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中尾英司

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集団カウンセリングの可能性

2009/09/27(Sun) Category : 私の姿勢
遅くまで会場をお貸しいただいた子ども家庭支援センターの皆様、そして会場一杯にお集まりいただいた皆様本当にありがとうございました。おかげさまで、またたくさんエネルギーをいただくことができました。ありがたいことです。

また、昨日の経過の中で、集団的取り組みに関する新たな方向性も垣間見えた気がしますので、ちょっと経過を記しておきます。




2時間の講演の後、30分の質疑応答。時間オーバーとなり、その後同館のロビーに移った。そこは、夜11時まで解放してあるという。こういうスペースがあることが有り難かった。

丸テーブルが2つあり、その周りに椅子を並べて10数名が座った。そのうち半分近く私の相談者の方だった。みなさん、IPと闘いつつICを出そうと格闘されている方ばかりだ。そして、ついにICとの対面を果たしたり、親へ直接ぶつけに行くという最後の関門を突破された方もいらっしゃった。

一方で、この会場に来ようと思っても身体が動かない。友人に出逢ってバスに乗らなければここに来られなかったという若者。
今この場に座っている間中、頭の中であらぬ思考が巡り続けみなの会話が入ってこないという男性。
いずれも、IPに支配されていると言っていいくらいにIPが強い男性達。

また、自分と親との関係は問題がないと感じている方。
みんなの話は入ってきても、私の話になるとパタッと“聞こえなくなる”方。私のブログを読んでも、中身が頭に入ってこない方。
それぞれ、IPによるブロックの強い方々もいらっしゃった。

そう、皆さんそれぞれにIPが強いのだが、そのIPの克服度合いは、まだ入り口に立っていない方からIPを乗り越えんとされている方まで、グラデーションのように“そこ”にいたのである。

これがとても有り難かった。
問いに対して、私が答えるだけではなく、そこに実体験者がいる。その体験の段階も様々で、多様な観点から聞くことが出来る。また、親の立場、子の立場、それぞれの立場の者がいて、それぞれが互いの立場を聴くことが出来る。そこにどのような思いがあり、どのようにIPと闘ってきたか、“生の声”がある。同じく闘う“仲間”の体験だから、とても参考にしやすい。それは、よくある自分の体験を語るだけの自助グループという形ではなく、その場はまさしく実践事例付きのピアカウンセリングの場だった。

最後の方で、私の両脇に座っていてようやくのこと口を開いた二人の男性。そこには、全身をがんじがらめに縛られて身動きのとれない“男の子”がいた。

まるで鎖で簀巻きのようにされているIC。
そのICにエンパワーするには行動しかない。ICは思考なんか信じちゃいない。ぬくもりを感じたことがないであろうICにぬくもりと揺さぶりを与えたい。

私は、一人づつ男性を抱きしめた。静かな中、参加者の中からすすり泣く声も聞こえた。

その後、それぞれが、そして全員が抱き合った。疑似母となり、疑似子となったところもあろう。あちこちで、声を上げてなく声も聞かれた。今は、自分を保てなくなってしまうので無理という方もいらっしゃった。

最後には、汗が流れ落ちた。
人のぬくもりは凄い。

終わった後、なんだか全員一皮むけた感じ。
受け止められ、受け止め合い、なんだか落ち着いた感じ。

「凄いテンションですね~」―駅に向かう道々、そう話が出た。
そう、それはまるで飲み会でもあったの?という感じの明るさ。
それぞれが悩みを抱える人々の集まりとは思えないリラックスさ。
はしゃいでいるわけではなく、構えがなく、気持ちのままに自由におしゃべりしている。これはもう自律した人の姿勢でしょ(^^)。

人の力って凄いなぁ、と思った。
最初に座ったときは、バラバラだった人たち。
3時間後には、これほどにつながりあっている。

人って素晴らしい! ―そう思った。






この経過すべてが素晴らしいと思ったのです。

1,2時間講演し、全員が同じ土俵に立つことができる。
2,その後質疑応答によって、肉付けして深める。
3,そして20名くらいのグループでピアカウンセリングに入る。(このときに、私のカウンセリングを受けている方が複数名いると効果絶大)

この方式いいね!
愛情を与え合い、受け止め合い、相互に気づきと理解を深め合い、闘う仲間を得て、全員が力を得て、そしてまた日々の自分との闘いに向き合うことが出来る。

なんか、新たな方向性が見えた日でした。

皆様、ありがとう!





