カウンセリングのご依頼について
私のカウンセリングは一度始まると2年~3年とフォローすることが多く、またそれぞれの内容は多岐にわたるため、一度に多くの方を受け付けることができません。しかし、昨年5月以降も依頼が増え続けて、9月末現在120名の方にお待ちいただいている状況です。目処も立たず、お待たせしておりますこと深くお詫び申し上げます。
それぞれ大きな問題を抱えていらっしゃいますが、今継続中の方でも電話がつながりにくい状況になっております。大変申し訳ありませんが、新規の受付は当面出来かねる状況です。
身一つしかありませんので、なんとか打開策はないものかと思いつつ日々追われていましたが、「集団カウンセリングの可能性」に書きましたとおり、「講演+懇談会」という形の中に一つの可能性があるのではないかと感じています。
集団カウンセリングとは言いましても、時間の関係上、個別の事情に深く立ち入るわけではありません。それでも、皆さん言われることですが、やはり実際に話を聞かれると気づきが深まりますし、そこでなされる質疑応答からも学びがとても多いのです。
まずはそれらの気づきを通して自分の立ち位置を探るところから始める。フォローは十分には出来ないと思いますが、ともかくスタートするということが大切ではないかと思っております。
また、来られる方はみな同じような苦しみを抱えていらっしゃる方々なので、あぁ自分一人じゃないんだとわかるだけでも大きな力になるでしょうし、親の立場、子の立場など自分と相対する立場の人の気持ちを聴くことも出来て見方が広がるでしょう。
■集団カウンセリングについて---------------------------------
というわけで、まだこれからどうするという具体的な計画があるわけではありませんが、一般的な講演ではなく、カウンセリング的集会が各地で出来ればなぁと思っております。イメージとして次のような感じでしょうか。もし、企画される方がいらっしゃればご参考にしていただければと思います。
1,講演 10:00-12:30(質疑応答30分含む)
2,ランチ 12:30-13:00
3,懇談会 13:00-17:00(集団カウンセリング)
4,人数 講演40~80人くらい→懇談会10~20人くらい
5,参加費 講演2000円、懇談会3000円(目安)
講演会のみ、あるいは懇談会のみもありという想定です。
1時間あまりの映画に1800円払うわけですから、上記の濃い時間を7時間通しで5000円でも得るものは大きいと思われます。
上記料金の中から、会場費なども出すことになりますが、できれば休日の学校や公民館、市民センターなどが利用できるとありがたいですね。
■個別カウンセリングについて---------------------------------
★カウンセリングの開始
1,昨年5月以降にメールをいただいている順にカウンセリングに入らせていただきます。
2,カウンセリングに入られる方に、こちらからご連絡申し上げます。
3,面談及び電話カウンセリングを主体に行います。メールによるやりとりは、カウンセリングに入って以降のフォローという位置づけにさせていただきます(実際、書く余裕がありません)。
4,尚、状況が変化されていると思いますので、ご連絡の際にカウンセリングをされるかどうかご意向を確認させていただきます。また、私のカウンセリングは下記のように進めますので、ご自身の趣旨に合致するかどうかあらかじめご確認ください。
★★カウンセリングの進め方
1,自分の置かれている全体像をはっきりと知ることが、問題解決の始点になります。そのため、面談で自分の半生(親とその親の関係、親と自分の関係などの生育歴)をお話しいただき、自分がどのように世代間連鎖を背負っているのかを知ることがスタートになります。
2,その後、自分を支配しているIP(インナーペアレンツ)を払拭し、心のコップに溜まっている感情(IC:インナーチャイルド)をはき出して行くこと、最終的には自分の人生脚本を白紙に戻すことがゴールとなります。そこからは、いかようにも人生を歩むことが出来るわけです。
3,そのゴールに向かっていく間をフォローしていくことがカウンセリングとなります。
★★★地方訪問のとき
1,各県にお伺いする場合、その県にお住まいの方数軒を回らせていただくことがあります。その際に、上記順番にかかわらずお声がけさせていただく場合がありますので、カウンセリングを依頼されている方で、住所をご連絡いただいていない方は、お手数ですがご連絡いただければ幸いです。
■ブログについて-------------------------------------------
当ブログを読まれて、自分の棚卸しをされ生き方が変わった方もいらっしゃいます。IPとの闘い方やICの出し方など参考になる部分がたくさんあると思いますし、これからもそのような情報を掲載していく予定です。
と申しますのも、セルフカウンセリングできるよう、そのガイド役としてこのブログを位置づけているからです。理論+事例(掲載許可を得たもの)で、わかりやすいように掲載して参りますので、是非過去記事も含めて何度もお読みいただければと思います。
尚、私の体験をただ率直に書いているだけですので、このブログに書いてあることにとらわれる必要はありません。そのような事例もあったということでお読みください。
また、当ブログの記事が頭に入ってこない、理解できないという方もいらっしゃいます。そういう場合、IPが理解することを邪魔していることが多いようです。子を持つお母さんの中には、自分が「親の子」の立場で読むと入ってくるが、「子の親」の立場で読むと途端に頭が理解しなくなると言う方もいらっしゃいました。まずは自分が子どもに戻ったつもりで読んでみられるとよいかも知れません(現代は、IPの強い方がとても多いので、“自分”を責める必要はありません。“責める”のはIPの得意技ですから、それはやめましょうね)。
また、これは配偶者(妻、夫)に当てはまると思って読んでいたけれど、実際カウンセリングを受けてみると果たして自分のことだったと愕然とされる方もいらっしゃいます。まるで正反対の家系のように見えても連鎖の本質は同じです。「夫婦は鏡」という思いで、まず自分のこととして読まれることをおすすめします。
<余談ですが…、ある人が「あきらめの壁をぶち破った人々」(日本経済新聞社)を彼の上司に読んでもらったそうです(組織改革ですからね)。その上司はパワハラの部分で読むのをやめたそうです。その上司はパワハラ上司でした。わかりやすい反応ですね(^^;)。―私の書くものは「リトマス試験紙的要素がある」と言われたことがありました>
■ご請求について-------------------------------------
月末にその月分をまとめてメールにてご請求させていただいておりますが、カウンセリングその他と重なってご請求が遅れたり、ご請求漏れがあったりしました。そのフォローも出来ないままにカウンセリングに追われてしまい、ご心労をおかけしてしまっていると思います。大変申し訳ありませんでした。
そこで、10月度より同じく家族相談士の資格を持つ妻(真智子)が請求事務を担当いたしますのでよろしくお願いいたします。
以上、何卒よろしくお願い申し上げます。
【その後の展開】
★2011年4月に新規受付を再開しました。2010年から集団カウンセリングはしておりません。また、真智子も相談者が増えており、請求事務はそれぞれの担当者が行っております。
・中尾相談室の今後の方針【2010/06/12】
・中尾相談室―新規受付けいたします【2011/04/04】