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自民が崩壊した理由と政権交代が促す自律

2009/09/01(Tue) Category : 世相・社会
今はキリンに合併された協和発酵。
かつて発酵法によるリジンの生産法を発明し、飼料の世界を変えた。

リジンとは、たんぱく質やカルシウムの吸収促進、脂肪酸の利用促進、コラーゲン等の体組織の形成、肝臓に活力を与えるなど、人に必須のアミノ酸である。不足すると血中のコレステロール値などが上昇する。ただ、動物性蛋白質から摂取しなければならない。

それで、リジンが飼料添加物としてもてはやされることになり、協和発酵は世界に乗り出すことになる。米国の他、メキシコやハンガリーにも政府に招かれて工場を設置し、東西雪解けの当時は先見の明を謳われたものだ。
当時、消費が伸びゆく飼料の世界でトップを取ることもできたかも知れない同社が、なぜ転落していったのか?



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1,自社技術への過信とプライド
技術立社を標榜し、他社動向は無視=井の中の蛙。その間に味の素は遺伝子組換で生産開始。

2,規制業種
法に守られた世界で、世界でも5本の指に入るシェアに安住し、販売努力をしなくても売れる。

3,談合体制
何十年もかわらぬ硬直した体制(部長-主査-担当-補助)の中で、“味の素とうまくやること”(談合)だけを教えられた社員。

4,人材枯渇
本社の責任者は2年でコロコロと変わり、海外の現地に出された者は7,8年塩漬けにされた挙げ句リジンに戻るわけではなく、責任もたせる体制がないので人が育たず。


…で、そのうち「競合企業は友、顧客企業は敵」と言い出すようになり、後ろに手が回ることになった。
FBIが隠し撮り--暴かれた味の素/協和発酵らの謀議(00.06.21)】


さらに黒字になってもおかしくない中、赤字体質のまま会社自体が崩壊していった。



-------------------------------------------------------
売る努力をしなくてもそこそこやっていけたリジン業界は、企業努力最小の談合運営で飯を食えた。談合とは、ある意味「最適化」されていた組織運営だった。しかしそれはもはや、「経営」ではなかった。

「経営」というのは、やる仕事とやらない仕事を決定すること。そして、やらない仕事から人を撤退させ、やる仕事には人を集中投下すること(選択と集中)である。リジン事業に「経営」はなく、そのような事業を許している協和発酵本体も当然ながら瓦解した。

この組織崩壊過程が、自民崩壊過程によく似ている。

1,自民ブランドへの過信とプライド
2,世襲に守られた政治家という規制業種
3,「米国&企業は友、民衆は敵」とでも言うべき談合体制
4,官僚の掌の上で派閥争いにエネルギーを費やし人材枯渇


協和発酵も自民党も、法や世襲に守られた世界の中で、その世界ナンバー1(味の素や米国)にくっつき言うことを聞いていさえすればよい、という依存体質に陥り、余力はすべて“内部”の出世競争、権力争奪に注がれた。

いわば、タイタニックという船自体が沈みつつあるのに、その外の状況変化には目もくれず、ひたすらテーブルについて足の引っ張り合いと、そのテーブルから離れぬよう相互監視をしていたのだ。そうやってすくみあっているうちに、船もろとも沈んでしまったのである。



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生物は、開放定常系である。
外からの情報を常に取り入れ、外部環境の変化に応じて自らを変えていくのが生物の本質だ。その生物が、外部からの情報を遮断すれば生きながらえることはできない。

組織も同じ。自分達の価値の中に閉じこもり(価値閉塞系)、外部環境の変化を察知できなければ、その組織は生きながらえることはできない。米国及び企業追随で、民衆から遠く離れてしまった自民の政治が崩壊するのは当然だった。


国は、民(ニーズ)、政(ビジョン)、官(国の仕組)、経(経済の仕組)の4つから成り立っている。
「民」のニーズ(気持ち)を基に、
「政」がポリシーをすえてビジョンを掲げ、そのビジョンを実現すべく
「官」の仕組みを変え、その基本的仕組みに則って
「経」が動くのが順序だ。

