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第7部-2、代替パーツの用意

2009/06/24(Wed) Category : 仮面の家
第7部 完結した人生脚本

■2、代替パーツの用意-----------------------------------

その後間もなく祖父が亡くなります。
『祖父の死をきっかけに長男は立ち直ってくれるのではないかと両親は期待したが、荒れ方はいっそう激しくなって』いきます。

ついに両親は大学に行かない次男ではなく、三男に全てを託すことに決めます。今住んでいる家を売り払い、そのお金を長男と次男にあげて、両親と高校生の三男は四国か九州に引っ越すという計画を立て、それを長男と次男に言い渡しました。“親のせい”にできなくなるようにし、“自立を強制的にさせる”ためというのが両親の考えた策でした。

りょう先生は自分を支える枠のパーツを長男から三男に変えたのです。これで、長男がどうなろうが、自分の枠を支える代替パーツは用意されたのです。

独立するつもりでいた次男に抵抗はありませんでしたが、長男にとって承服できる話ではなかったと思います。生まれてこの方、さんざん「同化政策」を押し付けられながら、同化できなかったとして一方的に切り捨てられるわけですから。

(*ところで、「同化政策」―戦時中日本人も他民族にしましたね。不安の強い、弱い人間がこのようなことをすることがよくわかると思います)


諒君は、この世に生まれてきながら、一度たりとも人として受け入れてもらえないままに切り捨てられようとしているのです。このあまりにも身勝手な仕打ちを承伏できるでしょうか。これをきっかけに、『五月末頃から兄は手をつけられない状態になって』いきます。当然のことでした。



-----------------------------------------------------
しかし、一方で、諒君はすぐにアルバイトを始めています。高級焼き肉レストランの深夜のウエイターでした。店長は次のように言っています。

『勤務状態は、明るく、まじめで、一生懸命やっておりました。(略)お客が店にいなくなると“今日一日終わったあ”“やったあ”などと言って、はしゃいでいたと聞いています。ふだんでもいやな顔ひとつせず、話しかけると、いつもニコニコしていて明るく答えておりました。音楽が好きで、歌が上手でした』

家庭内では、手がつけられない状況になっていき、
家庭外では、これほどに社交的です。
このギャップの激しさ…。ここにすべて現れているように思います。

家庭内で諒君はディスカウントされています(人扱いされていません)から、怒るのは当たり前です。
家庭外で諒君は人として認められていますから、明るいのも当然です。

両親に対しては怒りというフィードバックを返し、
店長に対してはニコニコというフィードバックを返しています。

つまり、自分の扱われ方に対して真っ当なフィードバックをそれぞれ返しているのです。その返されたフィードバックを見て態度を改めなければならないのは、むしろ両親の方だったのです。



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日本の同化政策の理念は八紘一宇で、支配領域に属する人々の皇民化や皇民視です。天皇の支配領域に属する人間であれば、天皇統治下に在る事により慶福を得る同じ家の家族で、協力関係に在るとします。被占領民も占領中は日本臣民に準じた扱いをし、日本臣民による略奪搾取は許さない建前です。

支配領域の維持拡張が利益に直結せず、日本臣民の負担になるのですが、現地で協力者を得やすいため支配領域の維持拡張自体は容易になります。
これが、日本の非民主的な軍国主義と見做されました。
立憲民主主義国は、自国の国体構成民の福利を国家の至上目的とするよう命じる憲法が最高法規ですから、
米のフィリピン統治は、フィリピン人を米憲法に従わせるところから始めました。米が新教徒の宗教国家でもある事にもよりますが、フィリピンの旧教徒12歳以上を対象に百万人程虐殺し、米の国体構成民が恵沢を得る為の米憲法による植民地統治である事を徹底します。
自国と同じ宗教に改宗した華僑に日常の支配を担当させて日常の反発や憎悪が自国民に直接向かわないようにして、
自国民が植民地の物的人的資源を自由に利用処分して富を得られる環境を整備しました。
植民地の土民の疲弊や抵抗の激化で、植民地経営の利益が減り維持費が嵩むようになったら、独立させてコストカットし、植民地維持の負担を自国民にかけないようにするのが、
立憲民主主義に即した植民地経営です。

カイロ宣言で、朝鮮籍民は奴隷化されていると言っているのは、立憲民主主義国なら新領土の土民を奴隷化するべきだがら。
台湾を台湾籍民の意思と無関係に中華民国領に戻すと言っているのも、化外の民とされていた清の奴隷が日本の奴隷になって中華民国の奴隷になるだけだという考えから。

自主独立国日本の国体を構成する国民で在る事により自由身分であるのは、日本憲法成立により慶福を保障された当時の日本臣民とその純血子孫である日本人レイスに限らるというのがポツダム宣言の考え方で、他は日本人の奴隷だから、降伏文書ポツダム宣言条項に基づく連合国の軍事占領下になると、日本人の大虐殺は無いのですが、朝鮮籍民は耽羅独立運動弾圧事件7万人、保導連盟事件160万人、台湾籍民は中学在学以上の高学歴者を対象にした無差別虐殺で3万人の虐殺を、連合国を代理して統治していた李承晩や蒋介石が行っても、連合国最高司令官総司令部は朝鮮台湾の代理統治を継続させます。二人が新教徒のメソジスト信者であるため米の宗教指導者に支持されていたのもあるのですが。
講和条約発効により、朝鮮の未独立部分に属する朝鮮籍民や台湾籍民は連合国と朝鮮に共有される人的資源ですが、
皇民化により朝鮮籍民台湾籍民は日本憲法により慶福を保障されている臣民で、自由身分を得ていると言うべきです。

 

「悪いのは全部お前だ」。

人への態度は、その人への「フィードバック」である、ということ。
全く知らない概念でした。

怒られるのは私が至らないからだろう、と思い、自分に鞭打って生きてきたこれまでの人生が悲しい。

親を信じていた。私の幸せを願い、そのための行動をとってくれる人たちだ、と。
その親が言うんだから、きっとそうなんだろう、と。

「悪いのはお前であって、だから私たちは悪くない」。

薄い。何という薄さ。論理も何も無い。

彼らは「それだけ」だ。「起」も「結」もない。ただそのポジションに居続けることしか考えない。
だから彼らのフィードバックを信じ続けたら壊れてしまう。

さらに、壊れた私にまた彼らは言える。

「悪いのはお前であって、だから私たちは悪くない」。

 

息子とはいえ、他者を計るなんて…
しかも弟を選んだなんて、子供は道具じゃない。


私も似たような境遇だと感じているので、子どもを作るとこんなのになってしまうのでしょう。と考えてしまいます。

親としてあるまじき行為。一人でいてほしいものです。

 

あんぐり・・・

祖父の死をきっかけに立ち直るかもと期待?!
はぁ?
おじいさんの死が一体何の解決になったというの?
根本的な問題が何も解決していないのに、むしろどんどん酷くなっていっているのに。
どう考えたって立ち直るわけないでしょう・・・。

「家族の死」という逃れられない運命を目の当たりにして、りょう君が目を覚ますとでも思ったんでしょうかね。

私の両親とそっくり同じ思考回路なので、呆れて口があんぐり開いてしまいました・・・。


浅はか過ぎて悲しい。

 

秋葉原の事件にこのblogを知り、拝見させて頂いております。

 

外でいくら良い子ぶっても
中でこんなんじゃ意味がない

キレて物を投げて
親に死ねとか言って
それがあんたの本性なんや

近所の人だってみんな外に出て
あんたが暴れるの聞いてるわ
学校の先生だって友達だって
すぐにこんなん伝わるわ

みんないなくなるから

 
    
 
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