20090926asahi






「集団カウンセリングについて」その後




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貴重な体験に感謝です!

遅れましたが、土曜日は大変貴重な時間をありがとうございました!

座談会は家の都合で、やむなく中座させていただきましたが、これまでこのような話を一緒にできる人も周りにおらず、一人で先生のブログや著書、TA・親子関係の本などを元に、何か常に焦り、のんびりできる時間ができても逆に落ち着かない、またどこかさめた気持ちがあり何事も心から楽しめないこの生きづらさはどこから来るのか、どうすれば解放されるのか模索していたところでしたので、中尾先生から直接貴重なお話を聞くことができ、また実際に今自律に向けて闘われていらっしゃる方々のお話も聞け、自分の中にも「変わる」ことへの覚悟のようなものが芽生えてきました。

座談会でお会いした方々はそれぞれ具体的に大変な問題をかかえていらして、自分などのように、一見何も問題ないようにみえる人間が同席させて頂いていいものか、不安に思ったりもしていましたが、座談会前の立ち話も含め、このような悩みを共有できたことだけでも貴重な体験でした。

話を聞いて下さった方々、座談会に参加された皆様、本当にありがとうございました。

このブログを読んで最後まで居られなかったことがとても悔やまれますが、半面自分はどうなっていったんだろうと考えると、様々な思いがよぎり、正直なところ最後までいなくてよかったとホッとしている自分もいます。まだ抵抗勢力は健在のようです(^_^);

まだまだ自分の現状を整理できていないので、まずは、先生のアドバイスにもありました自分の過去の体験を振り返ることから自己分析を進めようと思います。なかなか記憶が蘇らなくて、てこずっていますが。

中尾先生を通して知り合えた仲間とまた会いたい!と思いつつ当分また一人で頑張るつもりですが、もし今後集団カウンセリングの機会があれば、そして私などでも参加していいのであればぜひ参加したいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

青の呪縛

昨日は長時間にわたりお話を聞かせていただけてありがとうございました。
以前から、著作を読んだりブログを読ませて頂いていましたが、今回生の声で中尾先生を感じることができてとても良い機会に恵まれたと思います。
僕は、講演と質疑応答で失礼したのですが、その後の集団カウンセリングの様子を読んで、今度は参加してみたいと思いました。

今回、参加してみて、講義の内容が自分にダイレクトにあてはまるものだったので、聞きながら胸がいっぱいになるほどでした。
実は、小中学生の頃から生きる気力がなく、ぼんやりと「死んでしまえばい」と感じていました。ある程度勉強ができたので、それだけを支えにしてきましたが、受験の時になって何をしていいのかわからず、結局父の言うままに大学に進学しました。
その大学では、とうとう父の進める法科大学院という進路の前で立ち止まってしまい、就職することも進学することも選べないまま3年ほどひきこもり状態になってしまいました。

今ではなんとか就職もして4年目になりますが、こんなに精神年齢が低いままの僕は、何をやっても過度に緊張してしまい、失敗ばかりが続いていました。頭の中には、何か失敗するイメージ、笑われるイメージばかりが浮かんでしまい、今でも不安でたまらなくなる時があります。そんな自分が、男として稀に見る失敗作のような気がしていました。

