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第8部-4、消えゆく「社会」を再生させよう

2009/07/04(Sat) Category : 仮面の家
第8部 愛情飢餓連鎖を断つために

■4、消えゆく「社会」を再生させよう--------------------------

「社会」が消えようとしています。

かつて人は「面」(三次元)で生きていました。
誰のものでもないフリーな空間と時間がふんだんにありました。
子どもたちは、約束もせずふらっと外に出ても、誰かがやってくる“広場”がありました。やがて、小学生から中学生くらいまで多世代男女混合で遊びが始まりました。社会のルールや人間関係は子ども社会で学んだのです。親がやることは、気持ちを聴くこと以外にはありませんでした。

今は、縛られた空間と時間しかありません。
子どもたちは、約束をしなければ遊べません。たむろする所をかろうじて見つけても、思いっきり遊べる場所はありません。遊びも少人数輪切りで、上の世代から社会のルールや人間関係を学ぶチャンスはありません。それどころか、塾や習い事など時間を埋め尽くすスケジュールをこなすのに必死です。

大人は家と会社、子どもは家と学校や塾など、「点」と「点」の間を移動すること(二次元的生活)が日常になってしまいました。二次元で生きるようになった今の人間が、生身の人間を苦手とし、ネットやアニメの世界に親近感を持つのも無理からぬことなのかもしれません。



-----------------------------------------------------
社会が消失していく現象は至る所に見えます。
・会社―中の一職場の自分の机に座るだけ。急かされて終わらず。
・病院―経済生産性が低いので行き場なき老人達の社交場も崩壊。
・学校―隣の教師は何する人ぞの職員室。発言権も余裕もなし。
・家庭―内部で気持ちの交流もないブラックボックス。

人を連携させず、分断統治するのは支配の常。
人々は、幼い頃からバラバラに分断され、「愛」と「信頼」という社会の基底を培うことができなくさせられています。そして、現代の社会システムにただ適応させるために「競争、競争」と尻を引っぱたかれ、システムを支える「枠」の一部として世に送り出されているのです。

そして、そのように送り出す役割を率先して果たしているのが、りょう先生のように「枠」として生きている親たちなのです。

第7部-7、「枠」vs「人間」』を読めば、気持ちを殺して生きることは、人から「人間性」を奪うことだということがよくよくわかると思います。
政治から気持ちが失われることにより冷酷な政策がまかり通るのです。
仕事から気持ちが失われることにより、人をパーツや金づると見なす労働や詐欺がまかり通るのです。
教育から気持ちが失われれば、それはただ兵隊の量産工場になってしまいます。

「社会」が消えようとしているのは、社会から気持ちが失われたからです。



我慢がなぜ悪徳なのか、これでお分かりでしょうか。
我慢は、人から感情を奪い去るから悪なのです。
心を亡くした人は、他人の心をも奪っていきます。

その結果、『第8部-2、最後の、最後の、最後の分岐点』で見たように、子も孫も地獄に落としていきます。
子どもの終わりなき地獄をストップさせるために親がなすべきことは、ただ一つ。自分自身が人生を楽しく生きることなのです。




-----------------------------------------------------

今、我慢して生きている方へ。
あなたはもう十分に親のために尽くしました。

もう十分です。
ありがとうございました。


あなたは、我慢せずとも、頑張らずとも
あなたのあるがままでいいのです

社会が押し付けるペースで走るのではなく
自分のペースで歩いていいのです


風習という形で組み込まれていた人の発達課題が社会から失われた今、むしろ積極的に引きこもって自分と向き合うことも必要です。

また、家庭内外の様々なルールにがんじがらめに縮こまっている今、わがまま放題にやりたいことをやることも大切です。


これからは、自分のために生きてください。自分を支えてきてくれた子どもたちのために、自分らしく生きてください。

あなたが活き活きと楽しく生きることが
子どもたちの生きるモデルになるのです。

あなたが幸せになることが、
周りを幸せにするのです。


幸せの形は一つではありません。

お金や地位や権力を持っている人が幸せなわけではありません。
それらがありながら不幸せな人をたくさん知っています。

心のままに生きられること。
心を通わせて生きられること。

それが、生きる幸せなのです。


どうか、自分の人生脚本に気づき、
生き直しをスタートさせてください。






-----------------------------------------------------

We don't need no education
we don't need no thought control
No dark sarcasm in the classroom

Teachers leave the kids alone
Hey! Teachers! Leave them kids alone!
All in all, it's just another brick in the wall.
All in all you're just another brick in the wall.


