プロフィール
 

中尾英司

Author: 中尾英司
Doing(させる,働きかける)ではなく、Being(共にある,見守る)―半歩あとから


カウンセリング申込み要領

中尾真智子ブログ

ホ・オポノポノ to IC―
「ごめんね」「ゆるしてね」
「ありがとう」「愛している」

 
ピックアップ目次
最近の記事+コメント
 
 
カレンダー(月別)
 
04 ≪│2017/05│≫ 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
 
カテゴリ
 
 
全ての記事を表示する
RSSフィード
 
 

太平洋戦争開戦月の「主婦之友」3-満州への夢

2009/08/17(Mon) Category : 戦争
【太平洋戦争開戦月(昭和16年12月)の「主婦之友」】

満州に人を送り込むことを推進する記事もあります。
中国で、どのように非道なことがなされているかも知らされず、次のように「楽土」満州に夢を見させられます。



●村人三百人を大陸へ移住させて郷土を救った母子の奮闘物語

『雪害と土地不足のために貧困のどん底にあった郷土を、迫害と闘いながら三百人の拓士家族と花嫁を満州に送って見事救い、開拓村と元村の全村民から「大陸母子」と慕われている母と子がある。―山形県大和村の富樫はつ江さんと直太郎氏がその人である』

直太郎氏は普通文官試験を受けるべく上京する。
そのとき見た光景が次のような光景だ。

『待合室の片隅には、つやつやした赤い頬の娘が3,4人、信玄袋を抱えてしょんぼり腰掛けている。おどおどした瞳、もんぺをはいていない姿―まぎれもなく売られていく娘達だ。彼女たちは、駅弁をもらうと急にいきいきと瞳を輝かせて、真っ白い飯を、暫くは手もつけないで見つめていた。』

『これが、日本一の庄内米を作る百姓の姿だ。自分たちはかび臭い南京米も満足に食べないで、娘を売る者さえあるのだ。(略)農村不況の風が吹きまくる大正十年のことである』

大正十年と言えば、11人兄弟の父の一番上の姉が14歳、ちょうど年頃の頃である。ズーズー弁のため試験に落ちた彼は村に戻って農家を継ぐが、肥料代のために売られていく親戚の娘さえ救えない窮状に切歯扼腕する。窮状の原因は土地不足。次男三男の耕すべき土地がなかった。

そこに第一次満州武装移民団を率いた加藤完治氏の片腕といわれる阿部國治氏が村に訪ねてくる。話は、村人を満州に送って村を再生させようという「分村計画」。そして、有志により「皇国農民団」が結成され、「日本海の向こうには二千万町歩の沃土が大手を広げて待っている。(略)満州の分家は十町歩の大百姓さなれる」と勧誘が始まった。

そして、「満州移民はただの移民とは違うど。お国のために満州さ耕しに行く拓士だどもな」と花嫁募集も始め、翌年春県知事の仲人で12組の合同結婚式が挙げられ、47家族89人が満州へ送られた。






国策に乗ってしまう背景には、人々の窮乏があることがわかります。
では、窮乏は仕方がないのか。
そんなことはありません。日本には、私の好きな甘藷先生がいました。
6年間引きこもった青木昆陽

彼は、飢饉対策として馬鈴薯(ジャガイモ)が有効であることを日本全土に知らしめました。飢饉の時代、武家屋敷でも武士が庭があれば馬鈴薯を作ったそうです。事に応じてどのように人をし向けるのかは国の恣意です。実際、戦後食糧難の時代に復活し、日本人の主食となっていますから、この対策はいつでも打てたのです。私たちもそうすればよい。



---------------------------------------------------------
ところで、人にイヤなことをさせるには“背に腹を変えられぬ窮乏”が必須です。すると、豊かになってくるとイヤなことはしなくなりますよね。特に、人を殺すようなことは(当たり前だ!)。

そこで、人にイヤなことをさせる仕組みを社会にビルトインしたのがアメリカです。簡単なのです。おカネの流れ方をちょいと変えればよい。そして、格差社会ができて窮乏する底辺部の人々を作り出せば、そこに軍が口を開けて待っているわけです。つまり、自発的に軍に入るようし向けた(貧困徴兵制)わけですが、イヤなことをさせる人々を作り出すシステムとして「格差社会」はあるのです。
「滅私奉公」という意識のインフラ整備



今、忠犬ハチ公を題材にしたハリウッド映画「HACHI約束の犬」(リチャード・ギア主演)が話題になっていますが、アメリカのポチと呼ばれたコイズミさんは、日本を急速に「格差社会」化しましたね。
そして、最近、JRの車内広告で自衛隊員募集のステッカーを見かけるのですが、それがとってもカッコイイのです。何かを感じているのは、私だけではないでしょう。



歌を贈ります。



【自衛隊に入ろう】


関連記事
 
Comment2  |  Trackback0
 
 

Trackback

 

Trackback URL :
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 
 

Comment

 

 続きです。書き忘れました。
 その学校の初代校長は加藤完治であった様です。

 

とある農業関係の学校に数日間研修へ行った時の話です(ここ最近の話です)
 
 その学校では、毎朝朝礼がありました。まず、国旗をあげます。それから、学校関係者?のご老人が国旗の前に立ちます。
 普通の立ち方じゃなくて、指先まで針金が通ってるみたいな、軍隊の人がする立ち方です。
 それから、数歩前進して国旗に2礼2拍(これもまた、軍隊式)まるで、国旗を拝んでいるように見えました。それから先生と生徒全員で君が代を歌います。
 
 正直すごく驚きました。戦時中にタイムスリップしたのかと思って。
 

 その学校からは、昔沢山の若者が訓練を受け、中国へと送り出されて亡くなったそうです。

 朝礼は、その当時から続いているもののなごりなのか。それとも何か慰霊等の意味があるのか。謎ですが…
(謎だった故に、私はその朝礼にはなじめませんでした。)

 ただ、いつも朝礼を行うご老人は、まだ戦時中を生きているように思えてなりませんでした。
 
 

 
    
 
Home | Top ▲
 
はじめにお読み下さい
 

読まれる上での留意点
自分を取り戻す方法総目次
*全記事リンクフリーです

 
ブログ内検索
 
Google

Web このブログ
 
会場でお会いしましょう(^^)
風化させまいカレンダー
 
 
著作
記事・インタビュー他
わが子を守るために
写真/動画集はこちら↓
 
 
お問い合わせなどあれば↓
 

名前:
メール:
件名:
本文:

 
ブックマークに追加
 
 
月齢
 
Today's Moon phase
 
↓このパーツを設置すると14本の苗木を植えられます
QRコード
 
QRコード