子供たちが笑顔になる社会にしたいよね
人生順風満帆のジョン・ウッド
趣味のトレッキングで訪れたネパールで出くわした貧困
図書室に本もない学校から本の寄付を頼まれ
友人達に本の寄付をメールで依頼した
いつの間にか集まった本3000冊
その本をネパールの学校に届ける旅は、疎遠だった父と子を近づけた
2日かけて辿り着いた2人を待っていたのは、
子どもたちの笑顔!
そこには、心から自分を待ってくれている子どもたちがいた―
父から見捨てられていると思っていたジョンは
人から認められたくてエリートの道を突っ走ったんだろうなぁ
でも、欲しいものは莫大な年収でもエグゼクティブの地位でもなかった
父の愛が欲しかったんだ
そして、この道行きで
父は自分を見守ってくれていたことを知った
もはや足らざるはなし
恐れるものも無し
自分の喜びのために―それは、子どもたちの笑顔―
ジョンは、会社というつまらぬ世界を捨てた
そして、途上国の教育支援団体を立ち上げる。…が、寄付は集まらない
大企業の肩書きだけのつながりだったことを知り途方に暮れる
貯金も食いつぶし、自信も失われていく最中、父は言った。
「ビジネスマンのときのお前は私たちの自慢だった。
だけど父さんは、今のお前の方をずっと誇りに思う」
嬉しかっただろうなぁ。
大いなる勇気をもらっただろうね。
なーに、心配することはない。
ハラスメント界から抜けるとき、そこで得たお金はあらかた消えていく運命にある(私もそうだったもの ^^;)。
それに「石の上にも三年」
3年目には芽が出てくるよ(私もそうだったもの ^^)
「世界中の子供たちを笑顔にしたい」―ジョンの熱意は広がり
10年のうちに9カ国で、学校765校、図書館7040カ所を建設―すごいね
大変じゃないか、と問われたときの答えがいいね
「最高に楽しい!」
そのはずさ。
だって、自分の好きな道を歩いているんだもの。
そして、子どもたちの笑顔という最高のリターンがあるんだもの。
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いや、いろいろと共感しつつ見ました「アンビリーバボー 年収5000万を捨てた男」。
歯車になって人のためになっていないかもしれない仕事をするよりも、
人が活き活きと輝いていく仕事を 何の気兼ねもなくできることが
最高に楽しい!
「家族カウンセリングは大変じゃないですか? こんなに重たい問題を、しかも長時間にわたって聴いて」と、相談者の方々によく訊かれる。
でも、ね。依頼に来る人々は自ら一歩踏み出した人達。
自分と向き合う準備が深層心理でできている人達。
危機に直面化しているから嘘がない。
私がイヤなのは上っ面。
私はどこでも本音だったけれど、それでも会社は表面的にでも関わらざるを得ない関係も多く、私にとっては人生の無駄と思える時間も多かった。どころか、退化してしまうと危機さえ感じたこともある。
しかし、今は皆無。
そして、学びは無限。
1分1秒、すべてが自分の人生という実感。
人が活き活きと変わっていく姿を見る喜び―これに勝るものはなし。
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せっかく生まれてきたんだもの
一回しかない今生だもの
寿命は、何かワンテーマを達成するのにかつかつの長さだもの
(といって焦ることはないよ。すべての経過がテーマにつながっているから)
好きなことを存分にやって
喜怒哀楽を大いに表現して
そして、
人の笑顔を一杯咲かせたいよね
【岡村孝子「夢をあきらめないで」】