Let,s Try 虎井まさ衛リーディング-(8)補助霊
★補助霊-------------------------------------------------
現在私には69人の守護霊がついており、内訳は主護霊、支配霊、そして指導霊が19名、残る48名が補助霊だそうです。補助霊とは応援団。指導霊の皆様の“会議”に加わることはありませんが、私の人生を力一杯応援してくれている方々です。先に例を挙げましたが、サッカーで言う「12人目の選手」ですね。
一般には、男性の場合は父方のご先祖がつき、女性の場合は母方のご先祖がつくそうです。私の場合は48名中36名がご先祖様だということです。
妻と結婚して間もなく、「除籍謄本」を取り寄せて4代前(1800年代)ほどまでさかのぼる系図を書いたことがありました。妻が自分のルーツを知りたいと動き始めたのがきっかけで、私の分も調べてもらったのです。4代前以上は「宗門人別帳」を訪ねることになりますが、そこまではしませんでした。
その自分で作った家系図を持って行ったのです。
すると、虎井さんは、その系図に書かれている一人一人に指を当てて行かれました。ピッピッと指をずらして行かれ、ある人のところでくるっと○印をつけられ…全員の指当てが終わったときに3人の方のところに○印がありました(このとき、虎井さんの中で守護霊さんとの通信が行われていたんですね)。
さて、私の場合、最も近い祖先では、父の曾祖父、父の母方の曾祖父、そして母の母方の曾祖父がおられました。普通は男性は父方のご先祖がつくことが多いため、これも珍しいと言われました。(なんだか、私の守護霊団は、主護霊から補助霊の方々に至るまで多様です)
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そのお三方の中で、何か伝えたいことがある方のお話を聴きたいと希望を出しますと、父の曾祖父(豊吉さん)からお言葉をいただきました。
『今のままでは無理があるのではないかと心配だ。
身体をもう少しいとうがよいぞ。
風邪に気をつけなさい。とても熱が上がることがあるかも知れない。
でも、私は誇りに思っているよ』
嬉しかったです!
いやこれは本当に嬉しかったですね。
体を気遣ってくれる暖かさ、いたわってくれる優しさ―あぁ、このような言葉がけはほんとに有り難いんだなぁと、感じました。わざわざ、気遣いの言葉を言うために出てきてくれたのです。体全体にありがたさが広がる感じです。
そして、『私は誇りに思っているよ』―幸せでした!
よく映画やドラマで聞く言葉ですが、生まれて初めて言われた言葉です。こんなにも、幸せになれる言葉なんだ―そう、実感しました。とても支えになる言葉で、勇気百倍!になる言葉なんだな、と実感しました。ありがたとうございます。また、このように見守ってもらえていることを知るのも大切だと感じました。
それにしても…かけられて初めてわかりますね…。そういえば、こんなに優しくされたことあったかなぁ、と。こんなに誇らしい思いになったことあったかなぁ、と。どんな人も、親から優しくされたいし、誇りに思われたいのです…。ありがとうございます。
(追記―尚、このリーディングは8月と9月に行われたものです。つまり、私がインフルエンザの記事を書くずっと前です。念のため)
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残る33名のご先祖の中で、何か伝えたいことがある方お願いしますと聴くと、お一人いらっしゃいました。鎌倉時代の大阪の武士の方で中○(?)仁左衛門という方。
『悔いのないように生きること。
お前の生き方は多くの者が見ている。
心配もあるが期待の方が大きい。
いろいろあろう。
しかしすべては、大きな流れで決められている細かいこと。
目標を違えることなく、まだまだ先は長いが進むとよい』
『悔いなく生きる』―力強いエールをいただき、背中を押してもらった気がしました。何しろ、鎌倉武士からのお言葉です。
また、『お前の生き方は多くの者が見ている』―恥ずかしいことは出来ないな、と思いました。「天が見ている」―本当にそうなんだ、と思いました。
足下をすくわれないように、周囲がどう変化しようとも常に自分を見つめて進んでいきたいと思います。
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ご先祖様以外で、わざわざ私の応援団についてくださっているありがたい補助霊の方の中で、何か伝えたいことがある方お願いしますと聴くと、お一人いらっしゃいました。アフリカの奴隷の方で、オットーという名の方でした。
虎井さんは意味がわかりかねるようで、自動書記されたものを「そのまま読み上げますね」と言って読まれました。それが次のお言葉です。
『お前の中にある愛と憎しみの量は、とてもよい具合になってきた。
この先はもっと愛を増やすように。
私は苦難の人生だったから人を見る目が厳しいが、
それでもよくやっていると思う』
身が引き締まりました。
そりゃ、虎井さんにはよくわからなかったでしょうね。私にはよくわかりました。あちらでは「愛と憎しみの量」もわかるのだ、と思いました。表面を取り繕ってもどうしようもありませんね。
そして、そのような辛い一生を送られた方が私を見ていると思うと、背筋が伸びる思いがすると同時に、そのような方が見守ってくれていることに心から感謝しました。また、「それでもよくやっていると思う」―この言葉を心から嬉しく思いました。人から認めてもらうというのは、本当にありがたいですね。改めて、そう思います。
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もう、なんだかね、ただ有り難いのです。
近いご先祖の温かい目、
遠いご先祖のポリシーがぶれない目、
第三者としての厳しい目、
そのすべての目が、私の人生を応援するために見守ってくれているのです。自分の人生がこんなにも多くの人に見守っていただいているなんて。
ただ一度しかないこの人生を、
「今このとき」を、
あだやおろそかには出来ないと思ってしまうのです。
と言ってもあくせくするのではなく、気持ちのままに生きること。
思いを解放し、思いを言葉や行動に変えて存分にこの短い人生を生ききること。それが見守る人々の願いでしょう。私も子供たちに、自分の個性を心ゆく発揮したのびのびした人生を送ってほしいと、心から願っていますから…。
ふと、カウンセラーというのは、補助霊のような役割だなぁと感じました。ICを救うというぶれない目を持ち、時に温かく、時に厳しく、常に応援する姿勢で相談者を見守り続ける…時に立ち止まり、時に逡巡しても、すべては本人の決断を待ち続ける。まさに、現世的補助霊の役割(人生の応援団)がカウンセラーなんだなぁと思いました。
皆さんお一人お一人も、こんなに多くの人に見守ってもらっているのです。たとえ現世でどのような境遇にあろうとも、
あなたは一人ではありません。
ありがとうございます。
【平原綾香 「Jupiter」】
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