「感情という背骨が育っていないと、判断基準がなくなり思考ばかりが肥大する。感情を抑え込もうとするので、身の周りに青ばかりを置くようになる。」

そう言われた時の僕は、全身青ばかり身につけていて、「ああ、そういうことか!」と愕然としました。


今日、思い切って父親が勝手に買い揃えてきた家具を捨てました。
身の周りにあった青いインテリアを、泣く泣く捨てて見ました。自分が好きで買った青だけれど、こうしてみるとあまりにも多くの青に囲まれながら生活していたのだと驚きました。

そして、自分としても「実験」のつもりでやってみたのですが、カーテンの色を替えてみました。
自分がなぜか心引かれたのは、温かみのあるオレンジでした。「男のくせに、こんな色。」と結構勇気がいりましたが、そのカーテンを手に取ったとき、「この色でもいいんだ。」と、売り場で涙が出そうになりました。

まだ、何から始めたらいいのか、本当に自分が変われるのか分かりませんが、この自分自身への根本的な不信感の正体が少し見えた気がしました。
自分の中に敵がいる。それだけでも教えていただいた気がするので、これから少しずつICを育ててあげたいと思います。

 

分かり合える心地よさ

昨日は先生や皆さんにお会いすることが出来て、とても嬉しかったです。
「今は自分を保てなくなってしまうので無理」と言った者です^^;

多くを説明しなくても気持ちを分かり合える「同志」と過ごせた空間は、本当に心地よいものでした。否定されたり変な人と思われないというあの安心感は、いつ以来だったかなぁ。。。

昨日みんなから勇気をもらえたせいか、姉からのメールに返信するという形で(実はグループカウンセリング中に届いて、その内容に悲しい思いをしていたのでした)、自分の気持ちを半分ぐらい伝えることが出来ました。理解されないんじゃないかと怖れる気持ちは、不思議なくらい無かったです。親ではなく兄姉に気持ちをぶつけるというのは、自律への道としては反則的なのかも知れないけれど、言えて良かったなというのが今の気持ちです。

気持ちを伝えたい相手のもう一人であって最大の難関である兄へは、また時間をかけて、少しずつ気持ちと向き合って思いを伝えようと思います。

今度皆さんに会うときは、昨日より自律に近づいている自分を見せられたらいいなあ。みんな、お互いに、頑張りましょうね^^☆

 

素敵なパワー

昨日は本当に素晴らしい時間をありがとうございました。
先生にお会いしたい一心で、ご挨拶できれば幸せ♪と思いながら伺いましたが、
あんなに長時間、自律のモデルを見せていただいた。
「同志」がいた。
こんなに同じ目標に向かって自分と向き合っている人たちがいた。
一人じゃないんだ。
寂しくても、どこかで中尾先生を通じて手を繋いでいる。

すごいパワーでした!

ああ、こうやって息子達を抱き締めればいいんだ。
息子達はこんなにも真っ直ぐに一生懸命なんだ。

感性が研ぎ澄まされ、何もかもが感動でした。

今までしがみついていたハラスメント界との温度差がこんなにもあるとは!

またね、バイバイ!
いつまでも手を振っている。でも寂しくない。絶対また会えるから。

中尾先生、皆さん、会場を提供してくださった方々、
本当にありがとうございました。

 

貴重な体験をありがとうございました

昨日は思いがけず、
中尾先生や実際に相談されている方々、
今懸命に自分と向き合おうとされている方々の
お話を直接聞く事が出来、とても充実した時間を過ごさせて頂きました。

実は朝からいつもの頭痛がひどく、
二の足を踏んでいたのですが、主人に背中を押してもらい
参加することができました。(あれこそが、IPだったのですね。)

皆さんの温かい微笑み、言葉にしなくても分かり合える絆を感じ、
とても心地よい空間でした。

ただ、それでもわたしは、あの場でICの声のままに泣くことが出来ず、
帰宅後首が痛くてたまりませんでした。

今日、泣けるDVDで思い切り泣きました^^

また、ぜひ参加させてください。
ありがとう、本当にありがとう。。。


 