おしつけ教育などいらない
おれたちの思考を支配するな
心に闇をかける嫌みを教室で言うな

教師どもよ、生徒たちを囲い込むな
おい、先公! 生徒たちを解放しろ!
つまるところ、壁の煉瓦のひとつにすぎないってことだ
おまえらは、壁に塗り込められた煉瓦のひとつなのさ




Pink Floyd  「Another Brick in the Wall」




我慢の記憶が、他人に我慢を押し付けます。
気持ちをいうのは、当たり前のこと。
気持ちをいうことが、成長のための最大のフィードバックなのです。

我慢の連鎖を断ち切りましょう。

社会を再生するために
気持ちを言葉に出し、気持ちで行動しましょう。

あなたは、ロボットではないのだから―







【ご参考】
酒鬼薔薇聖斗の壁




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私も同じ考えです!

私も心の中で思ってましたが、どの言葉で表現すればいいかわかりませんでした。そのとおり!沢山の人にこの文章広めていいですか?

 

ほっとしつつ・・

うれしいよなあ、こんな風に言ってもらえて、本当にうれしい。子どもたちにもそっくり言いたい。仮面のおうちの話は怖くて途中から読めなくなりましたが、結論が出たのでちょっと安心してまた読み返してみます。また何か気づけるといいです。

 

たしかに

親のしあわせの為にどれだけ身を砕いたんだろうか…
いつもいつも甘え甘えと言われて
私は親に甘えたことなど
一度もありはしないのに
常に疑心で接していたのに

救われます。

 

告白

先日、告白を読んだばかりでハナハナさんと同じく思っていたところでした。実は「あなたの子供を…」を見始めて2年ぐらたちますが本質的に理解出来はじめたのはここ最近です。親から制限されて育ち、子供への躾と愛情の注ぎ方に迷いいっぱいで過ごしている私でさえそうなのですから、親の対処の仕方だけでかなり関係が改善し、ほぼ解決につながると言っても一般の人には理解難しいだろうな~としみじみ思います。理解出来れば朝ドラの「つばさ」も毎日新聞連載小説「下流の宴」も祖母の「こうあらねばならない!!」と言う育て方が母を苦しめ、母は自分の子育てがうまくできないという連鎖に陥っている。。我が家も中高生になった子供にどこまで枠を外した修復出来るか日々格闘中です。

 

遥 さん

スタートが違うという事実はあるかもしれないです。
でも、努力しても無駄、どうせ駄目って、考えるのは勿体無い。
心ある人との出会いは、あると思います。
私が、このHPにたどり着けたように、あなたも、ここにたどり着けたのだから。
まだ、チャンスは沢山ある。
中尾先生の言葉を、何度も何度も読んで、気が付いたことが沢山あります。
今まで私を気に掛けてくれていた友人が、知らないうちに、私のお母さんの役をやってくれていたんだな…
苦手だと思っていた人が、本当に親身になって心配をしてくれていて、知らないうちに、私のお父さんの役をやってくれていたんだな…
そんな風に感じたのも、つい先日です。
一人の人に、全部を受け止めてもらうことばかり、前の私は考えていました。
でも、何人かの友人知人に、少しづつ受け止めてもらう事も、確かに私を癒しています。

 

うちの両親と同じだと思いました

「仮面の家」
まさにわたし自身のことのように感じました。

環境は違うけれど、言動は両親そっくりでした。

殺されるか、わたしが自分を殺すか、時間の問題な気がしました。


しかし、ディスカウントされて育つと、ディスカウントされやすい環境になりますね。

腐るほど愛情を注いで貰えて、口から溢れるくらい愛情が満ちていて、存在不安もない方は、
決してディスカウントされないと思います。

スタートが違うから、努力しても無駄なのですね。
正しい愛情は両親から正しく得ないと、二度と正しい愛情が得られないわけですね…

 

告白 湊かなえ著

タイトルは今年の本屋大賞になった本です。母親との関係性から、誰でも良い事件を起こした中学生の心理が良く書かれていると思いました。
存在不安を多くの若者が抱いているということは、世の識者も認められてるみたいだけど、なぜそこにいたったかというのは、自身も向き合っていないせいか理解されてない気がします。中尾先生の見方を教わったからだけど、この本から、ああ、そういうことだたのか。と、せっかく多くの方が読まれているようなので、きずいてもらうといいな、と思いました。まあ、ノンヒクションだから、ちよっと弱いけど。

 
    
 
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