プロフィール
 

中尾英司

Author: 中尾英司
Doing(させる,働きかける)ではなく、Being(共にある,見守る)―半歩あとから


カウンセリング申込み要領

中尾真智子ブログ

ホ・オポノポノ to IC―
「ごめんね」「ゆるしてね」
「ありがとう」「愛している」

 
ピックアップ目次
最近の記事+コメント
 
 
カレンダー(月別)
 
09 ≪│2017/10│≫ 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
 
カテゴリ
 
 
全ての記事を表示する
RSSフィード
 
 

「家出」という緊急避難

2009/07/18(Sat) Category : 自律(自由と責任)への道
「どうしよう、足がほどけないんです」
という緊急メールが入ったのは夜10:00。

電話すると、バス停で足を組んで座って待っていたら足が固化してしまい、組んだ足を引き離そうにも動かないと言う。自分の足ではなく、石像の足がそこにあるみたい。バスも行ってしまった……。

話を聴くと、この日一日変な胸騒ぎがしていた。
なんかめちゃくちゃ怖い。よくないことが起こりそうな気がしてならない。
仕事帰りに家に帰ろうとしたら強烈な不安感。
家に帰っちゃいけない―そういう気がする…。

…家に自分の部屋がないその方は、親の侵入を受け続けて「心のコップ」は常時満杯。ほんの些細な出来事が一滴落ちるだけで怒濤のように感情があふれてキレる寸前にあった。
「心のコップ」のメカニズム



もし、この心の状況で帰宅しようものなら、親の顔を見るだけでも大爆発の可能性がある。だから、IC(インナーチャイルド)が「帰るな!」と、帰宅を阻止したのだ。

私は、次のようにICに話しかけるように伝えた。

「今日は家に帰らないから、安心してね」
「ネットカフェに泊まるから、もう緊張を解いていいよ」

「今まで我慢させてゴメンね。これからは、あなたの気持ちを一番に聴くからね…」


小一時間ほど話をしているうちに、「ほどけました」
そして、無事ネットカフェに着き、爆睡。

事なきを得ました。






家に居場所がない場合、このようにネットカフェなどへの避難も考えてください。最悪の事態を避けるために。

私も会社を退職した後、ネットカフェを利用したことがよくありました。近所付き合いがあるわけでもないけれど、昼間外を歩くのも何か言われそうではばかられ(←今は平気^^)、家庭の中では辛い立場、相談する相手はどこにもおらず、気晴らしに飲む相手もおらず、孤立無援……行き着いた先は、ネットカフェでした。薄暗くってね、あぁ、ここは一種の子宮(安全基地)なんだなぁと思ったものです。

実際、その後もネットカフェはその方向に進化(?)を続け、今や仮住まいの場所にまでなってしまいましたね。ネカフェ(寝カフェ)という略称の方がしっくりくる感じです。

悪いのは政治で、ネットカフェはただ社会のニーズに応じてネカフェ(寝カフェ)へと変化してきたわけですが、家庭が崩壊し、家族がバラバラになって漂流している哀しい日本の象徴になってしまいました。

(参考)『20代と50代がネットカフェ難民の双璧である理由




------------------------------------------------------
子どもが家出をするときは、家に居場所がないというサインです。
押し付けられているか、無視されているか、無意識に侵食されているか、あるいはその全部か(共通点は気持ちは聴かれないこと)。

家に帰りたくない子どもはいません。
みんな、「まんが日本昔話」のエンディングソングのようにおうちに帰りたいのです。が、それがしたくてもできないのです。彷徨い漂流する心が痛ましい。

家出が悪いのではなく、家出せざるを得ない方に追い込んでいる親のあり方に気づいてほしいと思います。









中嶋義実・ヤングフレッシュ 「にんげんっていいな」



おしりを出した子やびりっ子が一等賞となる育むまなざし

すべての子どもを温かく見守る姿勢がここにはあります

だからこそ、「にんげんっていいな」って思えるのでしょう。



Nostalgia さんのコメントに『今、社会そのものがレーシングマシンやジェット戦闘機と化しているように思います』とありましたが、同感。
『これがスポーツの世界なら疑似体験であり、一時の箱庭の世界です。
しかし、プロスポーツ選手でも試合が終わったら疲れを取るために休むでしょう。(優秀な選手ほど自分を十分休めます。)その理屈を日常や家庭に持ち込まれたら・・・それはたまったもんでは無いでしょう。』
レーシングスポーツをされていただけにリアルですね。




動物の親子の方がいいな、と思える時代

「にんげんっていいな」という思いを取り戻すために

社会が押し付ける競争レースから、降りましょう。


関連記事
 
Comment1  |  Trackback0
 
 

Trackback

 

Trackback URL :
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 
 

Comment

 

親戚一同、ハラスメント一族

>子どもが家出をするときは、家に居場所がないというサインです。
>押し付けられているか、無視されているか、無意識に侵食されているか、あるいはその全部か(共通点は気持ちは聴かれないこと)。

この文に物凄く合点して、久しぶりに投稿します。

20数年前くらいのことだったかと思います。
従兄弟の中で1年間ほど家出をしていた子がいました(当時16、17歳?)。
彼は、4人兄妹の3番目。どうしても女の子が欲しかった伯母(母方)夫婦にとって、彼は「スカ(ハズレ)」扱いでした。4人目に待望の女の子が生まれるとその扱いは更に高じていたと思います。今になって振り返ると、盆や正月などの集まりで目撃した限りでも、女の子には蝶よ花よと、目に入れても痛くないといわんばかりの溺愛ぶり。彼はどうでもいい存在という雰囲気。
あの時、彼は家の中に居場所が無かったんだなぁ、と腑に落ちました。
当時はネカフェなるものはありません。旧国鉄主要駅の中にある銭湯?などで寝泊りしていた、という報告は、方々血眼で探し回った伯母が随分後になってから母に告白したのです。伯母も世間体や形式が第一の人。
それでも彼にとっては、親が必死になって探し回って見つけてくれた時、嬉しかったのかな、少しはホッとしたのかな、親の愛を感じたのかな、と思い、涙が出ました。
その後、彼は一回りほども歳上のやさしいお母さんのような女性と結婚、仲良く暮らしているらしい。

今も私は自分との闘いの最中。
親しくなかったけど、この従兄弟にだけは会って話してみたいな、と思いました。

 
    
 
Home | Top ▲
 
はじめにお読み下さい
 

読まれる上での留意点
自分を取り戻す方法総目次
*全記事リンクフリーです

 
ブログ内検索
 
Google

Web このブログ
 
会場でお会いしましょう(^^)
風化させまいカレンダー
 
 
著作
記事・インタビュー他
わが子を守るために
写真/動画集はこちら↓
 
アルバム(flickr)
アルバム(フォト蔵)
YouTube

・写真はアルバムページに飛ぶようにしてあります。
 
お問い合わせなどあれば↓
 

名前:
メール:
件名:
本文:

 
ブックマークに追加
 
 
月齢
 
Today's Moon phase
 
↓このパーツを設置すると14本の苗木を植えられます
QRコード
 
QRコード