本当に素敵な時間でした

濃密で温かく、本当に素敵な時間でした。
終わったあとのあの満足感、充足感、そしてみんなから貰ったエネルギー、「よし、やるぞ!」という意欲に満ちてきます。

みんなありがとう!
くじけそうになったら、みんなを思い出すよ。
そうすれば前に進める。

駅までの時間、楽しかったね。
別れるのが残念だったよ。

またぜひ参加したいです。

 

かけがえのない時間

昨日は、たくさんお話をありがとうございました。
中尾先生に会いたい!
中尾先生の講習を聞いてまた一から確認をしたい!
と言う思いで昨日は行きました。
最後まで、あのような形でカウンセリングと言う場にいれて本当によかったです。
今思うと、そこには「命」が息吹いていました。
生きづらさやIPに苦しんでるのはみんな一緒でした。
本当に素敵なかけがえのない時間でした。
先生と皆さんと駅まで歩いた道は楽しかったです。
また参加したいです。
素敵な時間をありがとうございました。

 

集団カウンセリング

昨日は長い時間沢山のお話を聞かせていただき有難うございます。
中尾さんの言葉に耳が閉じ脳内で理解する事を拒否していた者ですw

小部屋に移り皆さんの話しなど聞きながら別に考えていた事は『自律するって実はとてもシンプルな事なのでは?』という事でした。

親に対するまたは身のうちから湧き上がる恐怖などこれを凌駕するのはとても大変だけどその他の事は 
自分を大事にする。
思考が邪魔している事は逆にやる。
したいと思ったことはああだこうだ言わずまずはアクションを起す。
自分を卑下しそうなときは逆にその気持ちを否定して声に出す 自分を励ます。

これの繰り返し。

そんな感じで次の段階を迎えられるのだろうなと感じました。
貴重な体験有難うございました。

 

IPの嫌がること

講演予告の記事が出ると、いつもなんとなく気になります。
何度か「行こうか」と思いましたが、結局なんだかんだで体が動かない。
今回は、実行できそうな気持がすごくしたのですが、当日の朝まで日曜日だと思い込んでいて、それでもせっかく朝のうちに勘違いに気がついたのに、結局行けませんでした。

「片道半日かかるのに」
「ぜんぜん知らない町なのに、大丈夫?」
「講演って、先生がいつも話されていることでしょ」
「ブログや本で読めばいいじゃないか」
「講演会が終わったあとは、何をするの?」
「いつも相談させてもらっているのに、遠くまで話を聴きにゆくなんて、おかしいんじゃないの?」
「もっと、近くの時でいいんじゃないの?」
・・・・
すごい波状攻撃に、結局、いつものように負けてしまいました。

今だって、「行かなかったのは自分のくせに、こんなコメント投稿するなんて」「こんな長文をコメント欄に投稿するな」と、ひっきりなしなので、コメントひとつが闘争のようです。

「・・・あぁ、やっぱりそうだったか・・・」
自分のことを歯がゆく思っていましたが、今朝の記事を読んで、IPが何を一番嫌って邪魔したがっているのかよくわかりました。

「現実の世界に出て行かせない」
これが、IPの最終防衛ラインではないかと思います。

中尾先生の言葉を電話で何度も聴いて、実際に訪問してもらって、このブログを読まれている他の方の気持ちに共感して。
だけどそれは、実際に体温のある人として会いに行ってしまうまでなら、IPは「それは幻だ」と言い張れる。
そして、ICが一番やりたがっていることが、外へ出て現実の世界を体験することで、それはすなわちIPの全てが嘘だったと確認することになるのだと。
だからこそ、これほど強く妨害されるのだと思いました。

これからも、何度も何度もIPに転ばされるだろうけれど、これからはそんな中でも自分の本当の思いを嗅ぎ分けて、自分の足で歩いてゆけると思えました。

これからは、IPの嫌がることをしてゆこう。

 
    
 
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