「戦後60年」を振り返る―(1)「モノ」から「ココロ」へと民心が変化した戦後30年目



私たちは、価値閉塞系依存体質の自民を退場させた。そして、野党として国民の声を聴いてきた民主を登場させた。政権交代は、国の仕組みをこのまっとうなあり方に戻そうとする「意志」である。

「寄らば大樹」や「長いものに巻かれろ」で安穏としていられるのは、せいぜい10年。組織の盛衰は30年。人が作り出した主義や思想も60年。そんなものに頼っても、あなたが生きる100年をまかなえはしない。

国に自律を要求した政権交代は、私たち一人一人の自律をも問うている。民主党が今後どのようになっていくのか、それは私たち自身の「鏡」でもあるのだ。

民主党に期待し、ダメなら批判し……そうではなく、自律に向けて、私たち自身がスタートを切らなければならない。





「人」が開放定常系組織を創る

宮城警察官刺傷事件~生物が自閉するわけ





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何処の国の国民の声を実現し、何処の国の憲法の目的に従い、何処の国の国民の福利のために働く政権だったのでしょう。

日本は日本人だけのものではない。

ここまでくれば「だけ」を取るだけで国民をかえられると思ってたんですね。

第二次世界戦争は最後の戦争とするために、第二次世界戦争の結果に対する違背は無制限に制裁出来るとしているのが国連憲章53条107条で、第二次世界戦争の結果に対する違背の制裁も第二次世界戦争の結果です。

第二次世界戦争の結果として日本は日本人の単一民族国家でなければなりません。

ポツダム宣言
カイロ宣言により朝鮮人台湾人を除外し(朝鮮人は独立、台湾人は日本との平和条約により最終帰属先未定)
(10) We do not intend that the Japanese shall be enslaved as a race or destroyed as a nation,

大日本帝国憲法御告文
…八洲民生の慶福を増進すへし…
(発布勅語、上諭だと台湾籍朝鮮籍も憲法により慶福を得る明治天皇以来の代々の臣民)

日本国憲法 前文 第一条
天皇を国と国民統合の象徴とする事を総意とする主権の存する国民が、
「われらとわれらの子孫のために…確定」 し、
「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。」
とした憲法。

前憲法で「万世一系」の美称で形容されている
天皇を国の象徴、国民統合の象徴とする人々の国です。

近代に形成された単一民族国家であり、日本国憲法により福利を得る日本国民は日本人。
民族である事は必ずしも血統には拠らず、古代以来日本人は男子天皇の男系子孫である皇別氏族、日本の神々の子の男系子孫の神別氏族、天皇に帰化した帰化人男子の男系子孫である諸蕃氏族より成るとされていて、

日本国憲法第14条
すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。

人種による差別は禁止です。
帰化手続きは、日本人の文化や言語を共有する意思がなければ、そもそも日本人国家の国民となる意思が無かったということになります。

ポツダム宣言カイロ宣言条項と日本との平和条約で朝鮮人国家同様、日本人国家も認められました。

 

まずは国民が変わらなければ。

中尾先生の仰るとおりだと思います。

先日の劇的な開票速報を見ながら、「政権が初めて動いた」と感じました(考えてみれば1955年以来、変わったことが無いらしいので当然ですが)。

今度は、わたしたち、ひとりひとりが動く番だと思います。

そして日本は文明が進みすぎて、文化が追いつかなくなったと、わたしが尊敬する自動車ジャーナリストの方が自著(http://www.youtube.com/watch?v=ZNNlXBHqykc)に書いておられました。
ITもしかり、この国の仕組みしかりだと痛感しました。

マザーテレサさんが云った世界の平和にも繋がる「家に帰って家族を大切に」する為に、何をどうすることが必要か。

これからも行動に移して生きたいと思います。

 
    
 
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