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ヒロシマ―これが原爆の現実だ!~被爆者が描いた絵~

2009/08/06(Thu) Category : 戦争
今日は、広島原爆の日。

平和データベース」というサイトがある。

ここに、原爆を体験された方の現実がある。

すべての政治家は、一度見るべきだ。
いや、世界中のすべての人が、目を背けずに見てほしい。

私は、広島平和記念資料館学芸担当の方にメールを書いた。
是非、「原爆の絵」の資料を使わせてほしいと。

被爆者の方々が、これらの絵を描かれるのは、とても辛かっただろう。
思い出したくもない過去と向き合わなければならない。
忘れ去りたかった現実を、もう一度見据えなければならない。
過酷な体験をした上に、再びその苦しさを味あわなければならない。

それでも、描いた。
むごい現実を世の人々に伝えるために。
そして、二度と戦争という愚かな選択を人類がしないために。

だからこそ、私たちは、その苦しみ抜いて描かれた絵を見なければならない。

戦争とは何か。

理屈ではなく感じてほしい。
感じれば、そこに肯定されるべきいかなる理屈もないことがわかるだろう。



*下記に掲示させていただいた絵は、広島平和記念資料館から許可を得た上で掲載していますので、転載はご遠慮ください(当ページへのリンクはかまいません)。

*絵は、20点ほど選ばせていただきました。絵の下に識別コード、作者名、絵の説明が書かれています。平和データベースにはもっと多様な絵、写真、動画などがあります。是非、訪問してみてください。




