して闘うしかない。
彼女はこうして一人で孤独に闘って来たのだ…。
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妻が心配して起きてきた。
今も尚、パニック症状と闘っている彼女は僕のいうことが良く分かる。
話を聞いてもらえるだけでもありがたい。
こういうとき、今までの僕は
「気のせいだ」
という心無い言葉を投げつけていたものだ。
妻からレキソタンをもらい、明け方ようやく床に就いた。
寝て不安を打ち消そうと、家族とともに早々と床に就くのだが、心臓が気になって眠れない。
心臓が拡張しないように、
外からボンレスハムのように、
しかし柔らかく、網で覆いたい。
仰向け、
横向き、
うつぶせ、
…どれもダメなのだ。
心臓がそこにあることを主張して眠れない。
結局、リビングのコタツに包まり、見るともなくテレビを見…。
妻の孤独が身にしみた
体の内部のこと…
心の内側の不安…
誰も外からは分からない。
見えない。
訴えても、こればかりは…
経験したものでなければ分からない。
だから、一人黙して闘うしかない。
彼女はこうして一人で孤独に闘って来たのだ…。
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妻が心配して起きてきた。
今も尚、パニック症状と闘っている彼女は僕のいうことが良く分かる。
話を聞いてもらえるだけでもありがたい。
こういうとき、今までの僕は
「気のせいだ」
という心無い言葉を投げつけていたものだ。
妻からレキソタンをもらい、明け方ようやく床に就いた。