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第5部-5、看守が奪う「生きる力」

2009/06/12(Fri) Category : 仮面の家
第5部 帝国vsレジスタンス

■5、看守が奪う「生きる力」-------------------------------

その後、りょう先生は逸脱した息子を自分のシナリオに再度乗せるべく声をかけ続けます。

高校―不登校時代
『高校の卒業資格くらいは取っておいたほうがいい』
『家でブラブラしているなら、アルバイトでもしなさい』
『大検という方法があるんだよ』

大学時代
『にがい経験を活かせるようじゃないと人間はだめだぞ』
『今のままだと単位が取れないじゃないか』

大学中退後
『司法試験を受けてみたら』

高校時代は軌道を修正するために、大学時代は一度乗った軌道から逸脱させないように、大学中退後も再び軌道に乗せるために、絶えずチェックし続けていることが分ります。
この姿、何かに似ていますね。少しでも逸脱するや、聞く耳を持たずにただ闇雲に、すぐに注意をして元に戻そうと見張る―そう、看守ですね。諒君にとって家は監獄、両親は看守だったのではないでしょうか。



-----------------------------------------------------
親ならば、心配して当たり前?
……もし、あなたが常にこのような目で見られていると感じたらどうでしょう。自分が全く信用されていないわけです。親に信用されていない子どもは自信を持つことができません。

まして、常に監視されせっつかれて試行錯誤する暇も与えられていません。りょう先生の心配が、息子を思ってのものではなく、自分が構築した枠、自分の想定したシナリオに従わせるためのプレッシャーでしかなかったことがお分かりだと思います。

子どもの事を思っているのか、それとも、自分を押し付けているのか。
それを見分けるのは簡単です。親が、子どもの気持ちを聴こうとしているかどうか―それだけです。

そして、この両親は決して子どもの気持ちを聴こうとはしていません。
だから断言できるのです。りょう先生の言動は、諒君を心配してのことではなく、自分を押し付けるためだけのものだったと。



-----------------------------------------------------
諒君も反抗のための反抗をしているわけではありません。
懸命に親に押し付けられた以外の自分の道を探そうとしているのです。

そしてバイトをして自分で何ごとかを“実感”すると、自ら猛烈に勉強して大学に入ってしまいます。『大学受験まで百日間、長男は一日十五時間も勉強した』―弟の友人が来てもうるさいとも言わず集中する姿にあけみさんも驚いていますが、これほどの集中力を見せることが出来たのは、それが親に決められた道ではなく、自分で決めた道だったからでしょう。

この時、彼ははじめて自分で自らの道を選択しました。
つまり、自分の人生を歩いたのです。


しかし、親は放っておいてはくれませんでした。大学入学後、スキーに熱中する諒君に対して言ったのが、冒頭に書いた言葉でした。その後も、再三にわたり注意し、諒君はやる気をなくしていきます。ついには諒君は中退し、りょう先生は「親を騙したな」とののしり、いつも傲岸不遜で自己中心だ、と怒り心頭に発していきます。

なぜ、こうなっていったのでしょうか。







*次に進む前に、どのように親が子の生きる力を奪っていくのかをおさらいしておきましょう(↓)

【子どもがやる気をなくしていく親の言葉】
統合失調症を作りやすいダブルバインド
 ↓
自分(人)が信じられない人
 ↓
我慢する人
 ↓
何もかも面倒くさい人




(尚、明日は訪問カウンセリングのため終日連絡取れません)


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朝、鬼のような顔で起きてきた父が私の顔を見るなり、「お前の事が心配で眠れなかったんだぞ!」と吠えた。
高校生の時だった。
夕方、母と二人で居たら突然、「あんたを殺してお母さんも死ぬ」と言い出した。
いつだったのか、思い出せない。
一体ぜんたい、私の何がそんなに悪かったのか。
私は、そんなに悪い娘だったか。

捻れた世界
私はただ、生きていただけなのに
あずかり知らぬ場所で生じたねじれが、いつのまにか私を取り囲んで襲いかかってくる
世界のねじれは、いつも私に帰結される。
なぜだ
なぜ、こんな目に遭わなきゃいけないのか、いつの時も解らないまま、死ぬ思いを何度もさせられてきた。

そうして、「死にたい」が、自分の思いになっていた。

 
    
 
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