■被災前の日常-------------------------------------------

戦争が始まる前は、下記のような平和で穏やかな日常がありました……

WH13-009.jpg

WH13-009 上西薫 (カミニシ カオル)
荒神橋電車鉄橋から飛びこむ子どもたち




■避難--------------------------------------------------

GE44-57.jpg

GE44-57 中本源次 (ナカモト ゲンジ)
赤ん坊に乳を飲ませようとする重傷の母親



NG112.jpg

NG112 安部初子 (アベ ハツコ)
夫はやけどで皮膚がぶらさがり、私は折れた腕で赤ん坊を抱き、悲しくて親子3人で泣きながら歩いた。



NG103-03.jpg

NG103-03 内田栄一 (ウチダ エイイチ)
座り込んで動けない3人の中学生。真ん中の少年は目が飛び出て垂れ下がりそれを左手で受け止めていた。





■彷徨--------------------------------------------------


GE09-41.jpg

GE09-41 小野木明 (オノギ アキラ)
両手の皮膚がはがれ爪の所でぶらさがっている男の人



GE43-46.jpg

GE43-46 沖井ちか (オキイ チカ)
全身水ぶくれで黒く焼け放心状態で歩く人



NG103-02.jpg

NG103-02 内田栄一 (ウチダ エイイチ)
真っ暗闇の中、「兵隊さん助けて」と青白い火に包まれた女性が倒れかかってきた。



NG002-07-01.jpg

NG002-07-01 牧野俊介 (マキノ シュンスケ)
重傷者を可部まで送るためにトラックに運ぶ。目も鼻もなく口だけ開けて「水をくれー」と叫ぶ負傷者



NG461.jpg

NG461 大本八千代 (オオモト ヤチヨ)
顔の皮膚がはげ裸で手足の焼けただれた女学生。「水をちょうだい」と頼まれるが何もしてあげられなかった。





■水----------------------------------------------------


GE17-19.jpg

GE17-19 小松キクヱ (コマツ キクエ)
防火用水槽に群がり死んだ人々



GE13-17.jpg

GE13-17 木原敏子 (キハラ トシコ)
防火用水槽で死んだ人 苦しむ中学生 苦しむ馬 母と子



GE15-44.jpg

GE15-44 小川紗賀己 (オガワ サガミ)
防火用水槽の中で赤くふくれ上がった死体、ちぢこまり小さくなった囲りの黒焦げ死体



NG197-06.jpg

NG197-06 田中陽造 (タナカ ヨウゾウ)
水を求め、防火用水槽の中で折り重なるように亡くなった多くの人々。ほとんどが女性と子どもだった。



NG114-03.jpg

NG114-03 小久保三好 (コクボ ミヨシ)
縮景園の池のほとりに並んで水を飲む負傷者たち。翌日同じように並んでみな死んでいた。





■遺体--------------------------------------------------


NG114-04.jpg

NG114-04 小久保三好 (コクボ ミヨシ)
市内電車から降りようとしている姿の黒焦げの女性の死体とその足元の赤ん坊の死体



NG002-03-01.jpg

NG002-03-01牧野俊介 (マキノ シュンスケ)
焼けた路面電車の中の腰掛けたままの乗客の死体



GE03-22.jpg

GE03-22 石川文恵 (イシカワ フミエ)
己斐国民学校の廊下で死んでいた人達、傘棚にもたれ立ったまま死んでいる少年



GE45-08.jpg

GE45-08 古川正一 (フルカワ ショウイチ)
原爆による被災者たち、ある者はボロ切れをまといさまよい、ある者は立ったまま息絶えた。



GE05-23.jpg

GE05-23 井野上忠夫 (イノウエ タダオ)
全裸の婦人死体、阿修羅像そのままの赤い死体



SG-0240.jpg

SG-0240 高原良雄 (タカハラ ヨシオ)
「死の川」






私は、選んでいる間中胸が震えていた。

そして、瀕死の重傷にもかかわらず我が子に母乳を含ませようとする母親の絵に涙があふれた。

女性や子供達がどれほど犠牲になったか。

世界は、このむごい現実を知らなければならない。

これは、私たちの文明が招いた犠牲である。

この惨事を招いたのは、資源の争奪と無意味な競争。

そして、今なお、戦争は経済戦争に形を変えて継続している。

生き残った人々も、その後、どれほどの過酷な現実を生きたか。

そして、不安と恐怖の世代間連鎖が、“現在の”家庭をどれほどおかしくしているか。

足元を見よう。

何が幸せなのかを考えよう。



みな、今いるつまらぬ土俵からおりよう。



あなたは、もっともっと可能性を持っているし

人はもっともっと豊かだ



人は、闘うために存在させられているのではない

人は、愛し合うために存在している









原爆が落ちた日
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新藤兼人さんに映画「ヒロシマ」を作って欲しい
日常の隣にある戦争
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広めたい

何年か前に、NHKでみた、あの恐ろしく悲しい絵・・・

衝撃でした

戦争をしらない私たちにできること、

知ってなくては、いけないこと・・・

どうかもう、悲惨な戦争が起きないように

祈り、語っていきたいです

クリックすると、画像が開くので見やすかったです。

ありがとうございました・・

 

わたしも広島の原爆について取り上げてみましたが、先日の野田総理のスピーチを聞いて、白けてしまいました。
この人は何も理解していないのではないだろうかと・・・。

 

戦争の悲惨さ

初めてまして、通りすがりの少年と申します。
今回、戦争の悲惨さを心痛むほど伝わる絵を見て、とても切ない気持ちになりました。
涙が止まりませんでした。
この掲示を見て、戦争が奪っていくものの苦しさ、戦争の惨さ、そして人の命の 儚さを改めて知りました。
やはり、戦争は最低最悪のことだと思います。
また、自分たちが今生きているのは、とても有り難いことであるということも思いました。
これから自分は、一日一日を大切に生きたいと思います。
最後に戦争で亡くなられた皆様に心より、ご冥福をお祈りします…。

 

幸せ、幸運。

この記事を書いてくださり、画像を集めてくださり本当に感謝します。

本当に、大切なものを知ることができました。

私は受験生で、色んなしがらみに縛られて悩んでいました。

ですが、この記事を読み、また「原爆記録」という本を読んだ今となっては。

自由に生きたいと思います。

自由に、のびのびと、生きます。

ありがとうございました。

心の底からの感謝を管理者様に。

 

一人一人が自覚して、土俵から降りて、地面に足を付けること。
政治家を選ぶ権利を軽んじないこと、間違いを間違いだと言えること、NOをNOと言えること…。

戦時中生まれの父親は政治家を批判する私に、何言ってるんだ国がやることを非難するなと言いました。
選挙権も持つ年齢になっている子に対して、国への疑問を持つことを禁じるのです。
小さく言えば、親の言うことには逆らうな、言うことを聞けと言っているのと同じ線上の考え方なんですよね。

「自律」って大事。
色々な依存の形がありますが、戦争を起こしたその国の指導者たちは「国」に依存してしまっているのでしょうか…?

 

地獄絵図の光景を現実に体験してしまった人達が、
又それを思い出して書くことはどんなにか苦しかっただろう。
私は子どもの頃に、母親が虐殺したペットの死体を見、
それが頭に焼き付いているのだけれど、この絵は想像を超えている。
衝撃的過ぎて涙が出ました。

元ちとせさんが歌っている
「死んだ女の子」の歌も最近はじめて聞いて、心の底の底まで訴えかけられました。

形を変えて続いている戦争が
いつか本当の終わりを告げて
人間が人間らしく生きられる世の中になることを願っています。
その為には、自分の心をまずしっかりと見つめて行きたい。

 

子どもを抱きしめたい

あまりの惨状に恐ろしくなり、震えました。

子ども達の笑顔が浮かんできました。抱きしめたくなりました。二人が生きていることを実感したくなりました。命を感じたいのです。


この絵の中に我が子を存在させないためには?そればかり考えました。

今、私にできること。

この絵を見ること。
戦争を感じること。
舞台から降りること。
幸せを体現すること。

人間として何が本当に幸せかを私が生きて子どもに伝えること。

子ども達を愛すること。

慎重に選挙で投票すること。


戦争の事実を直視し、それでも希望を持ち続けること。


今すぐできること。
子ども達を抱きしめたいです。

 

事実

地獄です。人が人にしたこととは思えない。

自分がその場にいたら、一瞬にして命が尽きてしまったら。子ども達がその場にいたら。
この絵に描かれた地獄を見たのが私だとしたら。

それを現実として体験した人がいる。
この場にいた人が確かにいる。

手が震えてきます。胸が押しつぶされるようです。涙が止まりません。


 
    
 
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